呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米酒 山田錦 六十餘洲

2018-11-25 | お酒
もっといい日本酒があるはずだ!
な県の一つ長崎県。

九州は焼酎がメインなのと、広い土地なので
日本酒の酒造に偏りがある気がします。
もしかすると地元のみ流通の日本酒がありそうですけどね。

そんな中、ありましたよ長崎県のお酒。
純米酒 山田錦 六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)です。





六十餘洲は長崎県の今里酒造株式会社さんのお酒です。
https://rokujuyoshu.com/


入手困難なレアなお酒を手に入れた時と同じくらい嬉しいですよ。

開封。
強くはないですが華やかな香りがします。
これは期待していいかな?

では戴きます。
少々粘度が舌に残る感じはありますがかなりアッサリ。
口の中には米の風味が薫ります。
甘味、酸味、苦味でいうと酸味が一番強いですが
しつこくなく良い感じ。
その酸味を追うように苦味が来ますがこれもホンノリ。
飲みやすくて良いお酒です。

初日のおつまみは・・・チョリソーソーセージ。
なぜこのチョイスなのか。
悪くは無いですがソーセージにはビールですよね。


二日目。
酸味と苦味がほんの少し増えたように感じます。
ただアッサリと飲みやすいのは変わらず。
派手すぎず、地味すぎず良い塩梅です。

二日目のおつまみは・・・魚肉ソーセージ。
二日連続ソーセージとは・・・。
昨日の豚肉とは違って今日は魚から作った物なので
中々悪くないです。
というか大体の日本酒には魚肉ソーセージは合いますね。


表現は悪いですが普通に美味しい日本酒でした。
問題は入手性ですね。
長崎の日本酒という売りでどれだけ売れるか・・・難しいですね。
日本人は兎角ネームバリュー先行ですからね。
良いお酒なのでもっと広まって欲しいです。
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金戎 無濾過純米吟醸生原酒

2018-11-18 | お酒
随分と久しぶり・・・かと思いきや半年前にも飲んでました。
個人的お気に入りの金戎です。

香川県の西野金陵株式会社さんの金戎 無濾過純米吟醸生原酒 です。
http://www.nishino-kinryo.co.jp/





酒米は香川県産のオオセトという種類だそうです。

開封。
微かな香りの奥に吟醸香があります。
ちょっと鋭い感じがありますよ。
色は結構黄色見が強いです。

では頂きます。
最初に感じた鋭さのある香りが鼻に抜けます。
口当たりはかなりアッサリで一瞬甘いのかと思わせておいて
シャープな辛さが抜けます。
後口は弱いながらじわりとした苦味が残ります。

ふむ、前三回の金戎は純米酒だったんですね。
それが今回は純米吟醸酒と削ぎ落として鋭くなったと。
なるほど納得です。

良い面構えになったなーと感慨深いものもありますが、個人的に
甘ちゃんな純米酒も好みです。


さて二日目。
心なしか初日よりも甘く感じます。
シャープさはまだありますが甘くなった分丸く感じますね。

おつまみは週末恒例海産物。
今回はまぐろ、サーモン、イカの刺身です。
ふむ、悪くはないですがマッチしてるとは言い難いかなぁ。
このお酒は単体で飲んだほうが美味しく感じますね。

当初想像していた味と違って驚きましたが良い方向に洗練されておりました。
オオセトという酒米も前々悪く無いですね。
もうここまできたら純米大吟醸も飲んでみたいです。



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伝心 秋 純米生詰原酒 なんですが・・・

2018-11-10 | お酒
今回は福井のお酒。



伝心 秋 純米生詰原酒 です。
伝心は株式会社一本義久保本店さんのお酒です。
http://www.ippongi.co.jp/denshin/

なのですが。
が。
今回のお酒、事前に注意事項があります。
なんと
2016年ものだった・・・。



そもそも日本酒は一部の熟成酒を除いてすぐ飲む用のお酒です。
たまに蔵でしっかり管理して1年寝かせたというお酒もありますけどね。
※個人用で買った生酒が半年冷蔵庫放置までは大丈夫なのは確認済


今回のお酒は完全にイレギュラーでしょう。生酒ですし。
火入れしていないのでちょっと気になります。

では開封。
うーん、危惧していた香りがします。
味への影響が少ないとよいのですが。

頂きます。
結構強めの酸味そこそこの甘味、そして老香(ひねか)が出てきてしまっています。
ただうちで飲んだ一本目の大七、黎明と比べると匂いは弱いです。
上記二種は普通に店頭に並んでいましたからね。
今回のお酒は一応冷蔵庫に入っていたようです。

老香の陰に本来の米っぽい旨みや香りを感じられるのが残念です。
これが生酒であるという事を知らずに熱燗等で出されたら、普通の
日本酒だねぇとなるレベルなんですけどね。

もしかしてこれ、売り物じゃなかったのかな・・・。

初日のおつまみは柚子こしょう味のカラアゲ。
ある意味煮詰まって濃くなった感のあるお酒が案外合います。
ただ実は華やかな吟醸香が漂うお酒だったのでは?とか思ってしまうと
ちょっと悲しいものがあります。
老香が漂ってもまだ美味い=素の生酒はかなり美味かったんだろう と。


今回は初日で切り上げ。
二日目も溜息しか出ませんしね。

次はちゃんとした生酒を飲みますよ!
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田酒 純米吟醸 百四拾

2018-11-05 | お酒
三ヶ月ぶりくらいの田酒です。
田酒 純米吟醸 百四拾という品のようです。





田酒は青森県の西田酒造店さんのお酒です。
http://www.densyu.co.jp/

開封。
すごーく薄い吟醸香があります。
ただ個人的には好きな香りです。
期待して良いかな?

では戴きます。
ん・・・水?
と一瞬勘違いするくらい口当たりが軽いです。
ただしすぐ後に抜けるような酸味が広がり お、酒だ
と実感させてくれます。
さらに後口には存在感のある苦味がドーンと居座ります。
また鼻から抜ける香りが開封時の吟醸香で心地よいです。
欲をいえばもう少し強い香りだと良かったなぁ。
最初と最後で全く感じの変わるお酒です。

おつまみに焼きししゃもを用意。
ま~カラフトシシャモでしょうね。
美味しいから良いんです。
今回のお酒で魚ですが合います。
表現が悪いですが少々主張の弱いお酒だったのが、焼きししゃもと
飲むとどちらも美味い。


個人的には三本目の田酒でした。
中々買いにくくレアなお酒の一つですが、個人的にはあまり
好みじゃないですね。
もちろん十分な美味しさがありますので無名の吟醸酒の
相手にはなりませんが、琴線に触れるとまではいきませんでした。


※追記
今回は1日ずれたので初日のみで書きましたが追加の二日目。

香り、酸味、苦味が強くなり存在感が出てきました。
で、毎度の事で酸味、苦味の増加は苦手なので単体ではちょっと飲み辛い感もあります。
が。
二日目のおつまみに好みの貝ひも投入。
初日のししゃもで海産物に合うのは確認済みですからね。
で、これがまた美味い。
貝ひもの美味さもありますがそれに負けない酸味としっかり主張する苦味が
良いマッチングとなっております。
二日目になって強くなった香りも鼻に抜けてよい感じ。
飲むタイミングとつまみで伸びるお酒でした。

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