小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第445回小麦句会結果発表

2021年01月24日 09時26分40秒 | 15日句会

おはようございます。
アダー女さん、はじめまして。どうぞ楽しんでください。
皆で集まっての句会が出来なくなってまもなく一年。句会が待ち遠しいです。オンライン句会用のシステムなど、さまざまな方法で句会ができるようになってきて、遠く離れている人とも句会ができるのは嬉しい限りです。こういうシステムを使いこなせるようにならなくてはと思うこの頃です。

兼題:間
面取れば母子の間合ひ初稽古  幹夫

すき焼きの肉を取る間を計りけり  泉
◯(アネモネ)ありますあります。「計りけり」がいいですね。
○(餡子)幼い頃の我が家の景。すき焼きはごちそうでした。

虎落笛の間に爪を研いでいる  楊子
〇(宙虫)ちょっと不気味な句だが、閉塞感が伝わる。
○(仙翁)爪を研いでいるのが面白いですね。

バードバス氷り土鳩の間抜け面  アダー女
◯(道人)俳諧味とペーソスの綯い交ぜになった句。温めてあげたい。

新雪も避けぬ間抜けよ持つ剪紙  吾郎

巣ごもりの眉間に著し寒四郎  瞳人  

目と目との間(あい)ほのぼのと福笑ひ  アネモネ
〇(珠子)眉間の幅で表情は驚くほど変わりますが、これは離れているのでしょう。「ほのぼの」から伝わる場のあたたかさ。来年はこういうことのできる月になりますよう。
○(餡子)お正月の家の中の遊びと言えば、双六と福笑いが双璧でしょうか?ゲームなど無い時代。楽しかったですね。ほのぼのが言い得て妙。
〇(めたもん)「目と目との間」は直接的には「福笑ひ」の顔だが、取り囲んでい人の顔も浮かぶ。穏やかな笑い声が聞こえてきます。
◯ (アゼリア) おかめの顔を思い浮かべほのぼのとした気分になりました。
〇 (多実生) とんでもないアンバランスの面白さに笑えます。
〇(まきえっと)ほのぼのとしますね。懐かしいです。

間の持てぬ夫婦の家居玉子酒  餡子
◎(アネモネ)ほんとそうですよね。
〇(藤三彩)夫婦別々の部屋を持つゆとりが必要ですね
◎(卯平)実感のこもった句。何時も二人だけでいるとそうなる。玉子酒でも呑むか。

間食に蜜柑一房もらひけり  卯平
◎(ちせい)淡々と正しい事実が上手く詠めて居ると思いました。

間男のささやき閻魔堂冷雨  宙虫
○(アダー女)兼題の「間」で間男ときたか。閻魔様に叱られそうなのになぜかそのささやきは下五の冷雨とぴたり。閻魔も黙ってみているしかない。江戸時代からある言葉というが今も普通に使われているの?「間女」も存在するわけだ。

何時の間に殖ゆる有為留巣寒最中  敏

一炊の夢覚ましたる隙間風  仙翁
〇(珠子)儚い夢さえも覚ましてしまう隙間風。新年らしい上品な仕立て。
○(敏)盧生が邯鄲で見ていたような素晴しい夢が、僅かな隙間風によって破られしまった、という句意なのでしょう。

冬晴の鈍間な虫のなぞる部屋  あちゃこ

難問は簡単な問い冬銀河  ルカ
〇(藤三彩)例えばポアンカレ予想の問いを解ければ、あっちの八次元に失踪してしまう。
○(あちゃこ)謎掛けのような不思議な感覚を覚え、深みにはまりそう。
〇(ちせい)含蓄のある解答が求められていたのかもしれません。

村丸くカーブミラーに雪晴間  めたもん
◎(楊子)小さな村里にあるそれなりの幸せが垣間見える。カーブミラーが効果的です。
〇(宙虫)丸くなる村と白い世界と青空、そして光の一瞬がいい。
◎(餡子)テレビの大雪の様子に、皮膚感覚としては、捉えられないですが、大変さは伝わります。やっと、雪がやんでの一瞬の雪景色の美しさ。カーブミラに映る深閑とした静寂が良いですね。
◎(吾郎)ほっとする景色。雪もなんだかあったかい。村丸く~が絶品!
◎(まきえっと)「村丸く」がいいですね。温かさを感じます。

