何もわからずそれが赤ちゃんがえりとは知らず
1年近く過ぎました。
ある人は「自閉症じゃないの?」と言い
母親は「ことばの教室みたいなところがあるから
行ったほうがいいんじゃない?」と言いました。
そのあとほどなくして母は亡くなりました・・。
まるで遺言?心残りだったかもしれません。
しょうたろうをみて保健師さんは
「お母さんが気にされないのであれば・・・」
といいました。
住んでいる市の機関で「ひまわり学園」というところが
あります。
そこを紹介しますと言われました。
うすうす感じてはいたので
別に気になりませんでしたが
仕事に復帰しようと保育園の手続きや
仕事場に連絡していてそれを
全部キャンセルし、さらに働かないから
生活費をどうしようとかいろいろ
いろいろでした・・・。
面接に行きました。
来た事のない場所。それは彼の恐怖でした。
泣いて叫び、パニックは頂点です。
悲しいのは私もでした。
先生に「ココにこられる親さんはみなさんそうなんですよ。」
悩んで悩んでココにくるのです。
ココにくれば少しは楽になれるのかも?と
少し安心しました。
ひまわり学園の先生は
「そういう素質があったのかもしれませんね。」
とおっしゃいました。
言われればそうかなぁって思うところは
たくさんあります。
1歳児のときから保育園にいっていました。
確かに未満児なのでできないことはあっても
べつにいいかなぁと思っていました。
保育園の先生の連絡帳には
「今日は劇を寝て見てました。」とか
「ふとんにきちんと入って寝ないので
シートをマジックテープで閉じてきてください」
は?って思ってました。
でも子育て初めてでそういうものだとばっかり・・・・。
まだいちかを見てる昼の間
保育園に行っていてくれてたら・・・と
しょうたろうを「おかあさんうちにいるのなら」と
退園させた保育園の園長をうらんでもいました。
だけど結局私のしょうたろうに対する
対処の悪さがこうなったのだと
思い直しました。
ひまわり学園の先生は「週三回通ってください。
最低でも週一回はきてください」とおっしゃいました。
週三回ってしょうたろうは重いの?って不安だったけど
週三回で契約して帰りました。