徳の大切さを友人に解説しても理解出来ない理由とは

質問者：ハイル禅師　徳の大切さを友人に解説しても理解出来ない
のですがなぜでしょうか？

私：徳の概念とは財物等を捨て去る概念でもあり
自身の物質的な我欲とか自我を捨て去る事により
悟りの境地に達しなければ本心から理解出来ません

つまり高徳者が徳が無さ過ぎる霊層の低い人に百万言を費やして
丁寧な解説をしても本当に理解出来ないので不思議に思えます

実は徳の概念は布施行に繋がるので他人様から教えて貰ったり
頭で学んでも実践出来る人はそう多くありません

なぜなら自分自身の御魂の奥底から愛念と悟りの境地を経て
初めて身につくモノだからである

ただ私の語録を継続的に読まれる人達は悟っておられる事もあり
自然と徳積みの重要性を知っている人が多い

逆にこの徳積みの概念が欠落している霊層の低い人達ほど
私の語録内容を笑い飛ばすのが現実なのです

聡明な人は人生で一定の艱難辛苦に遭う事で
徳積みと因縁抹消の必要性を悟ります

そういう人達は既に宗教に入信されている方もいる

人生を将棋に準えるならば玉の頭に金を打たれないと
詰みに気付けない人は死んだ後も苦労します

数十手先の詰みが分かる人は徳積みに励まれますが
前世に武士などで学問を積んだ人達は劫が重くても
先祖が優秀であり聡明なので私の語録で開眼し易いのです

運も不確定要素なのか

質問者：ハイル禅師　特別に徳積みしているように見えない人でも
健康で長生きして老衰で亡くなる方もいますが
運も不確定要素なのでしょうか？

私：運とは徳分の事でありその人に相応しい分だけ厳密に
備わる為　不確定要素ではありません

特別に現世では徳を積んでいなくても普通に生きているだけで
健康で長命なのは悪因縁がないからであります

悪因縁とは劫と霊障の事だが前世において霊的な借金が無く
逆に徳が積まれている効果で現世では幸運を享受できるのが
真相であります

だが大多数の人は過去世からの霊的な借金を持ち越しており
因縁相応にある一定の年齢に達すると病気等で借金の督促が
来るわけです

その借金の督促の暗部を担っているのが怨念霊などであり
彼らによって交通事故・自殺・破産・難病・離婚などの
苦悩が齎されます

また老衰で死ぬ人は一見すると徳を積んでいないよう見えても
他人に物施をしたり神信心をするなど
陰でこっそりと目立たずに徳を積んでいる事も多い

しかし大多数の人は劫（負のカルマ）と霊障に因り
不運になる要素をたくさん抱えている現状である為　
幸運の人を気にするよりも自分自身の霊障を救霊で外し
神仏に因縁切りを施してもらう事が最重要なのであります

莫大な祖父の財産を父親に全部潰された

質問者：ハイル禅師　莫大な祖父の財産を父親に全部潰された
者ですが父にはそれでもかなりの借金がありますし幼少時より
頻繁に虐待も受けていました　僕の前世の影響でしょうか？

