呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

紫宙 特別純米 ファイヤーラベル

2024-07-28 | お酒
また…書き途中のテキストを消してしまった
なので簡易です。

久しぶりな気がしましたが2年しか空いていなかった
紫宙(しそら)です。
今回の一本は紫宙 特別純米 ファイヤーラベル





いつもは甘口が多いけど辛口にも挑戦してみたよ
とラベルにあります。

紫宙は岩手県の株式会社 紫波酒造店さんのお酒です。
https://www.shiwa-shuzoten.com/


開封
確か…強くはないですが辛口の割に香りがあった
と書いた記憶が。
色はガラスの酒器に注いでほんのりと分かる程度の
黄色です。

で、飲みました。
なるほど甘口か辛口かと言われれば辛口です。
ただガッツリ本格的な辛口とまではほど遠く
甘味はほぼ無いもののやんわりな酸味とこれまた
やんわりな苦みが残る程度。
キレが良いので良い感じの夏酒です。

日本酒度でいうと+2まであるかなー?という位の
弱めの辛口さ。

初日のおつまみはからあげク○
のえーっとスダチポン酢?みたいな味。
お酒の主張は大変弱く裏方に徹するので
良い感じです。


という感じの紫宙 特別純米 ファイヤーラベルでした。
まとめて言うと甘口好き、辛口好きどちらもいける
良い塩梅のお酒。
水のようではなくしっかり味わいがありますし、
変に偏りもないので飲んでいて疲れない。
そこにおつまみへの適応力も高いとあるので何本
手元にあっても困らないお酒です。

また甘い紫宙も飲みたいですね。
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純米酒 Sasanami~ささなみ~夏

2024-07-21 | お酒
気付けば7年ぶりのSasanamiです

今回の一本は純米酒 Sasanami~ささなみ~夏





Sasanamiは埼玉県の麻原酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.musashino-asahara.jp/


開封
日本酒度が+5というのを前もって知っている事と
前回がしっかりと辛口であったという記憶からか
酸味が強そうな香りに感じます。
色はガラスの酒器に注いでほんのりながら識別
出来るレベルの黄色です。

では頂きます。
おや、ビックリ。
前と同じく辛口ではあります。
ただ、前は麹風の香りがあったと記しているのですが
今回はほぼ無し。
やんわりと米の香りがする気もしますが強くはないです。

味はやや甘味があり、それを僅かに上回る酸味のある
とてもキレが良くスッキリとした辛口で、味に濃さや
強さも然程ないので良い感じの夏酒に仕上がっています。

初日のおつまみは某コンビニ製のケイジャンチキン。
アメリカ南部の料理なんですね。へー
今回は肉とポテトが一緒になっています。
ポテトとお酒を合わせるとお酒の甘味が増して主張が
強くなります。
で、スパイシーな肉に移ると肉が美味しい。
立ち回り方だけを見るとちょっと考えものですが
つまみと合うのは良いですね。


さて二日目
やや酸味と苦みが増した感がありますがそこまで
気になるレベルではなく、キレの良さは顕在です。

二日目のおつまみは定番のからあ○クン。
今回はさわやかレモン味。
酸味と塩気のバランスがとても良く夏っぽい味です。
今更に当たりで揚げたて。これは美味しい。
今回のお酒と合わせると良いのですがレモンの香りが
かなり飛び気味になってしまうのは好みの分かれる所。


という訳で7年ぶりのSasanamiでした。
前の記録を見て辛口!香りも強め!とあったので
構えて飲んでみましたが予想外にとても大人しい。
7年経てば人もお酒も成長するんだよ という訳でも
無いでしょうがかなり好みな味になっています。

とても甘いとかとても辛いとかの尖った味のお酒の
間で良い感じにいられるお酒ですね。
日本酒度が+5で前のSasanamiの+4よりも辛口傾向ですが
味わった感じはこれで+5なのかといった所。
とても美味しく良い感じのお酒です。


