このブログに掲載している画像の作成条件は主として以下の三つである。
1. 複素関数
2. N-loop脱出条件
3. pset条件(即ち、N-loop脱出後の条件)
今まで掲載してきた画像の、ほとんどは、上の、3 のpset条件は、以下の条件だった。
即ち、N-loop脱出時の、X 及び Y を、それぞれ Xo, Yo としたとき、
if (|Xo|<10 or |Yo|<10) then pset ・・・(1)
ここで、この条件を以下のように変えてみる。
10{Asin(π/B)Xo-1}<Xo<10{Asin(π/B)Xo+1} or
10{Asin(π/B)Yo-1}<Yo<10{Asin(π/B)Yo+1} ・・・(2)
ここで、A,Bはパラメータとして適宜変える実数値である。
(1)の条件は言わば実軸、虚軸を中心とした「帯」であり、(2)の条件は其の「帯を正弦波状にクネらせたもの」となっている。
Aは其のクネられた帯の幅の大きさ(即ち振幅)を変えるパラメータであり、
Bはクネられかたの程度(即ち周期)を変えるパラメータである。
今回の記事のテーマは複素関数:Z^3+0.5 で条件2はQ=X^2+Y^2としたとき、条件3を(2)に変えたとき、画像は、どのように変化するのか? である。
下図は今までどおりの条件の画像、即ちpset条件が(1)の画像である。
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下図はpset条件を(2)として、B=20で、Aを、1, 2, 3, 4, 5, 6 に変えた場合の画像である。
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下図は、pset条件を(2)として、A=5で、Bを、10, 28, 36, 54, 72,100 に変えた場合の画像である。
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下図は、pset条件を(2)として、A=5, B=100 とした場合の画像である。