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先代の築いた偉大な音創りを受け継いでいくのは難しい。
新たな工夫を加えて自分のオリジナルを見つけていかなければならない。
しかしあまり先代のものとかけ離れたものでは、長年のファンは「変わってしまった...。」
と言って離れて行ってしまう。
写真は、先日GG社のショップで見せてもらったハウザー3世。
ハウザー家の伝統継承はなかなかうまく行っているようだ。
重厚さは残しつつ従来のものに比べて弾きやすい。
それでも、ハウザータッチを身につけるには数年かかるだろう。
◯百50万と、簡単に買える楽器ではないが、「お買い得」だと思う。
「買っちゃおうかな...。」と冗談を言った時、いつも親切な担当Kさんの目がきらりと輝いたのを
私は見逃さなかった。