小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第476回小麦句会投句一覧(5/7選句締切)

2022年05月02日 07時52分06秒 | 1日句会

ゴールデンウィーク、後半は天気も良さそう。

人ごみができるところは無意識に敬遠してしまう。

混雑した場所を歩くと人酔いであっという間にダウン。

コロナ自粛は体質まで影響しているようだ。

 

それでは選句をお待ちしています。

 

★投句一覧

 

閑古鳥去ってくれよとホテル街   

嘘ついて歩き疲るる卯月かな    

海の向こうのどこかに戦春四番  

晩春の浜に詩入りの小瓶埋め   

洋館に海風強し紫羅欄花    

歩を合わす浜辺の二人夏の海   

風薫る定年したと夫婦旅   

水脈を曳く流浪の果ての春の海   

海へ向く倉庫の扉春の雲   

島たちがあわい薄暑のランニングシューズ 

抱卵期島嶼巡りの船が発つ   

もう帰れ五月は林檎の花のころ     

食い違う記憶あの日の春岬   

行く春へ抛りし虚貝一つ   

若葉光葉擦れの音の整わず  

修道女と乗り合す船風薫る   

花は葉に浜辺の歌に黄昏るる   

みやげ売る家族一丸こどもの日 

出港に振らぬ手の訳かすみ草    

遠景に源平の海青葉風    

春の海明るき未来語りたし   

航跡を乱す僚船夏怒濤    

モールスは感度良好皐月波    

春の海石牟礼道子全詩集   

夏の空駆ける無人の観光船   

海面を剥がしゆく船夏近し  

春の海景色の見えぬ高速船  

春荒や船霊祀る機関室   

夏潮の凪ぎて出庫を待つ湾処  

クルーズでくぐる大橋春の空  

波が死を数える漁港花蜜柑   

黄昏の春岸壁の波の影   

沖うらら渚に今という時間    

恋はいま真夏の海になるところ 

さざなみは薄皮のごと島立夏 

遠霞空爆見たと潮ささめく  

黄金週間昼をしづかに倉庫街  

大三角うるむを待てり春の浜  

青あらし凪と限らぬ遊覧船   

倉庫裏荷台に男三尺寝   

知床の海はつらかろ夏来るも     

うららかや富士の山見て海を見て

 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 月7日(土)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

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soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp

 

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