✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【アトリエうかい】阪急うめだ本店

2021-01-26 18:00:00 | グルメ

ごくまれに『阪急うめだ本店』で買うことがある。

時々中途半端な時間帯にふらりと立ち寄ると、まったく行列がないときがある。そういうときにしか買わない。

これは秋に買った、「秋の吹き寄せ」。

季節ごとに1000円ほどの吹き寄せが発売されるので、たいていそれを目当てにしている。もちろん大缶なども買ったことがあるが、1つ5000円もするのでずいぶん勇気がいるし、まあそのあたりは贈り物以外ではあまり買う必要性が感じられない。

吹き寄せはオススメである。

とてもきれい。

今は冬の吹き寄せがあるはずなので、近いうちにそれを狙って行ってみようかな。


【鮨とSAKE茶屋町Marry】梅田

2021-01-25 18:00:00 | グルメ

とりあえず軽く何か食べるか、となった夜のこと。

茶屋町あたりで何か適当にあるかとふらふら歩くものの、どの店もわりと肩触れあう感じで、ずいぶん楽し気な密である。

大阪の感染者急増でアワワとなっていたころだったが、まあ、いるとこにはいる。飲食がいちばんリスクが高いというので、まったく知らない人たちのなかに飛びこむのはちょっとなあ、と考えたワタシ。

茶屋町『LUSH』のすぐ近く、高架下にある1店をふと見つけた。

それが『鮨とSAKE 茶屋町Marry』。

「外カウンターでのご飲食は10%offとさせて頂きます」

…あ、外カウンターで食べるというテがあったか。寒いけど。

しかもその外カウンターには先客なし。よしよし、軽く飲み食いするだけだから、もう外カウンターでいいだろうということでここに決定。

気のいい元気なお兄さんスタッフ(おじさんスタッフかもしれない)。

勢いでとりあえずハイボールを注文したが、いやいや、今思い返せば、寒くて飲めるわけがなかろうという…。最初から燗が正解に違いない。だって冬だもの。

お通しはかぶら蒸し。

お洒落に升に入ってきたから、熱燗がお通しなのかと思ったヮ。そんな馬鹿な。

スタッフの感じがよく、こちらの気分も良くなってきたので、いささか値は張るものの「せこ蟹」を注文。内子と赤酢シャリが混ぜてあって、これが非常に美味い。

神戸ではもう少しリーズナブルに出す店があるのだけれど、まあ場所や昨今の飲食業界の苦境を考えれば、多少の散財はええか、と我々。

ちなみに連れは神戸の美味い居酒屋で働いていた子で、まさにその店でその子がせこ蟹を剥き剥きしていたのであった(笑)

にぎりはサーモンにさわら。

さわらは迷ったが、軽く炙って出すとのことで決定。炙ったさわらは大好物なのだ。

それからぼたん海老。

1貫1貫の値段はそこそこするが、まあ赤シャリでこれだけとろっとあまいぼたん海老が食べられるなら上等かと。

ちなみにランチなどでは相当リーズナブル、お得なセットや定食を提供しているようである。お持ち帰りの弁当などもわりと充実しているように見受けられた。職場がこのあたりなら、間違いなく試していたはず。

アタマは揚げて出してくれる。この、無駄のないあたりも、当たり前といえば当たり前のことなのだけれど、嬉しい。

連れチャンのご希望で、鯖巻きを注文する。

これがまた美味い。1人で1品いけてしまうのではないかと思うほど、軽く食べられる。

次来たときも、ワタシはたぶん頼むだろうな。

牡蠣フライ。

で、このあたりでまあまあ癖のあるオッチャンが外カウンターにやってきて、大声でおしゃべりをはじめたので退散する。

ひざ掛けあり、割引あり、真冬の外カウンターもなかなか悪くはない。寒いけど。

いやしかしこれ、今行ったらどんななんだろ。相当寒いのでは(笑)

カウンターの木彫りの猫チャンが目印である。

 


