
*セーヌ川の辺(ほとり)の話
パリ中央に流れるセーヌ川の辺は、人々が集い、色々な人の為のエリアになっていた。ギターに合わせて歌う若者達の為の場所だったり、ヒッピー達の屯する為の場所だったり、若い恋人達が愛を確かめ合う為の場所だったり、観光に疲れた我々の為の休憩所だったり、釣り人の為の場所だったり、日光浴をする為の場所だったり、芸術家達が絵を描く場所の為だったり、セーヌ川は多種多様な人々の為の場所であった。セーヌ川は、正にそのままパリの風物詩であった。
そして、セーヌ川に沿って絵葉書や版画、或いは絵画等を観光客相手に売る店が結構多かった。又、ルーブル館近くのセーヌ川の橋にチョークで絵を描いている若者達が多く居た。パリは、まさに『芸術の都』、そんな雰囲気に溢れている街であった。
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