海峡凍つ間宮林蔵間者説  アゼリア
○(卯平)と言う話は本当か?本州から凍てつく海を隔てた北海道を眺めてふと思う詠み手の気持ちに同感。
○(泉)その様な説もあるらしい。しかし、偉人である事は間違いない。

御仏へ透ける間仕切り春を待つ  珠子
〇(楊子)どんなところにも間仕切りのある状況になりました。寺の本堂にもあるという描写ですが季語でちょっとほっとします。
○(吾郎)透ける間仕切りは、2020年の言葉として記憶されそう。
〇(めたもん)、仏との空間的な距離感を表す「透ける間仕切り」。季語「春を待つ」により時間的・人間的な意味も付与されていて良いと思います。
○(あちゃこ)間仕切が効いています。
◎(メイ)御仏との「透ける間仕切り」のある生活空間全体に、春を待つ空気が満ちているよう。

隙間風じわりじわりと攻めて来る  多実生
○(泉)「じわりじわり」という表現が有効です。
〇(春生)隙間風の寒さが伝わってきます。  

寒桜居間にぎやかなゆふべなり  メイ
〇(春生)懐かしい日本の風景です。

知らぬ間に風呂の給湯器猫の場所  藤三彩
〇 (多実生) 寒い朝、斜め前の家の給湯器上に猫を頻繁に見掛けます。

永遠と久遠の間冬銀河  道人
○(幹夫)永遠と久遠かあ。。。冬銀河が心地よき響きで詠まれており共感です。
◎(珠子)似たような言葉をうまく使っています。永遠と久遠の間にあるのが銀河とはなんと壮大。
◎ (アゼリア) 永遠と久遠の間には大きな隔たりがあるんですね。終わりがないというのも時に怖いですよね。
○(あちゃこ)悩みつついただきました。

木々の間を吐息のごとく冬の蝶  春生
◯(アネモネ)吐息のごとくが上手い。
○(幹夫)冬の蝶の弱々しく飛ぶ景が佳く詠まれています。
◎(アダー女)凍蝶ではなく冬の蝶だからヨロヨロながら枯れ木などの間を力なく飛んでいる。吐息のごとくが実にぴったりとくる上手い表現で情景が見えるだけでなく、自分が冬の蝶になって吐息をつきながら木々の間を彷徨っている感覚になる。
○(仙翁)冬の蝶、吐息がいいですね。
○(敏)冬枯れの林間を行く蝶の姿を「吐息のごとく」と形容したところに共感。
○(メイ)夢のような光景ですが、リアリティも感じました。

焼き餅の膨らみを待ち間を持たす  まきえっと
○(卯平)対峙しているのは彼と彼女。別れ話が拗れたか。二人で無言で焼き餅の膨らみを見詰めている。しかし、二人は別れないだろう、焼き餅を食する仲であれば。  
○(吾郎)このあったかい時間は、今や貴重。STAY HOME IN PEACE !

水鳥や二人同時に間投詞  ちせい
◎(泉)「間投詞」という表現が見事です。
(選外)(道人)「間投詞」が句になるとは吃驚。

テーマ:寒い
おはようの睫毛に六角形の雪  めたもん
〇(瞳人)そういう雪ばかりだといいのですけど
◎(幹夫)みちのくの朝の寒さがリズム佳く詠まれており大いに共感です。
〇(珠子)雪の結晶を置くところが「おはよう」という子(?)の睫毛というのがステキ。あっと言う間に消えてしまう雪の結晶がいい雰囲気を作っていす。
○(卯平)このような体験はない。よくテレビでは観るが。詠み手は対象者の良き人。対象者へのほのかな愛情を感じる。
○(泉)「睫毛に雪」とは、本当に寒そうです。
◯ (アゼリア) 美少女の長い睫毛に雪が降るー絵に描いたようです。
◯(ルカ)まつげの雪をこんな風に詠むのは新鮮。

