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✳日々徒然✳

気儘な独り身備忘録。

【ザロイヤルパークホテルアイコニック大阪御堂筋】エグゼクティブラウンジ

2021-01-16 18:00:00 | ホテルステイ

コロナ禍ということもあって、エグゼクティブラウンジを真に堪能したとは言えないような気もするが…、このお値段でラウンジアクセスが付き、このクオリティを体験できるならおおいにあり。

野菜ディップ、鴨、生ハムにチーズ、スモークサーモンなど。

ロゼスパークリングを1杯。

リーズナブルな価格設定のラウンジのわりに、思ったよりアルコール類が充実しているように感じる。

ロゼ、赤、白、スパークリング、日本酒…1人ならじゅうぶんこれで夕食になる。

今回は2人でアぺとして正しくラウンジ滞在を楽しんだけれど、これなら1人でのんびり軽く…というのでもいいなあ。

実際、女性のお1人様が数人いらして、ああ良いなあと。

スタッフのブッフェ台準備の音が騒がしく、こりゃ若い青年スタッフたちの経験不足か職業意識不足が原因だろうなあとは思うが、値段を考えると気にするほどのことでもないか。

もう少し笑顔と気配り、雑でない立ち居振る舞いがあれば言うことなしなんだけれどな。

ま、そこまで言うのはあまりに贅沢というものだな。

ちなみにティータイムはもっとあっさりしていて、いわゆるインターコンチのようなアフタヌーンティーは望めない。

夏だか秋だかまではプレートで提供されていたということだが、盛り付けのセンスを考えると、そのほうが個人的には嬉しかった。写真さえ撮らなければ、別にどうということもないんだけど。

ドライフルーツ、ポンデケージョ、クロワッサンにソフトドリンクで、遅めの昼食がわりに。

しかしここのクロワッサンは好みである。

サクサクのクロワッサンもいいけれど、中身のぐっと詰まった、バターたっぷりのクロワッサンも非常に美味い。再訪することがあれば、このクロワッサンは必ずリピだな。

好みはあるだろうけど、おススメですよ。


【長谷寺】

2021-01-15 18:00:00 | 旅行

2020年晩秋、『ふふ奈良』に行くまえに『長谷寺』に立ち寄った。

数年ぶり、前回は2年ほどまえのGWだった。あのときとは違い、今回は残念ながら曇天である。

おみくじをひくと、小吉だったか何だったか。

「争事、十中八九勝ち」とのこと。この文言が印象的であった。

紅葉もほぼ終わりかけた土曜朝、朝いちばんに訪れたこともあって、まだ参拝客は少ない。

この時期は、大観音様のおみ足に触れることができるという。

塗香をつけていただき、

この五色線を腕につけていただいて、おみ足に触れる。

信心深いわけではないが、ほっと落ち着くというか、静かな気持ちになる。

それから神仏霊場巡拝の御朱印をいただいた。

神仏霊場巡拝をはじめてから1年が経つが、なかなか巡ることができないのが実情である。

巡っていくうちに、少しずつ晴天がのぞきはじめた。

紅葉はほぼ終わりかけとはいえ、ところどころに鮮やかな紅葉が見られる。

めったに紅葉を見に出かけることもないワタシだが、来てみて良かった。参拝客も少ないし。コロナ禍では、もうそういった人の少なさを幸いとするしかない。

2020年は桜も見られなかったしなあ。

2021年はもう少し足繁く霊場巡拝できれば良いなあと思う。


【ふふ奈良】

2021-01-12 18:00:00 | ホテルステイ

6月の開業以来、すでに4度ほど宿泊している『ふふ奈良』である。

いまだにホテル傍に「建設反対」の横断幕が掲げられており、住民がそれほど疎んでいるところに喜々として泊まりにいくのが心苦しいような、恥ずかしいような、不安なような、何ともいえない気分になるが、事実として4度も足を運んでいる。

