不勉強が産んだ ブログ二つ!
更新が滞った原因の一つになっていた、と気付いて数ヶ月。
此処で統一する事にしました。
このブログを中屋伝左衛門の戯言掲載ブログとしました。
他方のブログに残っているページは、移行せずに
暫くは残しますので、興味のある方はジャンプ願います。
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ブログ記事内容は、以下です。
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♥落札した大鋸を
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/c54be095f66d2dc00f4029615009e86e
♥活用可能な大鋸を落札
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/f083dc0476bfbfb91504843d43a16061
♥巨大直径の丸鋸
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/c54be095f66d2dc00f4029615009e86e
♥YouTubeにアップ
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/00ca52f25642f47cc624ff3ebe5253e6
♥目立てと狂い取り
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/e7b5e146e2e739d234690350de80a6d3
♥マド刃のガガり刃
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/b9cd1f7664bbc04105db87f26299806e
♥鋸の目立て支援で
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/20fcdb7f577cbd28eba5bd26f554d934
♥俳句が新聞に掲載
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/f04749b5e8251cb4a55d581ba9b0da7c
♥目立て職人がいなくなって
https://blog.goo.ne.jp/ontakegoo/e/b418061c90c3ab4cfcda66c5fce05410
お手数おかけします。
中屋伝左衛門鋸工場
五十嵐 征一
先日、 導付き 鋸の目立てをしました。
とっても細かい目なので、一般の人には難しいです。
1センチに、10本の目があります。
ヤスリの手加減次第では、目 1本を削り失くしかねません。
この目立てには、万力に細工を要する事は書きませんでした。
それを知るための動画を編集し、
Youtube に動画をアップしました。
https://youtu.be/_OpG7HmZyig
参考になれば幸いです。
落札した 大鋸(前挽き鋸)を再活用可能状態にして出品した。
翌日「写真のキズとあるのは チョンガケではないか?」との問い合わせが届いた。
「横挽き鋸にはチョンガケは有り得ません」と答えた所、納得して頂いた。
関心、興味を持っている方だろうと嬉しく思いました。
但し!
「大鋸を研究している」との返信で( ガッカリ )に変わって仕舞いました。
基本的な処を把握してない事に落胆せざるを得ない私でした。
しかし、オークションサイトで鋸の知識を得る情報源に成った事を悦びもしました。
建具屋さんが減少している。
子供の頃に近所の建具屋さんの仕事ぶりを長時間、飽きもせずに見ていた。
テレビなんぞ、もちろん無い。
子供向けのラジオ番組迄は露地から裏路地へと遊び廻っていた。
町内のガキ共が仕事場の前に居ても咎める事なく、鋸やカンナ等を扱っている様は美しかった。 音が素敵だった。
鋸鍛冶屋の息子だからか、鋸を挽く姿、音が好きだった。
両刃鋸と胴が付いている薄い鋸を、丁寧に挽く際に聞こえる音の違いには、
強く興味をそそられた。
その胴突き鋸の目立ては、昭和40年代には依頼を受ける機会があったが、
その後は極端に少なくなり、近年では無くなっていた。
福島産業賞受賞報道の拡散に拠るものか、
三枚の胴突き鋸の目立て依頼を受ける事になった。
さすがに 目が細かい!
老眼メガネ無しではヤスリを入れられない。
苦 ? いいえ。
これが最後かも知れないので、出来る事を「楽しもう!」との想いが強くなりました。
遠隔地の建具屋さんが、気持ち良い音で活用される事を想像する、幸せな私です。
「どうづきのこ」
漢字では、どう書くの?
胴突き鋸 ツルを胴 と。
導付き鋸 ツルを導 くと。
私の中では,ペナペナと極端な薄い鋸身を 真っ直ぐに 導く
[ 導付き鋸 ]ですが、、、。
落札した 大鋸
状態は悪くない! 曲がり直しにも 耐える。
本目立てを施せば生かせる!
鋼の状態を知る意味でヤスリ使い。 下刃から。
そして、上刃も。
全てを、中央の太さにしたら、アサリ出しへ。
台風が近づいているので、
今日は、ここまで!
福島民報社の《ふくしま産業賞》を受賞した事で
更なる前進するを義務と感じ、今後の展開を模索した。
目立てを覚えたいとの方からの
メールに「見に行きたいが遠い」の文言があった事を思い出し、
Youtubeに動画アップは是か非かを検討した。
やってみよう。,,,, しかし 動画編集の経験が無い!
ビデオカメラは無いので、動画撮影はスマホ使用。
カメラ担当者は居ないからピンボケ覚悟の目立て仕事。
三脚セッティングは難しい! 腕が脚に当たる。
、、、、、、、、、
手軽な編集アプリ探し。
何とかなったが、アップロードは?
、、、、、 出来た。 しかし!幼稚。 恥ずかしいなぁ
もう 後には引けない!
出来は悪いが我慢!
