なんきんちの記録

なんきんちの日記

じいさんのクルマ

2014-09-14 21:06:00 | なんきん
昨日ちょっとした
事件がありました。

じいさん、昨日の夕方6時
家に電話してきました。

電話の内容は
家を出ることが
不安みたいで。

しかも
テレビがないから
することもなく。

言ってることは
支離滅裂だけど
なんとなく
こちらが大丈夫かしら?
と思わざるを得ず。

部屋を片付けていたら
見知らぬ宅急便の箱が。
中を見たら
ダイソンの掃除機!
修理から返ってきたんだ。

誰が受け取ったか
その時点では
関係なく
掃除機が動くか
試しにスイッチオン。

快適にモーター音が
なるではないか。
コード断裂で
使えなかったので
諦めてたんだな。
よかったぁ。
(^∇^)

掃除機かけて
双子が使ってる
二段ベッドを一段
取り外し
じいさんが使えるよう
片方の柵を取り
準備万端。

迎えに出たのは
夜7時過ぎ。


その頃じいさんは
明日9時に迎えに行くよ
って言われたことが
気になって気になって。

歩いて床屋さんに
行こうって
家を出発。

道で転び
うずくまっていたところ
町内の勇敢な若者に
拾ってもらい
無事床屋さんに
送ってもらったそうです。


勇敢な若者のお名前は
私は知らないけど
二十歳くらいの子です。

行動力のある優しい若者が
この世の中には
ちゃんといるのですね。
ありがとう。
感謝しています。m(_ _)m


さてさてそんなこと
全く知らない私たちは
床屋さんの前を
通り過ぎ
じいさんの家に
到着。

インターフォンを
鳴らすも誰もいないよう。
しかし電気がそこら中
付けっ放し。
どこに行った?

深夜徘徊?
待てど暮らせど
帰っちゃこない。

にいちゃんに
電話して聞いてみる。
家じゅう電気付けっ放し
ってしょっちゅうらしく
アホか?ってちょっと
いらっとした。

8時半過ぎ
なぜか家の電話が
鳴る。
出てもいいんだろか?と
出てみると切れる。

三度目にようやく
つながる。
私の電話の出方が
悪かったらしい。

それは床屋さんから
だった。
一人で帰れそうにない
って考えた床屋さんが
家に電話したのだ。

じいさんはにいちゃんが
いるかも?って
思ったのかもしれない。

たまたま私が実家に
いたからよかった。
用意して迎えに行く。


ことのいきさつを聞き
びっくり!
今日はなんて日だ。って
思った。


昨日はそのまま
私の家に連れて
帰った。


今日、にいちゃんから
クルマの鍵を取りに
行きます。とメールが
入った。

私はじいさんと
なぜかまぁくんを
連れ実家に帰って
例の勇敢な若者の家に
行ってご挨拶しようと
向かっていたので
言われたとおり
クルマの鍵を外し
実家に置いた。


昼四時半に家の前を
通ったらクルマが
なくなっていて
代わりににいちゃんの
クルマが停まっていた。
換えていったんだ。
と思った。


すんなりじいさんから
クルマを取り上げることが
できたのだが
これからどうなることやら。

思い出したように
クルマがないって
言ってきたら
コワイね。


今日、じいさんの
洗濯していたら
いくつもいくつも
私の自宅電話番号を
書いたメモが
出てきた。

覚えていられないのは
私だってよくあるが
書いたことすら
忘れてしまってるのは
どう説明すれば
いいのだろう?


やっぱり認知症って
言ってしまって
いい段階なのか?


引き取った初日から
いろいろあり過ぎ。
果たして私の気力が
もつだろうか?


ダンナさんには
二週間堪えてくださいって
頼みました。
二週間経ったら
アパート入れるから。

まだ明日は
お休みだから
いいんだけど
火曜日から
仕事ですが
じいさん
どうしよう。


二週間後
アパートにちゃんと
行ってくれるだろか?