呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

大嶺3粒 無濾過生原酒 山田錦 2024

2024-10-27 | お酒
初めてかも?と思いましたが2023年にも同じ
銘柄を飲んでいました。
大嶺3粒 無濾過生原酒 山田錦です。





大嶺3粒 無濾過生原酒 山田錦
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/5a8ac3ef4385e92f51a232255caf0a24

大嶺は山口県の大嶺酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.ohmine.jp/


開封
そこまで強くないですが大変良い吟醸香があります。
色はガラスの酒器に注いで殆ど色が分からない位
透明です。

では頂きます。
おー、甘い。とても甘い。
開封時よりも口に含んだ際の香りが強いです。
甘め主体の甘酸っぱさでそこそこの苦みも追ってきます。
ただこの苦みは後を引かず良い感じです。


さて二日目
強めの甘みに口腔内に広がる香りは変わりません。
ただ若干酸味が増した感があり甘酸っぱい風味が
強くなったようにも思えます。
初日、二日目と甲乙つけがたいですが僅かに二日目の
方が好みかもしれません。


という事で大嶺3粒 無濾過生原酒でした。
まー、めっちゃ美味しいですね。
2023年は濃いと表現していますが2024年版は丁度よく
感じました。
で、昨年と同じくアルコール度数が15以上あったら
濃くて厳しいという感じになったかもというほぼ似た
感想になっていた事に後から気づきました。

とてもとてもスマートな日本酒でした。
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水府自慢10号 純米吟醸

2024-10-20 | お酒
今週の二本目。
大吟醸しか飲んだことのなかった水府自慢10号の
吟醸酒を飲みます。





水府自慢は茨城県の明利酒類株式会社さんのお酒です。
https://meirishurui.com/


開封
前の浦里よりもやや強めの吟醸香があります。
どことなく甘い雰囲気がありますね。
色はガラスの酒器に注いで結構しっかりめの
黄色です。

では頂きます。
お!抜けるような甘さがあるけど甘くない。
物凄く悪い例えだと甘い香りをつけた水風。
お酒を口に含むと舌先と上あごの先端だけに
甘さが抜けて速攻で去ります。
で、後口に確かにお酒を飲みましたよ的な
感じの弱めの甘さと苦みの余韻が残ります。

時期的に完全にひやおろしなのですが、飲んだ
感じは夏酒の爽やかさ。
前の浦里がお茶を飲んだ後のほっこり感だとすると
水府自慢は炭酸水を飲んだあとのスッキリ感が
あります(もちろん全く炭酸はありませんが)

そういえば浦里も水府自慢も茨城のお酒なんですよね。
柔らかく甘い感じは似てるなと思っていましたが
もしかすると同じ小川酵母使用だったりするんでしょうか。
多分というかほぼ確実にそうみたいですね。

https://www.kiritsukuba.co.jp/ogawa-kobo/

https://www.meirishurui.com/online/aboutus/

荒々しいというよりは繊細で柔らかな甘さのある
お酒に仕上がるように感じます。
親戚というより暖簾分けしたライバル店といった
ところかな?

ふむ、小川酵母は『きょうかい10号酵母』として
頒布されているんですね。なるほどー


さて二日目
初日はやや甘くてやや苦いなお酒でしたが、二日目は
やや酸っぱくてやや苦いなお酒に変わりました。
キレの良さは変わりません。

良いお酒だなーと感じます。
また買いたいですね。
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浦里 純米酒 2024

2024-10-20 | お酒
今回の一本は約1年ぶりの浦里。
浦里 純米酒です。







浦里は茨城県の合資会社 浦里酒造店さんのお酒です。
https://www.kiritsukuba.co.jp/urazato/


開封
わずかに吟醸香っぽい香りがありますが大分薄いです。
色はガラスの酒器に注いでこちらもわずかに黄色です。

では頂きます。
一瞬ほのかに甘く、ほのかに苦みもありという風味ですが
全体的にかなり控えめ。後口にほのかな苦みが継続するので
飲んだ後の印象は辛口。

ここ数回辛口が続きましたがそれらのお酒と比べものに
ならない位の柔らかさ。日本酒度でいうと+1~2程度の
感じを受けます。
この柔らかさを期待して買ってきたので味の傾向的には
満足。ただ2023年の物と比べると若干味が濃く、辛口傾向に
感じます。ちょっと冷蔵庫から出して時間が経った事の
影響かもしれません。



初日のおつまみは最近嵌ってるクリスピーチキン。
胸肉美味しいです。
淡白な味ですがお酒が出しゃばらず肉が美味しい。
それでいてお酒の存在感もしっかりある。
毎回の食事に1合くらい出てくれると嬉しいお酒ですね。
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かたの桜 生酛純米 火入原酒

2024-10-14 | お酒
次いでの一本はかたの桜
しかも飲んだことの無い生酛!と思ったら飲んでるし!!!
去年の話じゃないか…なんてこったい。

改めてかたの桜 生酛純米 火入原酒です。





かたの桜は大阪府の山野酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.katanosakura.com/


開封
生酛らしく強めの香りがあります。
かなり酸味がありそうな雰囲気ですね。
色はガラスの酒器に注いでかなりしっかりめの
濃い黄色です。

では頂きます。
ふむ。開封時の香り通り強い酸味があります。
ただ生酛である事を加味するとそこまで強すぎる
酸っぱさという程ではありません。ただし酸味の
余韻が結構長く続きます。
他はアクセント程度の苦みがあり、甘さは薄め。

同酒造の個人的お気に入りの山廃 片野桜と比較
すると酸味はこちらの方が上ですが、味の濃さや
独特の香りは山廃の方が上ですね。
火入れで多少香りが飛んでるのかもしれませんね。

