第408回小麦句会投句一覧（7/7選句締切）

 

 

お待たせしました。

九州北部は遅い梅雨入りになりました。

が、いきなりひどい雨に見舞われています。

ちょうど、このブログを作成している時間は雨もあがって、静かな夜となっています。

ところが、明日は警報も出ていて、ひどい雨になりそうです。

無事でいられることを願っています。

他の地域の方々も、まだまだ梅雨です。

充分天気予報にはお気をつけください。

とにかく無事を祈って・・・・。

 

 

 

★投句一覧

 

船長の猫に定席雲の峰　　　

石段に来る南風村の名を知らず

水脈を曳き海に溶けゆく夏夕焼

ひと気ない路地上りきり夏に会う

潮錆の看板揚羽蝶過る　　　

飼主の帰港待つ猫梅雨晴れ間　　

潮の香の猫が寝そべる片かげり　　

虹は背に定期連絡船出航す　　

じんせいもいきがいもある島の猫　

潮騒は子守唄なり大昼寝　　

よーそろー浪立て鴎の夏衣　

碧天へ猫の見上げるヨットの帆 　　

白猫や夏の漁獲を期待する　　　

片陰に潮風受けて白き猫　

六月の波打際の白き猫　　　

絶壁に昼寝の猫や海青し　　

瀬戸内の島点々と夏の海　　

白猫にムサシと名付く夏渚　

夏の海父に貰ひし金平糖　　

風に乗るヨット彼女のいる島へ

白南風や金帰月来島くらし　　　

この浦に記憶のかけら積乱雲　　

夏銀河への渡船を猫と待つ日暮れ

潮の香を胸一杯に帰省せり　　　

片陰や坂を登れば山の神　　　

防人の妻恋ふ歌碑や青葉潮　　

島人より猫数多なり若葉光　　

猫の知る涼しい木陰おらの村　　

梅雨明くとクルージングの波しぶき　

船長は無言を通す夏鴎　　

波音をまじかに避暑の浜の猫　　

寝そべって出迎える猫片かげり

 

 

 

 

★★

選句数６句（うち特選１句）

締切　7月７日（日）２４時

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選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています。

 

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