こちらは好天が続く。
梅雨がそこまで来ている。
沖縄では大雨が続いているらしい。
ひとのいないところではマスクをはずし、おもいきり空気を吸って、今を感じていこうと思う。
マスクをつけるつけない、こういう論争はもう飽きた・・・・。
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選句を待ってます。
★投句一覧
虻千匹赤子の眠り深くなる
思い出を探すとうちゃこ麦の秋
野茨や親指姫の旅の果て
あみだ引く蜂になれるか鳥になれるか
六月の瞼に天覧サヨナラ打
蜂のごと人それぞれに役目あり
河童忌や水神様に誘われて
万緑や生物進化系統樹
めんどうなことはさておきまず麦酒
轟々と列は途切れず麦の秋
ライ麦を揺らしてんたう虫だまし
踏み固めた想いふつふつ麦の秋
麦秋やソーラーパネルと喫茶店
雲抜ける峠超えれば麦の秋
麦焦がし喉こそばゆくパントマイム
御前に賜ふいのちや夏の蜂
真つ直ぐに子の駆けてゆく麦の秋
飢餓の子のつぶらな瞳麦の秋
青鷺の眼差し我も異邦人
麦秋や白地図に書くウクライナ
女王の孤独百花に蜂の群
生きるのに費やす時間麦の秋
青葉若葉蜜から蜜へ唸る翅
緑さす湖面に魚影目を閉じる
真夏日や蜂蜜レモン一気飲み
輸出できぬ麦や世界は飢餓の中
与ふるものある幸せや薔薇に蜂
散乱の光ぶつかる聖五月
白鷺の白を灯してけだるき池
白鷺の影光る湖風薫る
スズメバチに取り憑き火の色の花
ぶらさがる蜂の重みや紅蜀葵
薔薇の門潜る誉れはなけれども
麦秋やひかりの波のうらおもて
水占いを乱す羽音から薫風
たらちねの白鷺ベイビー鳴いている
新樹光あの世を映す湖の面
はぐれ蜂止まる羅漢の禿げ頭
花びらに花脈走りぬ梅雨晴間
鷺山に鷺が十二羽梅雨兆す
麦秋や午後の風読む鷺の首
麦の秋妬心の映る水鏡
選句数6句(うち特選1句)
締切 6月7日(火)24時
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★当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
★★
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