ナジャハウス スタッフブログ

フラメンコ衣装制作・レンタルの「ナジャハウス」のスタッフブログです。

najanaja新作衣装ダンサーとコラボ(後編)

2021年02月01日 | コーディネートについて

立川です。

2月になってアトリエの庭にも梅の花や沈丁花が咲き始めました。

春はもうそこまで来ていますね。

ナジャハウスは今年で36周年となります。

本当によく続いたなぁ!と感慨深いものがありますねぇ。

そして私ごとですが、本日一人息子が巣立ちをするため

家を出ました。自立の第一歩ですから親としては

寂しいけれど笑顔で見送ってあげたいな。(ちょっと泣き顔)

それではあふれそうな涙と複雑な気持ちを抑えつつ

najanaja新作発表のための、ダンサーとコラボ撮影会の

後半をお届けします。

今回のテーマである

「暗い空気を吹き飛ばすような明るくパンチのあるフラメンカな衣装」

を着てくださる明るくて、元気のある美しいダンサーさんの紹介です。

永井祐里さん

彼女は大学時代に競技ダンス部に所属していて各種の大会に出場していました。

就職してからはあこがれのスペインと大好きなダンスがマッチしてフラメンコに

惹きこまれていきました。

森美雪氏、西川千鶴氏、森山みえ氏に師事してグラナダにも

短期留学でJavier Martos氏に師事されたそうです。

現在は東京都府中市を拠点とするフラメンコボランティアグループ

「そんりっさ」を立ち上げいろんなイベントを企画したり参加したり活動中です。

あちこちのライブにも定期的に出演され、これからますます活躍を

期待されるダンサーさんです。

 

次はデザイナーの山ちゃんです。

衣装への想い

満開に咲き乱れた薔薇達に囲まれて、ベンチに座り、

香りと色彩にうっとりしながらデザインを考え始めました。

そして自分を強烈に惹きつけるジプシーの纏う色彩豊かな民族衣装や、

大自然の風景のイメージが混じり合い、作品が出来上がりました。

かっこよく聴こえたと思いますが笑。実は、この作品になる前に

水玉の生地の色選びに一度失敗してしまい、大幅にデザイン変更をしたのです。

でもその失敗が幸運でした。考える時間が一晩しかなくて、

一瞬さぁどうする?って思ったけど、ありのままの自分でいいのだと開き直り、

流れるようにイメージとインスピレーションが湧いてきました。

日常で感じている事、見ているもの、感動するものをそのまま出したのです。

時間があり過ぎると、余計な事も考えてしまい、それが本当に自分のやりたい事だったのか?

と形が出来た物を見て疑問に思うことがあります。

だからある意味即興で絵を描くように作れたのは自分にとって

自然体の作品作りのスタイルとなりました。

とても感覚が通じ易いなと思えたモデルの祐里さんに着て頂けて本当に幸せでした。

 

       1点もの衣装¥110,000 シージョ¥5,500(税込)

 

 

次の作品は今年のレンタル衣装にも決定しているもので山ちゃんと

立川の共同で作り上げたものです。

少し厚みのある花柄の生地でスパニッシュな匂いぷんぷんの

ジャケットとハイウエストスカートのセットです。

マニッシュなのに女性らしくダンサーの祐里さんにも

よくお似合いです!

帽子との相性がよくガロティンはお勧めです。

 

レンタル衣装 スカート¥19,800 

       ジャケット¥13,200(セット価格¥11,000)(税込)

色違いもございます。

 

今回もnajanaja企画は遊び心たっぷりの撮影会でした。

今は自粛期間でどこも小さな活動しかできません。それでも私たちは

希望を持っていつか皆さんにナジャハウスの衣装を

着てもらえる日を待ち望んでいます。

今回も頑張ってYouTubeにアップしてみました。

静止画だけでは伝えられない衣装の魅力が出せるのは

制作者にとっても喜びです。

ではまた次回!立川でした!

コメント
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