目立て依頼があった。
子供の頃から馴染みがあった、中屋友右衛門の窓鋸。
鶴ヶ城から江戸への道。
我が工場がある博労町を直進し、東に曲がって滝沢町。
博労町、滝沢町共に鋸鍛冶屋が多かった。
その滝沢町に在った「中屋友右衛門」鋸鍛冶屋。
さらに進むと、飯盛山を右に見て、峠の登る手前に、ご本陣がある。
今は、新たな道路が通って変わってしまったが、
懐かしく想い出す事が出来た。
数本が折れている。
刃渡り 2尺(60cm、幅20cm)。
猪苗代町の造園業者さんが古道具屋から入手し、汚れを落とした綺麗な鋸身。
ヤスリチェックをすると、「いい塩梅」の硬さ。
刃先折れが4本あったが ひっこくと、拡大写真程度なので充分に楽しめる。
、、、と言っても、硬い鋸身は容易には擦り込めない。
「急がなくて可」と有難い言葉に甘んじて進めるつもり。
動画を作ってみるか?
三脚使いの独り撮影は「難しいだがらし」。(気が向いたら,,,)