私：頻繁に虐待をされていたり財産を全部潰されてしまう子供には
相応の過去世からの劫（霊的罪障）があるのは間違いありません

基本的に虐待をされる子供は虐待をする親との関係として
「仇」の形になっているケースが多々あり子供の劫が重いと
殺害されます

加害的な父親の考えは「超利己主義的な性格」であり
財産を全て蕩尽していても自分の老後の関心は高く
年金などはきっちり受け取るようにしている場合も多い

仇のような父親は「あいつらに俺の財産をくれてやるぐらいなら
博打と飲み食いで全部使い切ってしまえ！」
と腹の底では常に思っていたはずです

仇の父親と結婚した母親も財産を受け取れない為　
父親と母親も仇のような悪因縁で結婚した最悪の関係になります

子供に運が無ければ父親と母親の両方から虐待を受けるし
まだ運があれば母親は味方になってくれます

君の父親と君との和解は不可能レベルなので父と距離を取って
財産も全て諦めて現世では地道に徳を積むような生き方を
されるのが最善の方策となります

就職氷河期に遭遇した人は徳が少なかったのか

質問者：ハイル禅師　就職氷河期に遭遇した人は徳が少なかった
のでしょうか？

私：就職氷河期とは投機的泡沫現象と呼ばれた
「バブル崩壊」の１９９１年～２０００年に高卒や
大卒が就職できずにバイトで綱渡りしていた世代を言います

私の会社でも昨年はハワイ旅行がありましたが
今年はないとかOLの賞与が２００万円あったのに
５０万円に下がったなど不景気な話題も多かった

以前は自分が高校や大学を卒業したタイミングで良い就職先と
御縁が出来れば一生安泰が約束される終身雇用制が主流でした

ところがバブル崩壊後は各企業は社内留保に血眼になり
社員に十分な給与や賞与が還元されにくくなりました

さらに株が大暴落したのと同時に土地も暴落して
銀行も不良債権が続出しました

銀行自身が厳しいので企業や個人に対する貸し剥がしや
貸し渋りも横行しました

このタイミングで就職出来無かった運の悪い人達の多くは
契約社員等の待遇となり給与も激安になった

要するに就職氷河期に良い会社に入社出来なかった人達は
金銭劫が霊的に重い人が多く決して偶然ではありません

徳が少なく前世の霊的罪障が重い人達が非常に多かったのも
事実ですので貧しいながらでも徳を積む生き方を心掛けて下さい

人間が死後畜生界に落ちて動物で転生した後に死亡した場合

質問者：ハイル禅師　人間が死後畜生界に落ちて動物で転生した
後に死亡した場合　次に人間で生まれた時は動物だった時の
能力を有するのでしょうか？

私：人間が死後に通常の人が行く霊界ではなく
畜生界に堕ちた場合は犬・豚・蛇・鶏などの動物で
稀に転生する人がおります

現世では肉体が有りますが普通の人でも読書をしたりすると
この内容を顕在意識では忘れていても御魂の潜在意識では
全て記憶しております

神仏が人間に対して「ボー」としてはいけないと言われるのは
何も御魂に残らないからである

要するに読書も運動も御魂の学習効果を高めており室町時代の
蹴鞠の達人が現世ではプロのサッカー選手になっている話もある

人間は非常に器用な生物でありあらゆるスキルが蓄積されていき
進化するとレベルアップも随時齎されます

ロールプレイングゲームの主人公達と似た展開になる訳です

人が動物で生まれた時は不自由ですが次回に人間で転生した際
には動物だった時のスキルが活きます

例えば前世が蛇だった人は首が長く伸びたり或いは龍だった人
（畜生界からの転生ではない）は怪我が重症で普通の人なら
死亡する状態が迅速に皮膚の再生や血管の回復をするなど
レアなスキルを身に着けているからであります

