宮城からオファー無しで来宅した若者。
木工を趣味としていて、持ち合わせていない鋸が有ったら欲しい!と
花見に出掛けようか?
結論が出ない内の来客。
断わる訳にはいかない。
現在の手持ち鋸を尋ね、今後の
方向をも知ったところで、
二種類を提案した。
一つ目は、 改良マド鋸 尺三寸。
丸太を試し切りしてもらった。
見た感じが良くない。
音も、悪い!
スグに!
縦挽き鋸で、試し切りをしてもらった。
本人の表情が輝いた!
音も良いし、木屑の出方もイイ!
そして、私の も く ろ み !
もう一度、改良マド鋸 尺三寸を
手渡して、挑んでもらった。
! ! !
彼の表情が変わった!
何故? ナゼ?
実は、最初に使ったのは
本目立てをしていない鋸。
本目立てを施してある
改良マド鋸を
後で試して貰ったのです。
大きな違いを体験して貰いました。 意地悪?
Youtubeの動画を見ている。
との事なので、
「アサリ出しをやってみる?」
と問うと、キョトンとしている。
折角、此処に居るんだから、、、
古い鋸を差し出し、アサリ出しの座に着いてもらった。
刃を折っても良いから。
恐る恐る、槌を動かした。
まともには当てられないから
遊びとも言えない様子。
頃合いをみて終了した。
「動画の様には行きません!」
体験した!
それだけで、良し! の
伝左衛門でした。
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