生酛の酸味が苦手という方もいますが、酸味は特に
平気という方は山廃片野桜よりも生酛かたの桜の方が
飲みやすく感じるかもしれません。


初日のおつまみは唐揚げというか竜田揚げ?
某商店街を散策していて適当に買った品です。
が、揚げたてだったのもあってかとても美味しい。
個人的推しの唐揚げ専門店に味が似ていて良い感じ。
しかも安いというお得感付き。良い買い物だ。
今回のお酒はどちらかというと辛口傾向なので合います。
唐揚げ専門店は日本酒とセット売りしませんかね?
かなり良い感じだと思うんですけどね。


という事で初めて飲んだと思っていたかたの桜の生酛純米でした。
すっかり忘れていましたね。
どうりで見た事のあるラベルだったんです…。
ま、良いか。

また買おう。

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千代むすび こなき純米 ひやおろし

2024-10-14 | お酒
今回の一本は何度か飲んでいます千代むすび こなき純米のひやおろし





こなき純米は鳥取県の千代むすび酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.chiyomusubi.co.jp/

開封
独特の濃い香りがあります。フルーティーとは全く異なる
香りです。しっかり醸された感があります。
色はガラスの酒器に注いではっきりと分かる黄色です。

では頂きます。
ふむ、若干老香っぽい香りが鼻に抜けますが後味は
とてもスッキリ。甘さはほぼ無く主張がそこまで無い
酸味とそこそこ主張のある苦みが追います。
ですが苦みが残る感じが少ないのでキレは良いですね。
なるほど揺るぎない辛口です。

初日のおつまみはポテチ。堅あげの焼きのり?な味。
さすがガッツリ辛口のお酒だけあって相性は良いですが
ちょっとお酒の香りが強い気もします。


さて二日目
やや癖のあった香りは大分飛んでしまいました。
で、味はやや酸味アップに強めの苦み増し。
かなり辛いです。

二日目のおつまみはチャーシュー。
見た目は良いけど味はそこそこな品。
さすが超辛口のお酒、ガッツリ脂の乗ったチャーシューでも
余裕です。まだお酒に余力がある感じ。


という事で千代むすび こなき純米 ひやおろしでした。
同じ千代むすびの無濾過原酒生が可憐なお嬢様だとすると
今回のひやおろしはムキムキマッチョのおっさんといった所。
全く正反対な味の傾向です。
どちらもこなき爺のラベルという所がある意味罠ですね。

割と強めの辛口を押しているお酒を見るとどの程度だろう?
と気になって手を出すことがあります。案外強めを謳う割
にはそこまでかな?というお酒が多かったりします。
ただ今回のこなき純米は超辛口とある通りガッツリストレートに
辛いお酒でした。ひやおろしの角の取れたまろやかさを
期待したのですがそれどころではありませんでしたね。

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純米吟醸 裏翠玉

2024-10-06 | お酒
今回の一本は純米吟醸 裏翠玉





翠玉ですがラベル反転ですよ。
裏~という銘柄は結構見ますね。
実際何が違うんだろう?という気はします。
今回の裏翠玉はいつもの翠玉と異なり辛口
方向に振っているお酒のようです。

裏翠玉は秋田県の両関酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.ryozeki.co.jp/


開封
とても華やかな吟醸香があります。
前の翠玉が澄んだ甘さのあるお酒だったので
どうしても甘い印象を受けます。
色はガラスの酒器に注ぐと結構しっかりと
わかるくらいの黄色です。

ではいただきます。
ほーほー、なるほど。
辛口かと言われるとうーんと唸ってしまう味で
然程甘くない甘口といった方が正解かもしれません。

それでもやや鼻をくすぐる感のある刺激のある香りと
思いのほかしっかりとした苦みがあるので辛口傾向
ではあるかなという印象も受けます。

日本酒度でいうと+2あるかな?という程度。
本格的な淡麗辛口のガッツリな日本酒好きには
ちょっと厳しいかもしれませんが、翠玉の流れを
しっかりと汲みつつ香りのある甘くないお酒なので
甘口派でも受け入れられそうです。

初日のおつまみは最近お気に入りの某コンビニ製の
クリスピーチキン。
今回のお酒と合わせると若干お酒の甘みが際立ち
ますがそれ以外は完全にわき役化。チキンの美味しさが
増すのでとても相性は良いです。


さて二日目
一口目はやはりほんのり甘めに感じます。
で、後から酸味と苦みが出てきますので辛口気味かなと。

二日目のおつまみはひじきの和え物。
やはりつまみの邪魔をしないお酒ですね。


という事で初めての裏翠玉でした。
最初は全く分からず珍しさだけで選んだお酒でしたが
なかなか好みの良いお酒でした。
何度か書いておりますが香る辛口という銘柄はそこまで
多くないんですね。そんな中の辛口傾向の翠玉はとても
良い塩梅のお酒でした。

初めて見た銘柄でしたが普通に売ってるんでしょうか?
そもそも翠玉自体がどこで買えるお酒という感じでも
ないですからね。個人的に甘く香るお酒が一番好きですが
甘いお酒は飲み疲れるというのでしょうか最初は良くても
あとあと厳しくなることがあります。
そういう点では辛口は料理にも合いますし、そこまで
飲み続けるのが厳しいという事もないです。
裏翠玉がどういう販売方法なのか不明ですが通常と同じく
生産、出荷しても良いんじゃないかなと思います。

生粋の翠玉、花邑ファンからすると辛い=邪道だ!と
いう方も少なからずいるかもしれませんけどね。

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