一日がかりでラダーシャフトを抜く

ラダーシャフトがそれを通しているパイプごと回っていることが解り
ラダーシャフトを抜く事になった
舵を取り外すには取りつけ金具がボルトナットではなく直径8ミリの銅棒をカシメて留めてあるのを
キリで両方から穴を開け銅棒を綺麗に取り除く
それにしても本数がありキリが切れなくなっては研ぎながらの作業でした
左上のちり取りに溜まっているのが銅の削り屑
途中で中空ラダーから腐った海水のヘドロのような水が出始め
ラダーを取り外すころには小さいバケツ一杯の臭くて黒いオズモシスの中に溜まっている様な水が出てきた
結局ラダーを取り外して正解だった様だ
その後ラダーシャフトを保護パイプから抜くために
写真のオレンジ色の取っ手が付いた強力なバーナーを彫金師の真澄人君に借りて1時間ほどあぶる
昨日は湿度が高く暑かったので早く火を使う仕事は止めたかったが
なかなかシャフトとパイプが離れず火を止めては回してみて3回目にやっと動き始め
シャフトが抜けるまではと思っていたので17:00過ぎにシャフトが抜けたときにはホッとして嬉しかった

















今日のメル母さんは~
すみません。
何の事やら~
いつもわからないことが多いのですが、
今日は特に良くわかりません。
聞こうと思っていたメル父さんもバタバタ出かけてしまいました。
わかることは1日かけてパイプからシャフトという物を抜くのに大変だったんだなあ
と、思いました。
1日かけて目に見えて大きく進む仕事もあれば1日かけても大きく進まないお仕事も
ありますね。
本当にお仕事とはいえ~大変です。
メル母さんもわからないはわからないなりに心配します。
「嬉しかった」と書いてありましたから良かったです。


現在「池川ヨット工房」で「天城」のレストア進行中・・・・