じいさん、介護認定への道

今日は朝から
大変だった。

まずはにいちゃんに
ウチまでじいさんを
迎えに来てもらった。

実家のそばのかかりつけの
お医者さんに連れてく目的で。
早く着いたので
おばあさんの墓参りに
行った。

おばあさんの墓の前で
近所の方に会い
○○さん、もうクルマ
乗らへんの？とか
クルマ乗せてもらえるで
よかったねぇなど
声をかけられた。

お墓に拝むとき
小学校3年生から
ずっとがんばって
やってきたんだ。と
じいさんがお墓に
話していた。
貧乏だったから
これまでの苦労が
にじみでてきたのだろう。

お彼岸にじいさんを
お墓につれてこられて
よかった。


さてさて診療所に
行って私の家のほうに
近い病院を紹介してもらう。

今でこそ認知症外来と
言う名前だが
精神科の病院だった。


そこの病院には
11時過ぎに着いたので
時間外になってしまった。

脳を診てもらいたいと
お願いして、金曜日
市民病院にMRIを撮りに
行くことになった。


ここまででお昼過ぎ。

家に帰ったら
子供たちがお腹を
空かして待っていた。

にいちゃんが
おかずを買ってくれて
子供たちはご飯を
食べた。
よかったねぇ。


にいちゃんは
スマホの調子が
悪いからと
お店に行った。

その間待っていたが
なんだか落ち着かないので
草むしりをしていた。


ほんとに落ち着かないから
にいちゃんに電話。
これから住民票の転出を
すると言って役場に
行くところだった。

しばらくして
介護保険証がいるから
持ってきてと
電話が入る。

実家の町までクルマで
３０分。
間に合うのか？


弟に電話。
振込のお礼と今の現状を
伝えると
ぜひ介護保険申請して。と
頼まれる。
もちろんだて。

４時に
役場到着。
手続きして
私の家のそばの
アパートに
住民票の転入手続きに
行くことに。

きっかり３０分。
４時半に着き
転入手続き。

なぜか兄も
転入手続き？
ん？わからん。
実家は無しに
するんだろうか？


やっと最後に
介護保険認定申請に
行く。
５時回っていた。

申請したら
その日からサービスが
受けられるようで
ケアマネージャーさんの
電話番号を書いた紙を
もらった。


友達に電話して
どこがよいか聞く。
友達もケアマネージャーの
資格取得していて
詳しく教えてくれた。

ケアマネージャーさん
をお願いした。


自治会長にも
報告に行った。
徘徊のことを言うと
アパートで一人は
危ない。
24時間つきっきりでも
ちょっとのすきで
出てってしまうから
気をつけるように。
とご指摘いただきました。


職場の上司にも
報告。
いっぱいアドバイスを
くださって感謝感謝です。



明日ケアマネージャーが
家に訪問してくださるので
やっと前進。



今夜も徘徊しないか
気が気でない。
穏やかに眠って
もらいたい。

私は眠れない。
毎日は無理だ。
どうしよう。

じいさん、深夜徘徊

突然夜中の３時に
電話が鳴った。
見たことのない
電話番号。

警察の人からだった。

二階で寝てるので
下に降りていくと
お巡りさんが
じいさんを保護して
連れてきてくれた。

はだしで歩いていた
ようだ。
双子がなぜか
じいさんと一緒に
いたようだ。

双子に話を聞いていないが
じいさんが心配で
着いて行ったのだろうか？

お巡りさんが保護して
家を教えたのは
双子だった。

じいさんに育てられた
二人はどう思っただろう。
不思議に思っただろう。
理解できたのだろうか。
かわいそうなことを
してしまった。

お巡りさんに
アパートなんて危ない
施設に入れたほうが
いいよ。と
言われてしまった。

手続きが済んで
鍵をもらうだけの
状態なのに
今そんなことを
言われても…。

じいさん、認知症は
間違いない。
どうしていったら
いいのだろうか。