蛇足
ここ最近の傾向として初日に多く飲んで二日目に
足りなくなる事が多々あります。
埋め合わせに多いのはヤッホーさんのインドの青鬼なの
ですが今回は贅沢に七星。
味に関しては5月に買った物を取っておいただけなので
こちらをどーぞ
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/7ac1c02b4536f5ec4231613516d756d4

今回は単純に味わいます。
やはり辛口のお酒の後だと甘さが際立つというかかなり甘いです。
一時-15という甘い日本酒ではありましたが、今回の-11でも
甘いですね。

という訳?で炭酸割りです。
炭酸で割ってしまうので香りが薄まってしまいますが、
味は格別。人工甘味料って思いの外嫌な感じを残すんだね
というのが丸わかりになる位すっきりとした甘さです。

もちろん最初から割るのはあまりお勧めはしません。
お酒本来の味を知る前に割るとかありえませんからね。
ただ強く甘いお酒なので後半ダレてくることがあると思いますので
その時は炭酸で割ってみましょう。
とても美味しい一杯となります。

どこかの飲み屋で出しませんかね?などと言ってみたいですが
お酒の単価と炭酸水と人件費と、と考えると一杯500円は
欲しい所。誰も飲みませんね。
個人で楽しむのが良さそうです。

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特別純米生酒 浴衣すがた

2024-07-14 | お酒
今回の一本は特別純米生酒 浴衣すがた





前にも飲んだ『姿』の夏酒です。
『浴衣すがた』が品名で良いのかな?
とりあえず『浴衣すがた』としておきます。

姿は栃木県の飯沼銘醸株式会社さんのお酒です。
https://www.iinumameijo.com/

開封
ちょっと冷やし過ぎた感があるので
そこまで香りは広がりませんが、しっかりと
甘めの吟醸香があります。

では頂きます。
お、素直に甘酸っぱい。
やや酸味が強めですが甘さも弱く無いです。
味的には前回の矢尾の正統進化版といった所。

矢尾と異なるのはそこまで香りが広がる感じは
ありません。若干ツンツンした感のある香りが
あるので華やかな香りを求めるのであれば矢尾の
方が良いですね。

ただし甘酸っぱさが口腔内に残る感じは姿の方が
強いです。
また矢尾よりも弱い苦みがあり、弱いながらも
結構存在感を残すくらいはあります。

お酒自体にこれまた矢尾よりも弱い粘度を
感じますが全体的な味は甘酸っぱいとても
良い感じの夏酒といったところ。


初日のおつまみは前回回避したか○あげクン
グリーンカレー味。
辛いのが得意では無いのもあるのですが、グリーン
カレーの独特の香りもあまり得意では無いです。
得意では無いのに買ってみましたが、ふむふむ
なるほどグリーンカレーの風味をしっかりと
残しながらとても食べやすく仕上げています。
これは美味しい。
辛さも思ったよりしっかり辛く、REDよりも辛めかも。
だだこちらも辛すぎずこれはこれでありです。
本格的なグリーンカレー味を求める人には微妙かも
しれませんが、からあげ○ンのグリーンカレー風味
と考えれば十分な出来かと。

閑話休題
今回のお酒と合わせるとグリーンカレーの独特の
香りと辛みがほぼ消えます。マジか。
ここまでスッキリ消えてしまうのはちょっと惜しい気も。
合うけど合わないそんな組み合わせです。


さて二日目
若干酸味が強めになった感がありますが全体的には
甘さほんのりな良い夏酒感は継続です。

二日目のおつまみは焼き鳥。
そんなに良い品ではないので不味くはないですが
それほど美味しくも無いという代物。
今回のお酒と合わせるとお酒が美味しい。
というかお酒がつまみを完全に抑え込みます。
初日のグリーンカレーはたまたまなのかと思って
いましたが、つまみを踏み台にして上昇するお酒
のようです。