【ふふ奈良】鉄板焼ディナー

2021-01-24 18:00:00 | グルメ

『ふふ奈良』を公式サイトから予約すると、日本料理と鉄板焼きの好きなほうを選ぶことができる。一休などの旅行予約サイトからだと、日本料理プランしかない。

このご時世、ありがたいことに、1組ごとに仕切られており、個室感が強い。

前菜が2品続けて出てくる。

奈良の地物をわりと大切にしているようだ。蟹を使うなど、季節感もある。

前菜の2皿目、帆立のターメリック風味。

前菜というわりにはしっかりとした1品で、ここでしっかりとしたポーションの帆立を食べられるのは嬉しい。

スパークリングワインからはじめて、日本酒へ。せっかくの奈良なので、「風の森」を2種。

給仕してくれる若い男性スタッフも、非常に物腰穏やかで「ウフフ」「フフフ」と素敵な笑顔である。

いつだったかの『セトレならまち』でも思ったが(…と書いていて思ったが奈良に行きすぎでは??)、想像しているよりもはるかに刺身が美味しいのが驚きである。

薬味たっぷりのお造り。手前には寄せ醤油。

あまり見ないお造りの盛りかたのようだが、目に嬉しい美しさである。

椀物もほっとする味つけ。薄すぎず、濃すぎず。

魚介のカルタファタ。

要はこうしてフィルムで包んだアクアパッツァのことらしい。このフィルムのことをカルタファタというんだとか何とか。

にんにくが効いていてこれがとても美味しかった。

このあたりで日本酒が終わり、ただあとはお肉だけだし、赤ワインは得意でないし…ということで、エルダーフラワーのスパークリングに切り替え。

これがさっぱりして最高。

そしてお口直しの蕪のポタージュ。

冷製であることもあって、すっきりと美味しい。けれどこくがある。緑は、蕪の葉っぱ。ほとんど手をくわえていないということだけれど、蕪そのものの甘みが感じられて、これはちょっとおかわりしたいくらいの美味しさであった。

お肉をいただくためのソースは、和漢をつかったもの。もちろん大和当帰も入っている。日本料理のときは、大和当帰のごはんが出てくるのだけれど、それほどにまでは主張も強くなく、あまり気にならない。

それからわさび、梅干しのソース。

梅干しは何だったか、とにかく手間をかけてソースに変身させているとかいうことだった。

フィレ、サーロインをシェアさせてくれる。

かりかりのガーリックチップ。お肉は低温調理といって良いほど、長時間鉄板の端っこで焼かれていた。焼き加減はシェフにおまかせ。

それからサーロイン。

やはりサーロインは脂のりが良く、今後はフィレだけでも良いかなあと思う年齢である。

最後は長芋の漬物と、

ガーリックライス。

ガーリックライスというよりは、炒り卵と大葉の炒飯といったほうがふさわしいような気がする。わりと和風、刻んだ奈良漬を上から乗せてくれる。

この刻み奈良漬が非常によくあうので、ワタシはついつい「もっと乗せてくださいッ」。たっぷり乗せてもらうと、より美味しい。奈良漬が苦手でさえなければ、これ多めがおススメ。

デザートまでしっかりいただいて、お腹もぱんぱんになって夜が更けていく。

そのうち日本料理の紹介も出来ればいいな。


【うな菊】奈良

2021-01-23 18:00:00 | グルメ

奈良ホテルの、荒池を挟んで北側の『菊水楼』内に、『うな菊』がある。

地域共通クーポンも利用することができる。

ワタシは必ず『あいのせ重』を注文。白焼きは臭みがあって苦手だという人もいるようだが、やはりこの白焼きが食べられる店では、逃さずに白焼きを食べておきたい。

脂がよくのっており、わさびたっぷりでも辛く感じない。

ついでに鰻茶碗蒸しも頼んでしまった。

中にもしっかり鰻が入っている。

店はそう広いわけではないが、風情ある建物が悪くなく、窓からは荒池越しに奈良ホテルが見える。残念ながら車で来てばかりなので、白焼きにあわせて日本酒をいただくことは出来ず。

スタッフの感じも良く、ストレスを感じたことがない。1人おおよそ4000円程度の払いということで、ランチとしてはやや贅沢な感があるけれど、総合的に「損した」と思わないので、ワタシには合っているのだろう。


【セトレならまち】奈良

2021-01-22 18:00:00 | ホテルステイ

セトレ系列はまだ2軒しか行ったことがない。『セトレ舞子』と『セトレならまち』、今のところ『ならまち』の圧倒的勝利といったところである。

今回は朝ごはんについて。

何度写真を見返してみても、このおめざのスムージーの彩りが美しくて良い。

味はそこそこといったところ。全体的に朝食は味が濃く、喉の渇くものであった。夕食は素晴らしかったように記憶しているけれど。

この、統一して提供される朝食プレートは、それでも見栄えは良い。奈良のものにこだわっているところにも好感がもてる。

それよりも、ブッフェ台からいただいてくる飛鳥鍋のほうが美味かった。小鉢の切り干し大根に、平飼いたまご、これで卵かけごはんにする。

『ふふ奈良』でも夕食で飛鳥鍋をアレンジした1品が出てくるけれど、なかなか美味しい。奈良ならではの1品である。飛鳥鍋、茶粥、このあたりは奈良の宿のお食事にはわりとよくついてくるものなのかもしれない。『ホテルウェルネス飛鳥路』でも、朝食には茶粥が出ていた。

パンもあったので興味本位で食べてみたが、これはハズレ。見た目は美味しそうだったんだけれどなあ。

冷えてぱさついており、残念。改善されているかもしれないので、また再訪してみよう。

最後にデザート。よく冷えた器に彩りよくフルーツが入っている。フルーツポンチのような1品だったような。

なかなか1人プランの設定日と、自分の行ける日程とか噛みあわず、長く再訪できていないけれど、どこかでまた行けたらなあと思う宿ではある。