【お話しして! Lat式ミク改】
トレモロアームのネジ折れがあるので穴の途中で折れたアームの残りを取り除きます。
前回の記事は コチラ
写真の写りが悪くて見にくいですが、穴を覗くとネジ山部分でアームの残りが見えてます。
どんな馬鹿力でアームを揺らしたのよ! もうメンドくさいw
ネジの頭が上に出てるのならラジオペンチやバイスで挟んで回せば取れるけど
穴の途中で折れた物を回せません。
こんな時はコレを使います!
電動ドリルと鉄工用ドリルの刃(径2mm)、エキストラクター(折れ込みボルト抜き)です。
どうやって使うかと言うと
まず電動ドリルに刃を付けて、ボルトの中心に下穴を開けます
中心の穴を開けないとネジ山を壊してしまうので慎重に!
ポンチで軽く穴を開けると失敗が無いです ドリルの回転速度も最初は
遅くすると上手くいきます。
次にエキストラクター(折れ込みボルト抜き)を逆向きに押し込んで廻します。
エキストラクターがネジに食い込みとスルリとネジが抜ける仕組みです。
うまく抜けました! ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ
ネジ山が錆びていたり、回りが硬かったら潤滑剤を吹きながら
気長にやりましょう 焦ってやると、ろくな事がないです(経験済みw)
次にノイズ対策として、ボディーのザクリ部分に銅箔テープを貼ります。
買ってきた物はコレ!
銅箔シール(0.08mm厚)と丸型圧着端子
アルミテープでも良いですが、せっかくやるのならと思い
銅箔シールにしました。長さ5Mで¥1,600円ちょっと 以外に高い!w
ちなみにテープの上に銅を誘着してる安物のテープは
電流を流さないのでXです。
せっかく配線したコントロール部ですが、邪魔なのですべて取り除いて
ボディーだけにします。
何度見ても、このお弁当箱のようなザクリは酷い
私のお弁当箱より大きいじゃない!
でも銅箔を貼るのは貼りやすそうですw
それにしても底の部分がガタガタできれいに貼れるのか・・・不安。
まず、貼りにくいザクリの周辺から銅箔テープを貼ります。
何ミリか穴よりはみ出して貼るのがコツです
はみ出す部分が大きいとピックガードを被せた時に銅箔テープが
はみ出してしまい、汚いです。
はみ出して貼った部分が、ピックガードの裏に貼っているアルミテープと
接触してコントロール部を密閉します。
また、電気を通すように重ねてテープ貼らないと貼った意味が無いです。
一度に全部、裏のテープを剥がして貼るとうまく貼れないので
位置決めをしながら、少しずつ貼っていくのがコツです。
ジャックの穴も銅箔テープでぐるりと貼ります。
こんな感じです。
少しシワが出来たけど、こんなもんかな?
直接見える部分じゃないので、これで良いかな!www
トレモロのスプリングのアームに繋がったアース線も新しい配線にして
コントロール部のアースと一緒にして端子に圧着します。
ザクリの底に丸型端子をネジ留めします。
アースの線を銅箔テープに接触させないと銅箔テープを
貼った意味がありません 必ずアースを銅箔に流すこと。
外したコントロール部の配線を再度ハンダで繋げ
ピックガードを被せ、配線チェックが終わったら
ピックアップを軽く叩いてアンプで音出しチェックします。
問題無いようなので、ピックガードをネジ留めして
ギターの弦を張り、ブリッジの調整をします。
ネックとボディーが違うニコイチ ギターなので弦高を少々高めに貼らないと
音がビビリますが、弾きにくくはありません。
フェンダージャパンのネックはサスガです!www
早速、アンプに繋いでの銅箔テープの効果とノイズのチェックです。
以前はアンプのボリュームを上げた時に「ジー」というノイズが大きかったのですが
銅箔テープを貼った結果 ノイズが半分くらいになってます。
蛍光灯のスイッチを入れたり切ったりした時に出るノイズは消えませんが
明らかに小さくなってます。
反面、今まで「シャリーン」と聞こえていたフェンダー特有の高音が
少しスポイルされてコモリ気味。これにはちょっと残念。
アンプのトレブルを調整するかイコライザーで調整するしかなさそう。
フェンダーのストラトキャスターは3個のピックアップがありますが
ギター本体に付いているノーマルのトーンコントロールはネック側とセンター側しか
コントロール出来ません。リアのトーンコントロールも出来れば良いのに・・・。
センターを使用しないで、ネック側とリア側のみにして
トーンコントロールを調整するのも手ですが、それもモッタイない。
センターピックアップをリバースにしてハムキャンセリングするのも良いかも。
ネットでググってみると、ピックアップスイッチに配線を1本足すだけで
リア側もトーンコントロール ノブで調整が出来るみたい。
ただし、センターとリア側のトーンコントロールは共有になってしまうらしい。
まぁ、時間があれば またイジってみたいと思います。
とりあえず、これで完成です。(*^-゜)vィェィ♪
錆びてたり、ネジの頭がつぶれていたネジはすべて交換
ボディーやネックもコンパウンドで磨いたのでピッカピカです。
「アッキーナ・スペシャルモデル」としてフェンダー純正の新しい
ネックプレートに交換しました カッコいいでしょう! ( ̄ー ̄)ニヤリッ
さて、いつまでも遊んでいるわけにもいかないので
次の作業に掛かります T・Aさん、もうちょっと待っててねwww
フェンダーのFを
アッキーナのAに変えたらいかがでしょうか!?
プレミアつきまくりまちがいなしかとwww
しかし、凄すぎる
そのテクニックと言い、もうなんかリアススケールのラジコンを作っているような錯覚にとらわれました!
彫金の技術までありませんので・・・ (*´ェ`*)テヘヘ
楽器屋さんでアルバイトしてたので
見よう見まねですw
逆タップでしたか未だ遭遇していませんでした。
時計廻りのタップは持ってます。
ステンレス用(お高いです)ですが…
私もギター(ベース)はいじるの好きです。
ただ、弾き手により変わるということが
すべてです。
上手い方が弾くとボロいギターも変身してしまうのです。
2mmのエキストラクターは初めて購入しました。
ネジの折れ込みは一番やっかいです。
今回はうまくいきましたが、小さいネジを多様するギターの場合
ドリルで揉み取って、穴を埋めるしかありません。
だからこそ、危なそうなネジは早めに交換するべきですよねぇ~w
ギターが上手い人はトーンのバランスや音色の作り方も上手いです
それだけ音に対する情熱が普通の人よりに多いんじゃないかと思います。