漫画と音楽の日々

大好きな漫画と音楽について自由に書いていきたいと思います。

昭和の古い少女雑誌

2009-09-20 22:04:58 | いろいろ

「少女の友」創刊100周年記念号が届きました。
内容を読んでいくとその頃の時代背景の中で「少女の友」がいかに10代の少女から小学生に至るまで人気があった雑誌だということがわかりました。
まだ、本がとても高価だった時代、その本を大事にして何度も読み返していたようです。
思えば私が小学生~中学生の頃もそうでしたね。
今は漫画オンリーの内容の少女雑誌が何冊も出ていて。。そもそも今は少女と大人の区別をつけた雑誌ってあるんでしょうかね?
私が子供の頃に読んでたフレンド、マーガレットなどでもキス・シーンもタブーとされてましたが今はそれ以上もバンバン漫画で描かれてますよね(苦笑)
少女が少女らしかった時代とでもいうのかな?
中原淳一さんの絵は少女たちの憧れであり掲載されていた川端康成さん、吉屋信子さんなどの小説も少女たちの胸をどきどきとときめかせ夢を抱かせたのでしょうね。
しかも、「少女の友」の愛読者の集いもあったというのですから女性が外に出回るのをまだ快く思われなかった当時としては画期的とでもいうのでしょうか?凄いですね。


私が子供の頃に読んでたフレンド、マーガレットは漫画の間に読み物が結構織り込まれてあって記憶にあるのは糸賀君子さんとかがよく読み物のイラストを描かれてました。
家族もの、友情もの、そういう読み物を結構楽しんで読んでましたね。
それから怖い話とかもありましたね。

中学生、高校生ぐらいになるとコパルトブックスという単行本の小説に夢中になりました。
特に富島健夫さん、大好きでした。
「制服の胸のここには」「朝雲の序曲」。。。他にもいっぱい読みましたね。
そのころコパルトブックスのイラストを描かれていたのが藤田ミラノさんでした。
少女の線の細いはかなげなそれでいて華やかな感じのその絵柄に当時はうっとり見とれてました。
ネットで検索したら今は藤田ミラと改名して外国で活躍されているとか。
あの奇麗な絵柄をもう一度目にしてみたいものです。


中原淳一展

2009-09-17 17:16:04 | お出かけ

今日、大丸神戸店で開催されている中原淳一展に行ってきました。
ブログ仲間のマロさんを通じて知ったのですが昭和の初めから昭和30年代にかけて少女雑誌「少女の友」や「それいゆ」という雑誌の表紙の絵を描かれていたという私は知らないのですが母の世代でしょうか?
でも、その絵柄は凄く乙女チックというか一時期宝塚歌劇団の「宝塚おとめ」の表紙も描かれていたとか。。
奥様が蘆原邦子さんだったというのには驚きです。
知らなかったなあ。。。

大丸9階のミュージアムで入場料800円を出して拝見しました(苦笑)
でも、その内容は種類も多く結構見ごたえがありました。
マロさ~~ん、私も「少女の友百周年記念号」ネットで注文しましたよ~(笑)
今から届くのが楽しみです。

「それいゆ」に掲載された当時のスターさんたちの若いこと。
中井貴一さんのお父様である佐田啓二さん、本当に二枚目だったんですね。
うちの母がファンだったようです(苦笑)
他にも浅丘ルリ子さん、岡田真澄さん、津川雅彦さん、南田洋子さん。。。etc
まあ、みなさん若いこと。そりゃあ、昭和30年代初めですからね。

観に行ってた人たちは比較的年配の方が多くて60代、70代ぐらい?
若い頃に中原さんの挿絵の本をよく読んでらしたのかなあ。。って思ったりしました。
グッズ売り場も一通り目を通しましたが買うにはちょっと高い。
それに私自身好きだったというわけでもないので。。
でも、その絵柄はちょっと竹久夢二に通じるものがあって結構好きですね。