、、、何編かをアップしています。ご覧戴ければ幸いです。
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アサリ出し https://youtu.be/QYD0BU8OOwo
両刃鋸アサリ出し https://youtu.be/YxFgDpOhmXk
アサリ出し準備編 https://youtu.be/unjlXt1VgCs
アサリ出し実践編 https://youtu.be/pVM3zdFT4eo
アサリ出し 最終編 https://youtu.be/SgXlD5RvvZ8
縦挽き鋸の目立て https:/youtu.be/gmNXzN0KZHE
目立て 枝切り鋸 https://youtu.be/03N5gPCanJo
鋸の狂い取り https://youtu.be/IHiKHNIGpOc
枝切り鋸 幅が https://youtu.be/Ao7K7tEQVBU
大鋸目立て https://youtu.be/XENWWe15FmU
目立て初心者 https://youtu.be/jRQHY7e7JWc
氷切り鋸の目立て https://youtu.be/rBFHmwof5X8
丸鋸の目立て https://youtu.be/q2S1a6WKqwo
ご要望が有れば、可能な限り応える事を
楽しみたいと思っています。
下手な撮影・編集でも「役立つ!」と。
励みになるコメントが背中を押してくれます。
鋸の目立て支援
佐渡からの若者達
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包丁を研ぐ業者は時折見かけますね。
しかし、鋸の目立て職人は身近には居ないのが現状です。
自宅の地内に植え込まれた樹木が高さを増した。
広がり過ぎて、枝を切らないと道路にハミ出してしまう!
等で鋸使用が必須となり鋸を使う。
焼きが甘い鋸では、すぐに切れなくなってしまう。
さァ どうしましよう!
自身で目立てを身に付ける事で、解決! デス
目の形を変形させない様にヤスリを使う。
慣れれば、愉しみになります。
トライしましょう! 趣味としても良いですねぇ。
私の福島産業賞受賞を知って、2時間弱の時間を掛けて、軽トラックで来宅し、「山の管理に使っているが、切れなくなったから」と
目立て依頼をして下さった、M氏を訪ね、鋸を手渡して来た。
「午前中はゲートボールを近くでやっているから、午後に来て欲しい!」
しかし、あの元気な笑顔を見たいからこそのドライブなので、
皆さんとプレーしている姿を見る機会だ!
早目に会津をスタートした。
信号機が滅多に当たらない山道を気持ち良く、アクセルが深くなり過ぎて!
色ツヤが輝いてる!
血色が素晴らしい!
来て良かった!
お宅にお邪魔させて頂きました。
玄関の上を見ると!
杉の木!
脇に廻って見ると、杉山!
「五右衛門風呂のマキを作っている!」そのように聞いていたので、
この杉を独りで切り倒すのか!
お茶を戴きながらの私の言葉は、《事故防止》に尽きた。
「分かった!」
お暇の玄関口でも繰り返した。
《油断は禁物 !》
頷きながらの笑顔を信じて、
お暇しました。
宮城からオファー無しで来宅した若者。
木工を趣味としていて、持ち合わせていない鋸が有ったら欲しい!と
花見に出掛けようか?
結論が出ない内の来客。
断わる訳にはいかない。
現在の手持ち鋸を尋ね、今後の
方向をも知ったところで、
二種類を提案した。
一つ目は、 改良マド鋸 尺三寸。
丸太を試し切りしてもらった。
見た感じが良くない。
音も、悪い!
スグに!
縦挽き鋸で、試し切りをしてもらった。
本人の表情が輝いた!
音も良いし、木屑の出方もイイ!
そして、私の も く ろ み !
もう一度、改良マド鋸 尺三寸を
手渡して、挑んでもらった。
! ! !
彼の表情が変わった!
何故? ナゼ?
実は、最初に使ったのは
本目立てをしていない鋸。
本目立てを施してある
改良マド鋸を
後で試して貰ったのです。
大きな違いを体験して貰いました。 意地悪?
Youtubeの動画を見ている。
との事なので、
「アサリ出しをやってみる?」
と問うと、キョトンとしている。
折角、此処に居るんだから、、、
古い鋸を差し出し、アサリ出しの座に着いてもらった。
刃を折っても良いから。
恐る恐る、槌を動かした。
まともには当てられないから
遊びとも言えない様子。
頃合いをみて終了した。
「動画の様には行きません!」
体験した!
それだけで、良し! の
伝左衛門でした。
「未だ、仕上がってないので販売出来ません」
見知らぬ人が来宅し、伐採用の鋸を求められた。
漠然とした要求なので数点を質問し、ようやく納得。
インターネットには縁がなく、知人からの情報で喜多方市からの来宅。
来客中だったが、要望に応える事が出来るか?
在庫不足で不安ながら、仕事場に移って頂いた。
数枚の鋸が目に入った途端に、「オーっ」と声が上がった。
「あぁ! これ、これ!」と指差したのは、改良マド鋸でした。
現在は江戸刃腰鋸を使っている。
対象木材サイズを尋ねると、40~50cm程との事。
尺3寸でも対応出来るが、山仕事が多い様なので、捜してみると尺6寸窓鋸が有った。
取り出すと「あっ! いい!」。
改良マド鋸よりも隙間が広いデメリットについて解説し、杉丸太を試し切りして貰った。
(งД)งシャー! シャーッ!と気持ち良く鋸身が機能した。
この鋸の嫁ぎ先に不安無し!
では、と鋸身のチェックに移った。
残念ながら、未だ、仕上がってなかった。
狂い取りから本目立て迄を進める必要があった。
喜多方なら近いから明日以降に再来をお願いしたら、了承して下さった。
翌日、狂い取りの後、写真のアサリ出しからの本目立てを済ませ、約束の時間に手渡し出来た。
話の中で、喜多方に吸収(?)された高郷からの来宅と判明!
近くは無い!
山あいの路をクネクネと軽自動車で二度の往復にしてしまった。
責任は無いとは言え、気が重い。
己を楽にする為に、値引き。
お互いに良いのだから、、、、。
鋸が役立つ道具でありますよう!