底冷えの夜の宅風呂は草津の湯  アダー女
〇(瞳人)この寒さ、全身に染みとおってきます
○(幹夫)すなわちバスクリンバスクリン♪みどりのお風呂ですね!
○(吾郎)そこから1日がそっと始まる。
〇(めたもん)硬く短い「かた」という音は突然の幻聴のようでもあります。音と余韻が無人であろう厨の「底冷え」を的確に伝えます。
△(卯平)最初選であったが外した句。理由は上五の「の」。この「の」で説明的になってはいないか。

コピー&ペースト背筋から冷える  珠子
〇(楊子)よくするパソコンの方法ですが、考えてみると冷ややかな作業です。
〇(宙虫)パソコンに向かって延々と繰り返すコピペ。ふっとこんなこと繰り返してる自分に気づいて・・・。経験あり。
◯(道人)夜遅くまでパソコン作業とはお疲れ様。テレワークであれば尚更。
○(メイ)コピペも俳句になると思うと、楽しい。

使い捨てマスクのゴムのややきつめ  まきえっと
◯(アネモネ)よーくわかります。
〇(ちせい)効果はあるのかもしれませんが・・

移り住む街の露地裏寒昴  道人
〇 (多実生) 夜空の星は街の灯の少ない路地裏は最適です。

一天を裂く救難機寒波くる  あちゃこ

寒星や漢同士の黙の笑み  卯平
◯(ルカ)季語が効いてます。

君にまで潜むコロナや隙間風  敏
〇(春生)コロナの怖さが出ました。 

四方沈み誰が住む姿見ず霜夜  吾郎
◎(宙虫)回文ならではのリズムで、緊急事態宣言の夜の町を見せてくれる。
◎(道人)残照が消えたあとの漆黒の闇と人影のない無機質な街。回文とは思えぬ名回文句。
○(泉)詩的な回文だと思います。
○(仙翁)何となく不気味で面白い回文ですね。
〇(まきえっと)「四方沈む」から寒さが伝わってきます。

終末時計残り僅かの寒さかな  アゼリア
◯(道人)2020年の終末時計は残り百秒とか。凍りつく寒さ。

初場所や令和の丑に押し出され  瞳人   
〇(藤三彩)横綱がなく、負け越す大関、カド番大関。株のBULLは強いのにねー。

身の芯を貫く真夜の寒九の水  餡子
◎ (多実生) 寒九の水を深夜、身の芯を貫くの表現が見事。

吹雪く中立ち往生の荷いろいろ  メイ
○(餡子)先日の2000台に及ぶ立ち往生の車の列。どんなにか不安だったでしょう。運転手さんの機転で、食品を提供したトラックもありました。近隣ラーメン屋で、無料の提供もあったとか。心がほっこりするニュースも多く、人情にほろり。

石畳犬が寒いねと言ふ如し  ちせい
○(アダー女)冬の石畳、お~寒!プードルみたいな脚の細い犬が脚をガタガタさせながら「寒いっすね。早く散歩やめて帰りたいっすね。」と確かに言っいる。
○(泉)犬が寒いのでは、本当に寒いのでしょう。

大寒の富士どつしりと朝日浴ぶ  春生
○(あちゃこ)鮮やかに景が浮かび爽やかなり。
〇(楊子)新年の冠雪の富士とみました。やはり朝日がふさわしい。

寒風や松の林のトタン屋根  仙翁
○(メイ)繰り返す「の」が、寒風をトタン屋根に吹き上げてくる光景を思いました。
◯(ルカ)情景が浮かびます。

底冷えの厨重箱かたと鳴る  楊子
○(アダー女)昔の民家の台所。元旦の準備万端。皆が寝静まった頃、隙間風でか誰かさんのお味見か、はたまたネズミの仕業か?
○(メイ)「かたと鳴る」音を想像すると、ものすごく寒そう。
◎(ルカ)底冷えの寒さが伝わってきます。

冬籠折れ線グラフみておりぬ  ルカ
◎(瞳人)ほかにすることなし、という今の状況、何とかならないでしょうか
◯(道人)どのチャンネルも感染者右肩上りのグラフばかり。コロナ巣ごもりの寒さ。
○(敏)コロナ禍の stay homeにあって、現宰相の支持率・不支持率の変化に一喜憂しているのでしょう。
(選外)(藤三彩)株の個人トレーダーか毎日の感染者数を追っているのか?

