小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第542回小麦句会投句一覧(2/7選句締切)

2025年02月02日 00時26分35秒 | 1日句会


皆さんの2025年、最初の一ヶ月はいかがでしたか?
当方昨年末年始は家族のインフルエンザや身内の葬儀関係、少し疲れが出ていて、夕方には67.5度・・・・。
いまは体温落ち着いてますが・・・。
全くもって最悪のスタートでした。
二月もひきずりそう。

では、そんな愚痴は気にせずに皆さんは選句を・・・・。

投句一覧

汚れなき冬青空の乗る地球    
落第を唸る寝汗やこの時分  
少年たちの残影駆ける村みぞれ
一瞥し寒猿の過ぐ道の駅    
鼈(すっぽん)の居るはず鍋にしたなんて
冬暁や紙の新聞なくなる日 
二ン月のがらんとトラックターミナル 
本流へはしる水音笹子鳴く  
竹藪のざわだつ宿場寒念仏  
湧水の音切れぎれに初音かな
冴返る琵琶の音沁みる地震の疵 
深淵のせせらぎに冬の木洩れ日   
寒晴やトラックで聞く子の進路   
冬暖かトラック野郎の大盛り飯   
枯野原上下水道埋められて    
大寒の裏切り山は子を宿し   
地を走る野風山風春よ来い   
二ン月の空をくすぐるヘリの音 
大寒の三度目読了「点と線」  
さり気なきハンドル捌き春動く
覗き込む谷に石蹴り枯尾花  
山ノ湯やトラック野郎の息白し
冬山の断崖路線バスの旅   
山越えて来る宅配便冬温し  
マスターの黙は寒中消へゆけり
匿名でゐたき故郷の枯野原 
配送のおとこは猫背冬残照 
竹山の向こう竹山日差し伸ぶ
車中泊車窓を叩く雪女   
下水管の腐食が進む寒い街 
春よ来いカーブの先もな〜んにも無い 
開館は十時春きゃべつ目指す  
寒林を抜けて大きな星と会ふ  
賞味期限切れた納豆冬の朝   
立春の薄暮を纏う釣堀場   
老骨の猛き眼差し国凍つる  
水仙を飾り遠距離運転手   
能登へ貼れこの冬晴を引っ剥がし
あてどなき一月白雲十字切る  
春待つや飛行機雲の幾重にも     
蛤つゆの酒は温めに季うつり  
冬の池魚類の餌と亀の餌    

★選句要領

選句数6句(うち特選1句)
締切 2月7日(金)24時
 
選句コメントをつけて送ってください。
選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。
選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。
 
今回の当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp
 
★★
俳句「麦の会」
ブログ更新中です。
https://mugidakara.hatenablog.jp/



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