「古い竹切り鋸を研いだが、変な形になっていることに気づいた!
やっぱり、本職に依頼すべき」
,,,,,,,,と 電話で確認後、鋸を送って頂いた。
元部
中央部アップは下の写真
自身でヤスリを使い、目の形を壊している。
上目を摺る際に、目の高さを一定に出来ず、
浅いところと深いところが在る。
この状態から先ず最初にやることは、
「摺り床が浅い部分を周囲の太さを一定にする意識を
持ちつつ、深く摺り込みます」
裏側も同様にします。
ある程度、進めた処で「ひっこき」をして短くなっている目の
先端までヤスリが当たり、全体が平らになった事を確認します。
この時点で、目の深さは最初に見た常態の半分以下の
深さになっています。
先端が細い!となっている目は、上目摺りで摺り過ぎた目。
上手く上目摺りが出来ていた目の先端は ,,,,,,
とんでもなく 太くなっています。
この状態から、修正しつつの「目造り」スタートです。
裏から、表から
一気に一本ずつ終わらせないで、少しずつ進めます。
根気良くヤスリ使いをしていれば、 やがて
終了します!
竹を試し切りしましたが、上出来でした!
竹細工をされている依頼主さんの
役に立てることを信じて納品です。
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