昨年のブログを振り返ると、月城ニットさんとのコラボ、アイスコットンリブポロシャツが入荷していました。今年は既にご紹介済です。
ブラピの映画を見ていたとのこと。
今年はドストエフスキー「死の家の記録」やっとやっと読了しました。
購入当初おそらく登場人物が多すぎて、訳が分からないまま字を追っていたようです。
作者本人が思想犯として刑務所に入っていた時の経験が元になっています。
小説の主人公アレクサンドル・ペトローヴィチ・ゴリャンチコフは、思想犯でなく浮気をした妻を殺害してしまった罪で刑務所に入れられます。貴族故に友達が出来にくく、疎外感を感じる描写が多く出てきます。ということはドストエフスキーは貴族だったのか、知らなかった。多くの人と関わり、多くの経験をした主人公が、刑期を務め希望を持って社会に出た後、他の人間たちと深く関わることなく(自殺ともとれる)病死してしまったのは何故だろう…。
次のおすすめは「イワン・デニーソヴィチの1日」と「夜と霧」だそうですが全部持っています。非日常的極限状態において生きるために、自分の心や体は自分で何とかするしかない、サプリやフィットネスジムなんかないのだから。比較的最近読んだ「戦火のシンフォニー: レニングラード封鎖345日目の真実」は何もない食べ物もない状態でも、ショスタコーヴィチのシンフォニー初演に命を懸ける演奏者。
本は心の糧になります…。
次の読書感想文をお楽しみに…?
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