水爆落下と言っても、1961年であり、52年も前の話である。
広島に投下された水爆の260倍の威力のある水爆を積んでいた米空軍爆撃機B52の機体がバラバラになったために、落下したというものである。
幸い、2発のうち1発はパラシュートで落ちたため問題なく、もう一つが4つある安全装置のうち3つまでが解除されていたというのである。
もし爆発していれば、首都ワシントンやニューヨークに「死の灰」が降っていたという。
なぜこんなことを書くかと言うと、福島原発は、何重もの安全対策がとられているといいながら、その効果を示さなかったからである。
もし5号機?のように、ジーゼル発電で格納容器を空冷していたならば、全電源が消失していても、1~3号機のような爆発は起きなかったのであり、それすらできて居なくて、関係者が法律的に裁かれないというのも今後への影響を考えると、好ましいことではない。