呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

紀土 純米吟醸

2017-09-24 | お酒
何か新しいお酒が無いものかね~と探しても見慣れたモノばかり。
たまに「お!」という物があっても一升瓶だったりします。
一升瓶は消費に時間がかかりますし、保管も大変なんですよね。

某数字の付くひやおろしにも惹かれつつ、困った時のこれ





KIDです。
今回は純米吟醸。
本当はひやおろしが欲しかったんですけど買い逃し。
そのうち欲しいな。

KIDは和歌山県の平和酒造さんのお酒です。
http://www.heiwashuzou.co.jp/

開封。
色は結構薄いです。ほんのり黄色がかってるかな?という程度。
薫りは酸味の中に甘さがほんのりかな。

では戴きます。
ん。甘酸っぱい。
前回が山廃でガッツリ濃かったせいもありますが、今回はサラリとしてます。
悪くいうとちょっと薄い気が・・・。

一番強いのが酸味すぐ後に甘みで、苦味やクセは無く軽く飲める一本です。

KIDはどれも安心して飲めるという点では優等生ですね。
優等生といえば獺祭がありますが、あちらは毎回トップの座を争う有名人。
こちらKIDは目立ちませんが必ず10位以内に入る堅実な子という感じです。
※個人の感想です(笑)


さて二日目。
相変わらず強めに感じるのは酸味ですが、ほのかな苦味も出てきました。
どことなくグレープフルーツの苦味を彷彿とさせます。
ただ強くもしつこくも無いのでこれはこれでありですね。

今回のおつまみはそろそろ食べ納めの枝豆。
うーん、悪くはないですがこれならばビールの方が合いますね。
少々甘めのお酒なので単体で飲むのが良いかもしれません。


表現的には良くないですが、普通に美味しいというお酒です。
奇を衒わず誰でも美味しいねと飲める一本ではないでしょうか。


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また片野桜

2017-09-17 | お酒
今年二回目の片野桜です。



9月の頭に記事を書きましたが、
http://blog.goo.ne.jp/narol/e/5a7e4b232c8dcd5aaf5047c8cc031dc2

すぐにもう一本買いに行ったんですね。
久しぶりにもう少し飲みたい一本だったもので。

ちょっと心配だったのが前回は大変美味しかったのですが
たまたま体調が良かったとか、用意したつまみが良かったのでは?
等と己の評価に自信が無かったり(笑)

改めて飲んでみましたがやはり美味しいです。
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純米 二兎

2017-09-11 | お酒
ラベルが特徴的な愛知県のお酒 純米 二兎です。





丸石醸造株式会社さんのお酒ですね。
http://www.014.co.jp/

014?
あー、○いし ですか。

インパクトのあるラベルは有利ですね。
陳列されている瓶を見ても「お!」となりましたし。

でもこの兎・・・良く見ると怖いんですよね(笑)


開封
色は大分薄い黄色です。
薫りは酸味を感じさせます。酸っぱいのかな?

では戴きます。
お、一瞬甘酸っぱいです。
ですが甘みは直ぐに消えて酸味が鼻に抜けます。
その後にじわっと苦味が追ってきます。
そこそこ辛口風といったところでしょうか。

一番目立つのは酸味ですが、強くなくしつこくも無いので
サラリと消えます。
ひやおろしが出始めていますが、このお酒は夏酒でしょうね。


さて二日目。
初日と変わらず抜け出ているのは酸味ですが、全体的に丸くなった
感がありますね。
個人的に気になる苦味もかなり柔らかくなった感じ。
初日から良い感じでしたが、二日目になって更に磨きが掛かったようです。

今回もおつまみはサンマの佃煮。
これまた合いますね。単体よりも旨みが増すのが嬉しいです。

強烈な個性こそありませんが安心して飲める一本でした。
グイグイいけてしまうので危険でもあるんですけどね。
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山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒

2017-09-03 | お酒
久しぶりの大阪のお酒です。
大阪府の山野酒造株式会社さんの山廃仕込純米酒 片野桜 無濾過生原酒です。
http://katanosakura.com/






東京だと中々大阪の日本酒が買いにくいんですね。
扱っているところも少ないようですし。
前回の秋鹿以降は現地入りしないと購入できないかなと思っておりました。

しかも今回はこちらも久しぶりの山廃仕込ですよ。
というか山廃自体殆ど飲まないんですよね。
前は京都の玉川でした。
このお酒のインパクトが強くて次に手を出すのがちょっと怖かったり。

さて開封。
全体的には弱い薫りですが、芯の通った麹の薫りがします。
心なしか秋鹿も似たような感じだった記憶が・・・。

では戴きます。
一番強いのは酸味ですね。その後にほんのりの甘みと苦味が追います。
また、開封時に感じた麹の薫りがふわりと鼻に抜けますね。
アクセントとなってなかなか良い感じ。
最後には旨みがじんわりと残る感じ。アミノ酸度が高いんでしょうかね。

全体的に言えるのが味が濃く力強さがあります。
味が濃くても口当たりは丸く柔らか。
先に挙げたように酸味が一番強いのですが刺刺しさは無いですね。

ラベルにあります通り日本酒度は+5.5ですが、個人的に感じたのは+3くらいですね。
数値程辛くないな。ちょっと冷やしすぎたかな?


さて二日目。
鼻からの薫りは初日と変わりませんが、口に含んだ時に広がる薫りは二日目の方が
強くなったように感じます。
また、良くある二日目の苦味増加がこのお酒にもみられます。
ただし苦味自体に厭味が無いので今回はありですね。
初日に強かった酸味と二日目の苦味が良いバランスで凄く良いです。


今回はお酒単体で美味しいのでつまみは不要かと思いましたが一応投入。

初日
えだまめ→凄く合う
鰯の佃煮→凄く合う
二日目
サンマの佃煮→凄く合う

そのまま→凄く美味い
最強だ。

難点を挙げるとすると・・・減りが早いこと(笑)
いやー困ったもんだ。

個人的に甘く香るお酒が好きなのですが、こういう芯の通った力強いお酒も
また良いですね。
お気に入りの一本に追加しよう。
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