チェックイン手続きの際にここから見える、切り取られたような空が好きだ。

個別に仕切られたスペースに通され、ここでウェルカムドリンクや朝食時間の確認etc。

奥にはバーがあるが、こちらはまだ未訪。

部屋に温泉風呂があるので、どうしても部屋でぐうたらしてしまう。とはいえ、この温泉はこちらで湧いているものではなく、近所の温泉施設からトラックで運んできているものらしいが。

今のところ同じ部屋にアサインされたことはない。

どの部屋もそれぞれに良さがあるが、実は底カテのスタイリッシュスイートがけっこうお気に入りである。

晩秋の宿泊では、貸切風呂は利用せず。

部屋に備えられた薬湯で、部屋の風呂をたのしむ。

プレシャススイートのベッド。

寝具は至極快適である。

次はいつ行けるのやら。

 


【インターコンチネンタルホテル大阪】梅田

2021-01-10 11:27:08 | ホテルステイ

年始のお仕事をはじめたその日の翌夜、食事の予定が入っておりまして。もういったん帰ると出たくなくなるな、と思ったこともあるし、その夜に更新される漫画をゆっくり楽しみたかったこともあり、当日午後にいきなり外泊を決意。

前々日いたはずのホテルに、舞いもどるという…。

仕事も夕食も終えてからだったので、チェックインしたときにはもうこんな感じ。

週末とはいえ、こういうご時世だからか、ゲストはやはり少ないように感じる。宿泊フロアに上がってみても、軒並み消毒済みのシールが貼られたお部屋ばかりであった。

ダブルルーム。

前回のようなお部屋ではないけれど、快適性はばつぐん。キングサイズベッドに、斜めにぐわーっと横になるときの気持ちよさといったらない。

『インターコンチネンタルホテル大阪』の寝具は、『長楽館』と並んで、個人的最高峰に位置する素晴らしさなのである。

クラブフロアではアメニティがロクシタンだが、レギュラーフロアではアグラリア。

バスソルトも1種類×1袋しか置いていない。ソーイングセットもない。

クラブフロア宿泊に慣れた状態でこちらに泊まると、うっかりミニバーに手を出しそうで困る。

1人なので遠慮なく色々と開け放し、ニュース番組を観ながらバスタイム。22時になったら忙しくなるのだ。

漫画を読んだり小説を読んだり、TVを観たりしていたら、睡眠時間はかなり短くなってしまった。

朝早いこの時間帯、この景色が好きだ。淀川、スカイビルビュー。群青色の空のなかに、街の灯りがきらきらとしている。コロナ禍中にいるとは思えない静けさ、平穏。

さあがっつり寝ようとここから2度寝。

朝食はオニオングラタンスープに。

1500円とは思えないほどのボリューム、美味しさ。

チーズもたっぷりでめちゃめちゃ美味い。これはリピ確定だなあ。かなりがっつりめのメニューであった。

しかしここまでのボリュームと思っていなかったワタシは、昼ごはんのつもりで和牛バーガーも注文していた。愚か者~!!

贅沢かつ、かなりお腹いっぱいになるルームサービスであった。

しっかりと肉を食べている、という感のある和牛バーガーももちろん美味かったが(よけいなものが入っていない感じだった)、もう1度頼むとしたらオニオングラタンスープかな。

