ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

多くの人達が使っている不運と不幸とはどう違うのか

2025年03月13日 | 教え

質問者:ハイル禅師 多くの人達が使っている不運と不幸とは
どう違うのでしょうか?

私:「運」と言う言葉が付くと当人の徳分が関係しており根源的な
意味合いがありますが「不運」となると運命にあがらえず人生の
流れに従うしかない悲運の要素も含まれております

一方の不幸とは当人の解釈によっても随分と違いがあり
「私は不幸だ」と言っても他人から観れば容姿端麗で金持ちであり
人間関係も比較的良好であり何処が不幸なのか ふざけるなッ!
と叫ぶ人もいるだろう

ただ葬儀の際の言葉としての「不幸」はお悔やみを言う形であり
死者が出た事を象徴しておりこれは普通に言葉通りの使い方です

だが大半の人が使う不幸は一時的なモノや自分が満足できない
結果に対して使用している事が多くあります

しかしながら時には逆に他人から不幸に観られていても
当人は不幸とは感じていない事もあり価値観や受け取り方に
よっても変容しやすいのであります

要するに不運と言うのは不成仏霊に因る霊障の影響が強く有り
確定的で厳しい事柄を指すことが多く 一方で不幸と言うのは
解釈次第で随分変わってしまう言葉や事象であるので
全く本質的な意味合いでは重さが違うのであります