西暦2018年の測局
世界の未来を予測するには、「皇極経世」に拠る「元・会・運・世」という四つの要素で、「子平」の「局式」を立て、「命理」の場合と同じように「強弱・格局・喜忌」を出し、「象意」を判断することができます。
すると、現在の「局式」は、次のようになります。
明澄五術ソフト ”子平命理”
*二干の関係
年月:庚→甲 缺木為材 庚が甲を尅して材木にし、甲は庚に無作用。斧と樹木の関係
日月:乙←庚 利刀修剪 庚が乙を尅すが、鋏で花を剪定する調節作用でもある。
日時:乙-乙 雑草乱生 乙と乙は助け合わないが雑草が生茂るような状態。忌神の乙は強め合う。
*無学訣大全 種殖(己乙癸丙=理想形)
乙乙庚甲 種殖C 月干庚の刃物が日干乙の花を修剪するが時干乙の雑草が生い茂り効果が出にくく、あまり折り目正しい人にはならない。年干甲は閑神でいつも余計な事ばかりする人。
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2014年から乙酉世に入り、世干支の甲申が乙酉に変っただけで、五行の構成が同じで、喜忌も全く同じですから、あまり変化がないように見えます。
ところが、甲は乙を強めますが、乙はただ数が多いだけで、雑草が繁るような状態であり、新秩序の構築に対して、抵抗側は腰砕けとなり、ただ混乱するだけ、という状態になります。
2018年は、戊戌の流年に当たります。
戊は、庚を生じて強め、喜神の乙を護りますから、喜神ということになりますが、本来の目的は、乙を剪定して美しく育てることにあり、庚の切れ味を良くするべきですが、戊で庚を強めても、切れ味が鋭くなるわけではありません。
戌は、庚の根であり、喜神の庚を強めますから当然喜神であり、多少は切れ味も良くなります。
新秩序の構築は、推進側も抵抗側もちぐはぐな動きばかりで、あまり進展が見られない年と言え、世界経済も、大きな変動はないように見えます。
流年にどの干が来ても、乙酉世の30年間は、あまり大きな変化は期待できません。
新秩序の構築を見られるのは、2044年からの丙戌世になってからであり、見たければ長生きしないといけません。
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