田中大介ブログ2

関西大学卒業
杏林大学大学院修了
日本の国家安全保障とメディアを研究
田久保忠衛・元時事通信ワシントン支局長に師事

日本の国家安全保障2000年代 197

2024-12-07 01:01:41 | 安全保障

第6章 2009年の「安全保障と防衛力に関する懇談会」報告

 

 

 

 

 

 第2節 新しい日本の安全保障戦略

 

 

「安全保障と防衛力に関する懇談会」

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

 

日本の新しい安全保障戦略構築

 

 

前提

 

となる

 

情勢

 

 

グローバル化と相互依存の深化

 

のため、

 

主要国間関係は安定

 

し、

 

大規模紛争の蓋然性

 

 

低下した

 

 

見解を表明した。

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

国際テロ、

 

大量破壊兵器の拡散、

 

海賊

 

などの

 

トランスナショナルな問題が増加している

 

 

主張している。

 

 

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

そうした情勢を受け、

 

 

日本の安全の確保、

 

世界で活動する日本人の安全、

 

経済活動や移動の自由の保障、

 

世界の安定

 

 

目指すべきとしている。

 

 

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

問題解決方法として、

 

今まで

 

 

アメリカが国際公共空間をコントロールしてきた

 

 

その影響力の低下の可能性も鑑み、

 

協調的国際システム維持のため新興国のシステム参加、

 

主要国の問題解決のための行動

 

 

求めている。

 

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

日本周辺の安全保障環境の認識

 

としては、

 

北朝鮮の核・ミサイル開発、

 

北朝鮮の特殊部隊による破壊工作

 

 

懸念を表明、

 

また

 

北朝鮮国家の体制の先行き

 

 

危惧を示している。

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

中国の軍事力の急速な増強

 

についても

 

意図と規模が不透明

 

であるとし、

 

地域や日本にとっての懸念材料で、

 

中国に対し

 

日本

 

 

責任ある大国となる道の環境整備をすべきだ

 

 

提言している。

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

ロシア

 

については、

 

軍事力が冷戦時代に比べ活動水準が大幅に下がっている

 

 

潜在能力は高いとし、

 

周辺環境改善のため日ロ信頼関係の充実を唱えている。

 

 

 

 

勝俣恒久・東京電力会長

 

青木節子・慶應義塾大学総合政策学部教授、

 

植木(川勝)千可子・早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、

 

北岡伸一・東京大学大学院法学政治学研究科教授、

 

田中明彦・東京大学大学院情報学環教授、

 

 

中西寛・京都大学大学院法学研究科教授

 

加藤良三・日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー(前・駐米大使)、

 

佐藤謙・財団法人世界平和研究所副会長(前・防衛事務次官)、

 

竹河内捷次・日本航空インターナショナル非常勤顧問(元・防衛庁統合幕僚会議議長)

 

 

また、

 

日本の安全の確保、

 

脅威の発現の防止、

 

国際システムの維持・構築

 

という

 

3つの目標実現

 

のため、

 

日本自身の努力、

 

同盟国との協力、

 

地域における協力、

 

国際社会との協力

 

という

 

4つのアプローチを組み合わせる

 

「多層協力的安全保障戦略」

 

 

提言した。

 

 

具体的な行動

 

として、

 

「多機能弾力的防衛力」の整備、

 

核・弾道ミサイルの脅威に対しての重層的な抑止構築、

 

日米同盟の強化、

 

法執行機関の長期継続的な活動、

 

国内各機関の統合的アプローチ、

 

情報機能の強化、

 

自衛隊の積極的活用による政治目標の実現、

 

各国との相互理解・相互信頼の推進、

 

破綻国家の国家再建への包括的支援、

 

PKOへの積極的参加、

 

武器管理レジームの強化、

 

核軍縮、

 

防衛交流、

 

総合安全保障、

 

国連機構改革の実現、

 

同盟国・友好国とのネットワーク化、

 

多層的地域枠組みの形成、

 

主要国によるコアグループ組織体の形成

 

 

あげている。

 

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