自動車学校の先生 奮闘記(After story)

元教習指導員が安全運転を祈念して語ります。 あと楽しかったこととか悩みとか・・・

運転中のスマホは絶対やめて!!

赤色、黄色、青色??

2006年07月20日 | 日記。。。
信号・・・
「赤は止まれ」
「青は進め!」
と言いますよね?
法令では、赤は止まれ、黄色は進むな、青は進んでもよい、です。

さて、みなさんもお気づきかとは思いますが、
この「青信号」・・・本当に「青」に見えますか??
緑色に見えますよね!!?

そうなんです。実際に、緑色なんだそうです。
近年、青色ダイオードの発明により、
本当に「青色」の信号機もあるらしいですが。。。

今のような自動式信号機ができた当初は、
法令上では「赤色信号」「黄色信号」「緑色信号」と決まっていたそうです。
でも、世間一般に「緑」を「青」と呼ぶ習慣があり、
(例えば「木が青々としている」とか葉っぱ野菜を「青物」というように。)
緑信号も「青信号」と呼ばれることが一般的になってきたため、
昭和22年に法令でも、信号の色は緑のまま、
呼び方を「緑色信号」を「青色信号」と改正したそうです。

今でも「緑」を「青」と呼ぶこともありますし、
だいいち、「みどりしんごう」なんて言いづらいですよね~!!

ちなみに、新潟で一番初めに自動式信号機が設置されたのは、
古町通りと柾谷小路との交差点「古町十字路」だそうです。




やっぱり自信がない・・・

2006年07月17日 | 日記。。。
最近疲れからか、精神的に病んできたのか、
仕事に対してマイナスな考えがチラホラと・・・。

自分の教習に自信が持てなくなってきました。
自分の教習に疑問を感じています。
言葉遣いや態度や説明ややり方や・・・全ての面で。
一生懸命やっているんですけど、

まず教習生が俺を怖がっていないのか?口調とか・・。
教習生にとって理想的なやり方なのか?
教習生にうまく伝わっているのか?やりにくくないか?
教習生が求めていることをやってあげられているのか?
そもそも、教えられるだけの技術と知識を持っているのか俺は・・・?

様々な疑問が頭をよぎります。
なんか、何ヶ月に一回はこういう精神状態に陥ってる気がします。
なにか「このやり方で良かったんだ!」って思える出来事があればいいんだけど。
最近これといってそういう出来事は無かったし、
実際に間違ってるからそういう出来事が無いのかもしれないし、
だからそういうことは今後も無いかもしれないし。

もうすぐ指導員になって1年・・・。
1年前、俺はどんな教習をしようとしてたんだろう。
どんな教習を理想としてがんばってたんだろう。
そして今の俺はどんな指導員なんだろう・・・。


雨の日の運転

2006年07月14日 | 日記。。。
梅雨真っ只中・・・過ごしにくい日々が続きますね。
運転もしづらいですね。
今日の新潟市は晴れていますが

さて、今日は雨の日の運転で注意して欲しいことについてです。

まず、傘さし運転をしているチャリには充分に気をつけてください。
風にあおれれてふらついたり、急に車道に出てきたり、
全く確認もせずに急に道路を横断し始めたり。
彼らはとにかく自分本位の走りしかしません。
というより、傘を支えながら前を見ていることに必死で、他の事を考えられないのです。
まず、傘さし運転は絶対にやめましょう!
運転者は、傘さしチャリには充分警戒しながら、通り過ぎるまで注意してください。

雨の日は、歩行者の行動にも警戒が必要です。
雨を避けるために、なにも見ずに突然道路を横断してくることがよくあります。
俺も前、それで冷や汗をかいたことがあります・・・
人通りの多い所、道幅の狭い所は特に注意して通行してください。
そして、雨の降り始め、急に降ってきたときは特に飛び出してくる可能性が高くなりますので、
歩道のほうにも目を向けて、歩行者の動向に注意してください!