という訳でつい最近飲んだよねというつもりが
もう3年半前だったという姿です。
思いの外間が空いてしまいましたがしっかりと
美味しい事を確認出来たのは良かったです。

ここまで飲み続けると良い銘柄をいくつも発見する
のですが、正直全てを追うとそれだけで1年が終わる
という悲しさがあります。

未だにこんな美味しい日本酒が! という出会いが
あるので新規開拓が止められないんですね。
かと言って新顔ばかり追っているとバージョンアップ
して更に美味しくなりました的なお酒もあったりして
うわーーとなります。

兎角ブランドとか評判とかで物を選びがちですが
日本酒は多種多様です。
これは美味しい!という一本があるかもしれませんので
一つの銘柄に固執せず色々試してもらいたいものです。



※蛇足
とても久しぶりに『日本酒』とだけ書いてある日本酒を
飲み屋で飲みました。
やっぱり美味しくない。まずくは無いですがこれを
日本酒と捉えてしまってもう飲まないとなってしまう事を
危惧します。

安い日本酒を作るなというのはニーズがあるので無理ですし、
では飲み屋で安い日本酒を出すなというのもコストがかかり
過ぎて無茶言うなとなるのも分かります。
やはり消費者が良い日本酒を扱っている所で良い日本酒を
飲むというのが良いですね。

日本酒作りは手間も暇も人手もかかっていて、小さい蔵も
多くて大量生産が難しいお酒です。
発泡酒や酎ハイと比べるとかなり高価ですが仕方が無いと
思って飲みましょう。
その代わり、しっかりと作られた日本酒は杜氏の拘りを
味わえる一本となっています。
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純米65 矢尾

2024-07-07 | お酒
今回の一本は矢尾
純米65 矢尾です。





矢尾は埼玉県の株式会社 矢尾本店さんのお酒です。
https://chichibunishiki.com/


開封
ほうほう、とても良い吟醸香があります。
どことなく栄光冨士シリーズに近いような
濃く甘いイメージを彷彿とさせます。
色はガラスの酒器に注いで極々僅かに黄色っぽさ
があるか無いかという程度。ほぼ透明です。

では頂きます。
口に含んだ瞬間は開封時の吟醸香と結構な苦みを
伴った甘さがドンと突き抜けますがその後は
サラリと消えます。

キレの良い夏酒に該当されると思いますがお酒
自体に僅かに粘度があり舌を包む感じがあります。
香る辛口も理想の一つですがそれは香って水のように
スッキリで後口もマイルドなものが良いです。
今回のお酒は香りますが口腔内に残る感じはそこそこ
あり、後口にはかなり印象的に苦みが引き摺ります。
理想とは異なりますがこれはこれで面白い辛口の
お酒ですね。

日本酒度でいうと-1あたりから始まって+3で終結
するような味の変化があるように感じました。

初日のおつまみは久しぶりな〇らあげクンRED
グリーンカレー味もありましたがちょっと怖くて
手を出せず。
今回のお酒と合わせるとお酒の主張は大分弱まります。
で、REDなのに辛いです。辛口感が増しますね。


さて二日目
単に嗅いだ時の吟醸香はやや薄れ気味になったようにも
思えます。ただ口に含んだ時の香りの広がりは顕在で
一瞬甘く後味は苦いです。

二日目のおつまみはサバのおろしポン酢和え
サバはいつでも美味しいですが流石に夏場のサバは
ちょっと淡泊な感じもします。
今回のお酒と合わせると甘さがサックリと無くなって
苦みの主張が強くなります。


初めての矢尾でした。
銘柄から辛口でしょう→あれ?甘いのかな?→
甘苦く香るけど→やっぱり辛口だ
こんなお酒です。

後から気付きましたが『PERFUME DRY』のシールが
貼ってありました。香る辛口と訳すのが丁度いいかも?
訳が間違っていなければなるほど納得な味です。
なかなか面白い系統のお酒でしたので次は大吟醸
レベルの更に洗礼された香る辛口酒を飲んでみたいです。
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