質問者:ハイル禅師 思想の枷についてどのような見解を
お持ちでしょうか?
私:枷(かせ)とは手枷・足枷のように当人の自由を束縛する
拘束器具のことだが思想の枷とは心を杓子定規に規制して
ヒト本来の自由自在の閃きや柔軟性さらには創造性や発想を
縛り付けて固定観念化させる誤った思想・教理・哲学など
のことを言います
例えばキリスト教の一派で「私は大変罪深い」と
死ぬまで懺悔の祈りで毎日泣いている信者もおります
閉鎖的で排他的な修道院などにみられるのだが
この人を霊眼で見ると頭にトゲトゲの冠のような枷が
巻き付いており極端な禁欲主義などもこれを増長している
のです
当然ながらこの信者は心が牢獄暮らしである為に死んでも
暗い地獄に落ちます
確かに人間には前世からの罪障である劫もあるし
霊障も憑依していますが だからこそ心は明るく
善行に励んで努力するべきであり罪深いと悩むだけでは
反省ではなく怠惰の罪にもなる
せっかく現世では禁欲主義で頑張り毎日懺悔の祈りで涙を
流したのに死後地獄行きでは哀れで勿体ないと言える
天国界に入るには心を明るく善行に楽しさを持ち
軽やかな心で日常生活を過ごさなければならず
暗い懺悔尽くしの心では波長も波動も天国に一致しないのです
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