凍滝の動かぬ落差皮裏さする  藤三彩 
〇(珠子)「皮裏」は心の中という意味も持つと広辞苑。取り合わせがすごい。   

風花の街があるから切るシャッター  宙虫
〇(ちせい)理由付けが力強いかと。

麻痺の手が悴みリハビリ開始かな  泉
〇(藤三彩)お大事に。投句や清記の筆を見るとお歳や体調の様子がわかります。
◎(春生)大変ですが恢復の日を思い頑張らなくてはなりませんね。エールを送ります。

野良猫の寒夜の影に細く泣く  幹夫
○(仙翁)野良猫には、寒い冬ですね。
(選外)(道人)「細く泣く」の擬人化が寂し過ぎる。

理科室の窓に張りつく雪の華  アネモネ
◯(道人)理科室が効いている。
○(敏)硝子窓にとりついた雪の結晶がありありと見えてきました。
◎(あちゃこ)設定が雪の華にぴったりです。故郷では、雪の結晶が毎朝張り付いていました。
〇(まきえっと)試験管やフラスコが目に浮かびました。

老体の敵は寒気とコロナの禍  多実生

雑詠
外は雪万年筆の太き胴  まきえっと
〇(楊子)書き物をする手元と窓の雪の景色が静かに伝わります。
○(卯平)懐かしい昔のモンブランだ。モンブランの万年筆には雪のような模様があったと思うが。。。。
(選外)(道人)何気ない景でありながら気になる句。

客なくもラデツキ堂々年始  瞳人

空海のカッカラ穴を掘るうさぎ  宙虫
◎(めたもん)カッカラは錫杖と知りました。「天才と凡兎」「知と情」「剛と柔」「過去と現在」。この対比を「カッカラ」と「穴」が繋ぎ、愉快で深い。

ひめつばき散らふ境内十重二重  道人 

結び昆布いつか大人の顔をして  メイ
◯(アネモネ)「いつか大人の顔をして」に得心。
〇(めたもん)良さをうまく言えないのですが「あっ、これ分かります」という感じです。感覚的にさらりと詠んでいてしっくりきます。

風花や消えては浮かぶ初志の色  あちゃこ
○(アダー女)風花の色ってどんな色だろう。山を越えてやってくる雪の雪片はチラチラキラキラと美しくも儚い。浅葱色とも藤鼠色とも言われわびさびの世界のような。やんではまた花びらのようにちらつく風花を静かに美しく詠んでいる。風情も降り方もその色合いも初志貫徹。
〇(めたもん)「初志の色」という表現に惹かれます。季語「風花」との響き合いが良いですね。
◯ (アゼリア) 初志とは違った日常ーでもこれはこれでいいかななんて思い過ごしています。共感の句です。

枯芝や天上にぽつりぽつり星  敏
◎(仙翁)ぽつりぽつり星、面白いですね。
〇(ちせい)作者には枯芝の方が印象的だったのかもしれません。
〇(春生)冬空の様子が出ました。 

くさめして須臾の間背中のふち軋む  ちせい

虎落笛のビブラートするビルの街  楊子
〇 (多実生) 虎落笛の主原因は電線の様な気がしますが、ビルの街のビブラートは何なんでしょうか? 想像は膨らみます。

暫くは事を起こすなと初神籤  餡子

ペダル漕ぐペダルを止める初筑波  珠子
○(幹夫)GoToトラベルというアクセルと緊急事態宣言というブレーキを同時に踏むとは、コロナ禍の迷走ですね。
〇(宙虫)この冬は自転車を漕いで運動した人も多かったのでは?漕いだり止まったり、ずっと筑波山が見えている景色、想像する。
○(吾郎)青空に向かって、いざ筑波。

集まつて鏡開きの父の家  アネモネ
〇(春生)賑やかな温かい家庭の雰囲気が出ました。  

女正月始末の料理ふたつみつ  ルカ
○(餡子)なるほどなるほど。おせちを何に変化させたのでしょうか? 