そのほか、雨の日の夜間の運転では、
ライトが地面の水に反射して車線が見えづらくなるほか、
道路周囲の暗いところ(歩道等)がより一層暗く見え、歩行者等の発見が遅れてしまいます。
速度は控えめに、先や周りをよく見ながら運転してください。

あと、歩行者等への水撥ねや、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水に浮いてハンドル操作がきかなくなる現象。スピードが速いほどおきやすい。)、
また、停止距離が長くなることにも気をつけなければなりません。

雨の日は、晴れているときより何倍も危険であることを認識して、
安全な運転を心がけてください。

俺はこのブログを読んでくれている人全員が、事故の無いように・・・
そう願っています。

ホントにあった怖い話

2006年07月09日 | 日記。。。
先日、スクールバスを運転していたときのことです・・・。

とある田舎集落の細道を通行していました。
30キロ制限の道路です。
脇道がいくつもあります。
その中でもやや広い脇道が途中にあります。
脇道のなかでもわりと見通しは良い交差点です。
その脇道には「止まれ」の標識があります。俺の道路が優先道路です。

そこは普段、交通の少ない交差点です。
わりと見通しが良いので、
交差点の直前にならないと見えないというわけではありません。
とはいっても、見えるようになってから交差点までの距離は短いです。

俺はいつもどおりそこを通過しようとしました。
当然、交差点左右の確認は怠りません。
左右確認し始めた瞬間、
その交差点を時速50キロくらいで軽トラが横切りました!!
運転手は少しもこちらを見ず、ただひたすら前だけを見て、
しかも「止まれ」の標識を無視し、スピードを少しも緩めることなく、
その交差点を横切っていったのです!

びっくりしましたぁ!
いるんですよ、こういう運転者が!!
去年、教習車が同じようなパターンで横から激突された事故もありました。
今日俺が何を言いたいかというと、

他の人の運転は信用してはいけない!
優先道路を通行していても油断してはならない!!

ということです。
みなさん、
高齢者の多い地域や住宅街を通行する際は、特に注意しましょう!!
あー 怖いコワイ・・・

悩み

2006年07月06日 | 日記。。。
クールという言葉があります。「彼ってクールだよね」とかの。
クールってのは一体なんなのか考えます。
クール=冷たいっていう意味なわけで、
冷たい人って、つまり優しくないですよね。
優しくない人って嫌われますよね・・・。
俺はよく「クールだね」とか「冷たいなぁ」って言われます。
そんなつもりは無いんですけど。
プライベートではまぁいいんですけど、
せめて仕事のときは「クールな俺」でいたくないのが本音です。
教習生が俺をどう思っているのかってのも、
じつは気になるところでして…。
やっぱり、イイ先生だと思われていたいですから。
最近、どうやったら優しくなれるのかなぁって、
考えることがよくあります。
ただ単に優しいだけじゃダメなんですけどね。



最近目につくこと=腹立つこと

2006年07月04日 | 日記。。。
新潟(特に新潟市)の運転者のマナーは悪い!!
他の都道府県を運転したあとに新潟市内を運転するとすごくそう思います。
運転していても教習していてもそうなんですが、
最近特に目につくのは、
合図(ウインカー)を出さずに車線変更する、
もしくは、車線変更を始めてから合図を出す運転者です。
教習中、1時間(正確には道路にいるのは40分くらい)のうちに、
最低3台は見かけますね。これは相当な数です。
仕事柄、こういう車を見ると本っっっっっっっっ気、腹立ちます!
確認して安全だから合図なんていらないって考えなんだろうね。
でもそれ、れっきとした道路交通法違反だし。
隣の車線は言わば「隣の家の庭」なんです。「あなたの家の庭」ではありません。
隣の家に入るとき「おじゃまします」って言うでしょ普通。
車線変更はそれと同じですよ。
ちゃんと合図を出して周りの車におじゃましますってしようよ。
俺みたいに、合図を出さないだけで腹を立てる人もいるわけだし、
みんなが気持ちよく運転できるように運転しましょう。

合図も出さずに車線変更するなんて、
その人の運転は教習生以下ってことです。
俺から言わせれば「ヘタクソ」です。
教習生や初心運転者のほうが何十倍も運転が上手ですわ!

一般運転者よ、彼らを見習え!!