能力的に超越した人は何か理由があるのか

質問者：ハイル禅師　大谷翔平氏や藤井聡太氏のように
能力的に超越した人は何か理由があるのでしょうか？

私：プロ野球の大谷翔平氏とプロ将棋棋士の藤井聡太氏は
ジャンルは違いますが共にズバ抜けた能力の持ち主であります

イチロー氏もそうでしたが際立って活躍する人には身体から
溢れ出る徳分エネルギーが漲った状態なのが共通点となります

勿論彼らは寸暇を惜しまずに努力をするタイプであり
イチロー選手も大谷選手も試合後にバットで素振りをしたりする

藤井聡太氏も２０歳で七冠王ですが渡辺名人を破った将棋の
すぐ後に詰め将棋をやっているのです

普通の人なら野球の試合が終わると一杯飲みに行ったり
将棋の棋士でもタイトル戦が終わると感想戦もそこそこに
切り上げて飲みに行く人が大半であります

だが彼らは本試合終了直後から再戦闘モードになっており　
まさに「常在戦場の境地」であり努力を決して怠らず
継続していく信念と習慣性を持っている

実は神人合一している人も同様であり努力の継続性と言う
意味では１日中絶えることなくと言う形であります

能力的に超越した人は前世に僧侶等で徳を積み続けた功徳と
現世での弛まぬ努力により偉大な成果を出しているのである

７８歳のお婆さんが事故で飛んできた車に当たって死亡する災難

質問者：ハイル禅師　７８歳のお婆さんが事故で飛んできた車に
当たって死亡する災難などもありますが運が尽きてしまった
のでしょうか？

私：７８歳のお婆さんでも健康管理は十分努力されており
毎日のウオーキングや食事の献立にも注意されて
健康的な生活を過ごされる方もおられます

さらには閑静な住宅の素晴らしい環境の家に住んでおり
高尚な趣味があり家の中は美術館のようで
雰囲気の良い友人なども訪れる日々だったりする

それで高齢者になり１００歳超えまで生きて老衰で静かに
他界するのが本人の理想であり孫やひ孫の顔まで観れて
幸せな気分で人生を終えるのを夢見ております

だが長い人生においては自分の人生設計が思わぬ事故で
頓挫してしまうアクシデントに見舞われる場合もあります

基本的に長寿の目安である後期高齢者の７５歳まで元気で
生きて来られた人は徳分があるのだが人生の所々で徳積みを
していないと突然に徳が切れる事がある

それらが突然の事故や病気での急逝であり本人も予期して
いないから死んでも納得せず浮遊霊になる事も多い

やはり老後に備えての預貯金ばかりではなく
目に見えない霊的罪障の抹消の為にも公共福祉団体や
神社等に献金するなどの行為も必要不可欠なのであります

外因性・心因性及び肉体疾患による病気状態の本質や危難の原因

質問者：ハイル禅師　外因性・心因性及び肉体疾患による
病気状態の本質や危難は何に起因するのでしょうか？

私：基本的には病気が霊的罪障の浄化作用と身体免疫の獲得に
よる肉体や細胞機能等の進化を齎しているのであります

霊的罪障の浄化作用とは一般的には子孫自身と強く繋がっている
先祖霊の霊線の影響を受けます

例えば先祖霊が蜂室（はちむろ）地獄に落ちていると
山野で子孫が蜂の大群に襲われたり
先祖霊が戦々恐々地獄に落ちている場合は
熊や鮫に襲われて傷を負うとか死亡事故になる

