今日はしょうたろうにとって
人間には2種類の人がいるということを
学んだ日になりました。
しょうたろうを仲間にしてくれる優しい人と
しょうたろうを理解できない人の
2種類です。
本人が理解したかどうかというと
???です。
いちかのくもんのお迎えに行ったけど
全然電話がない。
仕方がないので近くの公園のそばに
車を停めた。
「遊びに行ってくる」と
しょうたろうは公園に走った。
ブランコがしたかったが
満員で空いてない。
仕方がないから水のみ場で
水を出してみたら
噴射させてしまい、びっくり。
戻ってきた。
「みずのみまであめふってきた」
は?
「水のみ場で雨が降ってきた?」
そうらしい。
気を取り直してもう一度
公園に走っていった。
ブランコで遊んでいた子が
話しかけてきてくれ、友達に
なったみたい。
ブランコに乗ることに
成功した。
滑り台に場所を移して
遊んでいたが、いつまでも
停まっていると、近所の人が
ジロジロ見るので
いやになって移動することにした。
車を動かしたら
(置いていかれる・・・)と
思ったらしく、あわてて
帰ってきた。
一緒に遊んでいた子に
あいさつもなしに帰ってしまったが
心配するほどコミュニケーションが
できない子ではないのかなぁと
思いました。
でも、やっぱり話しかけてくれた子が
やさしかっただけなのかな。
そのあと、へこんでしまう出来事が。
いちかから電話があって教室に
迎えに行ったときのこと。
勝手にしょうたろうが
「むかえにいく」と言って
教室に入っていった。
(大丈夫かなぁ・・・)と
心配していたけど、ちっとも出てこない?
心配で教室に入っていったら、男の子が
なぜか私に食いついてきた。
「勝手に人の家に入ってきて
こんなところにシールを
貼ってきた!」
かなり怒っている。
げぇ~。迷惑かけたんだ・・。
「ごめんね」と
平謝りするしかなかった。
公園で遊んでくれた男の子と
勘違いしていたらしい。
「しょうちゃん、みんながみんな
あんたを理解してくれるわけじゃないよ」
と言ったら
「うん」
という返事が返ってきた。
かなりへこんでいて、車の後ろのほうで
しょげていた。
短時間に天と地ほど違う、人の対応に
面食らったようでした。
公園であった子達は、きっとしょうたろうを
小学1年生くらいの子だと思ったのでは
ないかと思います。
公園という場所が、あの子達をやさしく
してくれたんだろうか?
そして教室で被害にあった男の子は
教室という場所が、しょうたろうを
「変質者」だと思ったのだと考えます。
そんな、場所と人との関係なんて
しょうたろうにわかるわけもなく、
まだまだしょうたろうの世界は狭いのが
よくわかりました。
まだまだいろんなことがこれから
起こるであろうけど、ちゃんと
対応していけるように、経験をつむしか
方法はないのかな?