大丸神戸店はJR元町駅前にあって新快速が止まる駅じゃないので神戸で普通に乗り換えないといけないこともありちょっとめんどうでした。
でも、帰りの電車もすいていて座れたので楽でした。
大丸神戸店のミュージアムは以前にも「ベルばら」展で行ったことあるのですが入場料の800円はちと痛いな。


君と歩いた青春

2009-09-06 08:48:11 | 音楽

9月4日(金)大阪城ホールでのライブ「君と歩いた青春」行ってきました。
しょうやんこと、伊勢正三プロデュースのコンサート、昨年もあったけど行けなかったので今年こそと思ってぴあでチケット取りました。
チケットを取ったのは2~4か月前でその間に娘のことでいろいろあってどうしようかと迷ったけどやっぱり行きたいしチケットを無駄にするのももったいないし行くことに決めました。

出演は南こうせつ、伊勢正三、杉田二郎、加藤和彦、尾崎亜美、イルカ、山本潤子、太田裕美というフォーク世代にとっては結構豪華メンバーです。

PM3時過ぎに家を出て電車に乗って大阪まで。
大阪で環状線に乗り換えて大阪城公園駅まで。。。
駅で電車を降りると城ホールに向かってゾロゾロと歩く人たち。
そのほとんどが私と同世代の人たちばかり(苦笑)
大阪城ホールはkinkiやTOKIOのコンサートで何度か行きましたが(笑)今回は最初から最後まで座っていられるので楽でした(笑)

尾崎亜美さん、私の大好きな「オリビアを聞きながら」を作った人ですが名前はもうずっと前から知ってましたが生で聴いたのは初めてでした。
ハスキーなそれでいて魅力的な歌声です。
高橋真梨子さんに作ったという「あなたの空を飛びたい」もいいですねえ。

イルカと正やんの「海岸通り」のデュエットは最高でした。

こうせつさんはめっちゃ元気ですねえ。
確かもう60一歩手前のはずなのになんでああも元気なのか。
「うちのお父さん」も最高に盛り上がりました。
そして、うってかわって「夢一夜」最近、カラオケでよく歌ってます(苦笑)

山本潤子さん、赤い鳥、ハイファイセットとずっとあの透き通るような歌声に憧れてました。
「卒業写真」もユーミンよりも潤子さんの歌のほうが好きだなあ。

杉田二郎さん、ジローちゃんの歌はシューベルツの「朝陽の前に」の頃から好きでジローズの時もアルバムの中に入ってた「枯葉の中で」「どっちでもいいじゃないか」「青春のわかれ道」大好きだった。
でも、今回歌った「マイハート」も良かったです。
そしてやっぱり「戦争を知らない子供たち」を歌いましたね。

加藤和彦さんもフォーク・クルセダースの頃から聞いてるけど今回は「帰ってきたよっぱらい」のアレンジバージョン、ああいう歌い方もあるんですね。
「悲しくてやりきれない」も好きですねえ。

大詰めに入るとしょうやんの「22歳の別れ」。昔のように声が出ないといわれてるけどそれでもやっぱり素敵です。
後、こうせつさんとの「神田川」う~ん、いつ聴いてもいいなあ。

最後は会場全員で「あの素晴らしい愛をもう一度」を大合唱。
もう10時近かったですね。
その頃になると席を立つ人たちが結構目立ってきました。
私も電車の時間が気になりアンコールの拍手が鳴りやまない中を席を立ち会場を後にしました。

家に帰ったらもう11時半を回ってました。
みんなが寝静まってる中をそ~っと部屋に入りしばらく余韻に浸ってました。
やっぱり生のコンサートの感動はいいですね。
宝塚の舞台と同様、生の迫力というのは行った人じゃないと味わえないですね。
11月に読売テレビで放送するそうですがやはり生のステージがいいですね。

フォークのライブはなかなか行くチャンスがないけどこういうのを観に行くとまた行きたいなと思いました。
結構みなさん夫婦で来られてる人が多くて私もこの次は主人を誘ってみようかなと思ったりしました(苦笑)