湘南の鈍色の海冬カモメ  アダー女
◯ (アゼリア) 真冬の湘南は訪れたことがありませんがこんな感じなのでしょうね。

食積やカネで買えない母の味  泉

こんばんは上がり框に葱の束  アゼリア
〇(瞳人)おお、さっそく、根深汁ですね、大治郎どの
〇(珠子)私の日常にもあるある俳句は嬉しく楽しい。
○(吾郎)今夜は葱鮪かスキヤキか。
○(仙翁)田舎ではよくありますね。
〇 (多実生) 近所の農家さんとの良い関係が見えます。
〇(まきえっと)すき焼きですかね?葱が交流を作っていますね。
(選外)(メイ)上がり框という空間に、こんばんはと置かれた葱の束。贅沢な空間と人間関係に思えます。

寝化粧の白きうなじや夕霧忌  卯平
◯(アネモネ)ちょっと甘いかなと思いつつ。
〇(藤三彩)夕霧太夫、近松門左衛門の浄瑠璃も知らなんだ
◎(敏)なんと色っぽい作品でしょう。浮世絵の上品を眼前にしている気分になりした。

冬日背に目は読み物のわが至福  多実生
○(アダー女)冬の暖かい日の太陽の温もりは寒さの中で神の恵みのようにありがたい。私も冬晴れの日はガラス戸に背中を預けの読書に幸福感いっぱいになる。しばらくするとコックリコックリが始まってしまうのが困りものだが。
〇(ちせい)冬日と読みものの結合がいいと思いました。目は冬日と文字を見ている。

二歳児とお玉に掬う朝の雪  めたもん
〇(瞳人)そういうママゴトって、ありますねえ
○(幹夫)感動と可愛さ、喜びが伝わってきます。
〇(楊子)お玉がいいです。幸せな景色でしょう。
○(メイ)二歳児を中心にした世界の、美しく平和な雪の朝のひとコマに安らぎを感じます。
◯(ルカ)微笑ましいです、

日常を装ひ歩く野良の冬  仙翁
○(卯平)野良は詠み手だろう。詠み手を野良と表する句は珍しくはない。しかし、心情句としてはこの句は成功しているのでは。

薄氷に固まるめだか赤み増す  藤三彩
〇(宙虫)そうなのか!!

風花が巻き過ぐ隙間我那覇坂  吾郎
○(あちゃこ)坂は沖縄にあるのですか?見事な回文。
〇(まきえっと)風花が巻くって素敵です。

マフラーに失意のこころ隠しけり  春生
◯ (アゼリア) 身に覚えがあります。俯いて歩きました。

薺打つ母は真白の割烹着  幹夫
◎(藤三彩)七草やお粥さんをつくられる母上はよか女人。料理研究家の「ばぁば」こと鈴木登紀子氏は昨晩年に亡くなられました。
○(餡子)我が家は、七草粥は今年は作りませんでした。俎をトントンと叩いて何やらお経のような呪文を言っていた亡母の姿が浮かんできました。今真っ白割烹着はタンスの底に・・・。
◯(ルカ)懐かしい景。

☆☆次回をお楽しみに。



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1 コメント

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ご苦労様でした ()
2021-01-25 11:36:29
まきえっとさん、句会当番のお役目ご苦労様でした。今後とも、よろしくお願いいたします。

広島は最近、暖かい日が続いています。いよいよ春が近い、と実感しています。新型コロナの感染は、春が来れば下火になることでしょう。しかし、ゼロにはならないから、オリンピック開催は微妙ですね。田舎の老人に取っては、関係のないことですが・・・?
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