16時までめいっぱいゆっくりして、17時からの約束にぴったり、目的地到着。分かっちゃいたが、この16時レイトアウトはほんとうに価値がある。

今後いよいよこちらへの宿泊が多くなりそうな予感。


【とり篠】岩屋

2021-01-09 18:00:00 | グルメ

まだ若い大将がやっている焼き鳥屋がある。

もともとはアラカルトのバル風焼き鳥屋だったのが、2020年の夏にリニューアルをして、コース1本の高級志向の焼き鳥屋になった。

こだわりの強い、端整な顔立ちの大将。やや気短なところもあり、ただし若いこともあってか、微笑ましい。

こちらの店も、日々試行錯誤を重ねて、進化しようとしている様子である。

最初の1品にスペシャリテを持ってくるという印象。

夏はトリュフを、冬はキャビアを、本人はけっして「映え」を意識しすぎることなく、適宜用いているという感じで、好感がもてる。

映えを意識するなら、もっとキャビアを前面に出してくるだろう。

そして、器が良い。奈良県の辻村塊さんの作品を多く使っている。器のことを語る大将は、何となく少年のようである。

肝なども美味い。

普段は飲んでも日本酒半合、あるいはハイボール1杯、あるいはシャンパン1杯のワタシだけれど、こちらのお店では日本酒を2合飲んでもまだ足りないほどである。

要は、美味しくて気分も居心地も良くなると(そして翌日の仕事が休みだと)酒量が増える。増えるといっても、まあ日本酒2合程度、シャンパン4杯程度なのだけど。

もものたたきが出てくると、とても嬉しい。

脂があまくていくらでも食べられるような気さえする。

そして粒胡椒だけで日本酒がススム、ススム。

茶碗蒸しもコースの中に組み込まれている。茸たっぷり、チーズも入った濃厚な茶碗蒸し。

時々、これがもう少し透明感のある、香茸の茶碗蒸しになったりもする。

リニューアルしてからずいぶん足繁く通い、すっかり器と味の虜になってしまった。

鶏スープも美味い。時々味の薄い濃いの違いはあるものの、職場のウォーターサーバーに入れてほしい美味さであることには違いない。残業も苦にならないはず。

初期のころは野菜は好きなものを2種選ぶというシステムだったが、いつのまにかおまかせで出てくるようになった。秋はやはり銀杏。まるで宝石のようにきらきらとしている。この写真はベストの撮れ方ではないナ。

もっちりとして、適度な苦みがある。秋の味覚である。

他、舞茸も非常に美味い。炭火で焼いた舞茸のとんでもない美味しさを、ワタシはこの店で知った。

もちろん焼き鳥屋なので、コース後半は串である。

焼き台のまえで、大将が汗を光らせて火入れをしている。特等席(店に入って左の奥角席)だと、時々弾けた炭が飛んでくるので危ないといえば危ない。

ねぎがあまくて美味しいのも良い。鶏だけが美味しければいい、というわけではないのだ。

この店ではじめてせせりを食べたときも感動した。大根の鬼おろしとぽん酢がかかっている。このぽん酢に、鶏のあまい脂が滲みだして、これがまた日本酒によく合う。人目を気にしてこっそり口に含み、日本酒を呑もうとしたら、隣で連れがまったく同じことをしていた。

手羽は少し歯ごたえがある。

気配り上手の女性スタッフが、きちんとこのあたりでおしぼりを替えてくれる。ので、遠慮なく手で持ってかぶりつくのが良い。

それからつくね。

ふわふわ、中に少しレア感が残っている。何度食べても「美味いなあ!」と感嘆の声をあげてしまう1串。

他、カタやもも、ハラミやちょうちんなど、その時々で美味しいものをコースに組みこんでくれている。

追加の串、〆、酒は別で6000円程度のコース料金だが、それだけの満足感、それを超える満足感があるので通ってしまう。一通りのコースが終わってまだお腹に余裕があれば、大将に追加の串をお願いする。

そして最後に、〆。

もちろん〆を頼まず店を出る人もいるが、ワタシは〆を我慢することができない。

〆はラーメン、そぼろ丼、親子丼、雑炊、焼きおにぎり。

雑炊以外はすべて食べたことがあるが、最近はずっと焼きおにぎり。

こんがり焼いたおにぎりに卵黄を乗せ、昆布チップを振ってある。そこらへんの安い焼き鳥屋でも「月見焼きおにぎり」などとしてこういうメニューは置いてあるけれど、やはり味わいが違うなあと思う。

2020年の秋冬は、月に2度ほどの間隔で通っていた。