質問者:ハイル禅師 地獄界では様々な拷問がありますが
地上での細かい罪状に応じた適切な量刑なのでしょうか?
私:人間が地上に生誕する目的は労働以外では真理を研鑽して
御魂を向上させ徳を積むことにあります
上記の命題に背く行いは全て罪業である(劫:ごう)になりますが
肉体が消滅して魂が霊界に帰幽した時点で細部まで厳密に
採点されます
地獄界には仏教で説かれている「黒縄」「等活」「衆合」
「叫喚」「焦熱」などの種々多様な拷問に分かれていますが
さらにそれぞれが細かく数十段に分かれております
その理由はむやみに動物を三匹殺害したのか三十匹殺害した
のかで量刑が分かれるからで拷問の厳しさにも差異がある
基本的に身体を焼かれても切られても風が吹くと身体は再生され
限りなく拷問が繰り返されますが地獄の者達は激痛で絶叫が続く
毎日となります
彼らが救われるには自らが改心するか子孫が徳を積むしか
ありませんが自分勝手な子孫であれば救われません
さらに地獄界の先祖の状態は現実界の子孫にも投影される事
があり先祖が「蜂室地獄」にいると子孫が地上で蜂の大群に
襲撃される事もある
また熊に襲われるのも偶然ではなく獄界先祖の状態と子孫が
リンクしているのであります