さらに先祖霊が獄界で磔の刑に遭っていると
子孫が霊線を通じて筋無力症となり全身が徐々に動かなくなる
とか高度医療でも治癒させるのは困難になります

このように地上の人間の病気や危難は決して偶然ではなく
罪障相応に応じて不幸現象に遭うように運命が誘われる

病気は地獄の先祖の霊線以外には憑依している家系の怨念霊
の影響も多く有りそれだけ当事者は劫と霊障が重い

病気や事故及び災難などは霊的な影響を強く受けているが
守護霊が強い人は小難化されます

守護霊を強くするには「救霊」を受けて霊障を減らしたり
黒豆木祈願で獄界先祖を観音様に救済して頂くのも有力です

優秀な御魂の子を授かる方法はあるのか

質問者：ハイル禅師　優秀な御魂の子を授かる方法は
あるのでしょうか？

私：親なら美形で優秀な頭脳を持った健康優良児を望むのは
至極当然だと思います

優秀な子供を産む方法として巷の本ではコップンを栄養素として
与えるとか胎教音楽を聴かせるなど色々書かれております

確かに食事や栄養素及び御魂の感性を開かせる胎教音楽も
良い方法ですが本質的なモノは変えられません

その本質的なモノとは①先祖代々が徳を積んできた家系なのか
②優秀な頭脳を持って生まれた人が多い家系なのか
③生まれてきた本人の御魂の素質であります

決定的なのは母親が赤子を産んだ瞬間の生年月日・時間
・星の波動や角度により赤子の先天運が確定します

もっと遡れば夫婦が交わった時の状況が赤子の御魂の質に
影響を与える訳です

酒を飲んで酔った勢いで交わったのか或いは神仏に祈願して
静粛な気持ちで交わったのか親の動機も非常に重要であります

要するに優秀な御魂が生まれる家系には種々多様な徳があり
劫が重い家には例外的に家系の劫の清算の為に生まれてくる

それでも母親は食事内容・精神状態など最大限に気を付けて
父親の協力も得て最大限努力されると悪因縁がきつくない限り
比較的良い御魂の子供が授かり易いのであります

宗教に入信した以降の神様からの証について

質問者：ハイル禅師　宗教に入信した以降の神様からの証に
ついてネットでは観ませんが奇跡現象は有るのでしょうか？

私：神様から信者や会員への証とは寿命が延びた・病気が治った
・金銭が手に入った・恋人が出来た・頻繁な怪我が無くなったなど
の内容が多々あるのが真相なのであります

私が神慈秀明会に入っていた時はお導きした人数分だけ
七福神のミニ金属が自宅の彼方此方から出現しましたが
五ミリほどの大きさでした

これは偶然ではなく入信期間のみ出現したからで実際に
滋賀県の御苑本部に行くと私のポケット・畳の上・机の上などに
出現した同じ七福神の金属が大きなケースの中に飾られていた

要するに他の信者さんにも神仏からの功徳の証が出現した
人達がいて教団に持ち込まれたのであります

ただ奇跡現象が露骨に現れて実感した人は１割以下の感じでした

だが実際には多くの信者も気づかぬうちに御陰を貰っており
毎年必ず頻繁に怪我をしていた人も怪我をしなくなった証もある

特に観音様系統の宗教に奇跡現象が多くワールドメイトの会員も
種々多様な神事や秘法等により数多くの証を受け取っております

しかし残念な事にネット上では宗教の悪口ばかりが非常に目立ち
神仏からの功徳や証についての書き込みはほぼ見られません

神仏が色々と縁があった人達を助けておられるのに感謝が薄く
文句ばかりネットで言うのは非常識で浅薄な人が多いからです

容姿が良い人達はどういった功徳を前世に積まれたのか

質問者：ハイル禅師　容姿が良い人達はどういった功徳を
前世に積まれたのでしょうか？

私：生まれながら容姿が良い人は美人になる星の波動を
いくつか生誕時に受けているのが真相なのであります

ではその人達が美人に生まれた理由として当然乍ら偶然ではなく
前世の努力の賜物なのは言うまでもない

具体的に美男美女で生まれた人達の共通点として挙げられる
のが以下の例となります　　先ずは①お化粧などで顔を綺麗に
しようと絶えず意識して努力した人などに多い

②孤児の幼子を沢山預かって親身に愛情を注いで育てた
シスターなども御魂を救済した功徳で美人に生まれます

③正しい真理の学問の習得者も美人で生まれますが
私の語録の愛読者も美形候補者の資格を有しております

④自分の身体を毎日綺麗に洗ったり健康や美容に力を
入れた人なども美人で生まれます

⑤正しい信仰心を持ち様々な功徳を地道に沢山積んできた人
なども美人になります

なお何度も同じ人物でいろんなテレビCMに出ている芸能人等も
おりますが　シスターや牧師など僧侶系の前世が非常に多い

やはり人の運とは自分自身の熱意と努力如何であり
前世に有意義な功徳を継続的に積み上げてきた人は
現世にて大輪の花を咲かせることが出来るようになるのである

禅師の語録の読者に武士の前世の人が多い理由

質問者：ハイル禅師　禅師の語録の読者に武士の前世の人が
多い理由は何でしょうか？

私：「この世は全て因縁によって支配されている」と言う
観音様のお言葉がありますが自分が目を通してピン！とくる
内容の本やブログとの相性も縁で繋がっているのであります

武士の前世を持つ人は聡明な人が相対的に多くいますが
劫が重い人も相対的に多い傾向にある

なぜ武士は聡明な人が多いのかと言えば当時の学問や行を
習得しており家訓やしきたりも必ずあったからです

さらには聡明な武士の前世には多くの場合　僧侶などの
転生履歴がありますが僧籍に有った頃には徳も積んでいる

徳を積んだ僧侶で特に優秀な御魂は次回の転生では
武将で生まれ変わりますが前世とは一転して家名を守り
生き残る為に戦で敵を殺める事に叡智を駆使します

要するに高位武将の転生の人は高僧の前世があり徳と劫が
極端に混在していますが御魂は優秀な人達なのであります

こういう人達は現世では貧困・病気・就職難などで観音様系統
などの宗教に縁が生じ入信する事により徳積みの重要性に気付く

私の語録を毎日読むような人は既に一定の徳性を持っており
神仏の御蔭を貰えているレベルの人も多いのであります

他界した後 努力をしても 霊界に行き着けない霊とは

質問者：ハイル禅師　他界した後　努力をしても霊界に行き着け
ない霊達がおりますが　何か足りないのでしょうか？

私：人間は死ぬと霊魂が肉体から出ますが霊体のままであっても
四十九日間は現世で名残惜しむ事は可能であります

他界した後　霊界に行く気が無い霊は現世にとどまって
未浄化霊と呼ばれる浮遊霊・地縛霊・怨念霊となりますが
成仏の機会を逸している為　彼らは自力では成仏出来ません

だから彼らは身内の霊媒体質者や霊能者などに成仏や供養を
訴える事が多い訳です

人は死ぬと幽界を抜けて霊界へ行く事になりますが現世で
未浄化霊にならなくても幽界の途中で歩けなくなる霊も多い

この歩けない霊達は霊界に向けて前進していく徳分エネルギー
が不足しており　こういう霊達には迎えの親族の霊も来ません

基本的に幽界の途中で苦しんでいたり座り込んでいたり
白装束を着た状態で臥せっている霊もおりますが彼らには
共通点があります

その共通点とは生前に徳（物施等）を積んでいない事であり　
逆に徳どころか悪業を沢山積んだ人達も多い状態なのであります

その他の理由では劫が重すぎる・宗派が違う葬式で力が出ない
・誘ってくれる霊がこない・身内の供養が全く無いなども
幽界から霊界に進めない理由になります

能力がある社員でも会社が倒産したら無能力になるのか

質問者：ハイル禅師　能力がある社員でも会社が倒産したら
無能力になるのでしょうか？

私：確かに稽古事などでも能力があるのに様々な理由で
途中で止めた人は能力がない人だと揶揄される厳しさはあります

ただ厳密にいえば能力がない人とは「運がない人」の
代名詞にもなります

現在の世情を観ると十年間で九割以上の会社が倒産しており
時代の趨勢の流れが厳しさを増しております

例えば中小企業で頑張っている二十五歳の営業マンが
手取り月収で五十万円貰っていたとする

この営業マンが二十九歳になった時に会社が突然倒産して
再就職も難しくどん底に落とされる事も現在はよくあります

会社が存在している時は能力が高い社員でありノルマをこなして
平均月収が五十万を超えていても時が過ぎ五年余り勤務して
会社が倒産すると運命の流れが変わります

倒産した会社では能力が高くても他社では無能力に陥る人も
非常に多く生活にも困窮していきます

要するに会社が倒産したから無能力になったと言うより
その人の徳が切れたとの解釈が適切です

人は徳が有ればバリバリ仕事をせずとも何とか生活出来るし
徳が無ければバリバリ仕事をしていても生活出来ない場合も
実際にあるからである

地獄界での様々な拷問は適切な量刑なのか

質問者：ハイル禅師　地獄界では様々な拷問がありますが
地上での細かい罪状に応じた適切な量刑なのでしょうか？

私：人間が地上に生誕する目的は労働以外では真理を研鑽して
御魂を向上させ徳を積むことにあります

上記の命題に背く行いは全て罪業である（劫：ごう）になりますが
肉体が消滅して魂が霊界に帰幽した時点で細部まで厳密に
採点されます

地獄界には仏教で説かれている「黒縄」「等活」「衆合」
「叫喚」「焦熱」などの種々多様な拷問に分かれていますが
さらにそれぞれが細かく数十段に分かれております

その理由はむやみに動物を三匹殺害したのか三十匹殺害した
のかで量刑が分かれるからで拷問の厳しさにも差異がある

基本的に身体を焼かれても切られても風が吹くと身体は再生され
限りなく拷問が繰り返されますが地獄の者達は激痛で絶叫が続く
毎日となります

彼らが救われるには自らが改心するか子孫が徳を積むしか
ありませんが自分勝手な子孫であれば救われません

さらに地獄界の先祖の状態は現実界の子孫にも投影される事
があり先祖が「蜂室地獄」にいると子孫が地上で蜂の大群に
襲撃される事もある

また熊に襲われるのも偶然ではなく獄界先祖の状態と子孫が
リンクしているのであります