私立カリタス小学校児童殺傷事件現場からチェロの音色を添えて

2023年9月1日、神奈川県川崎市多摩区の【私立カリタス小学校児童殺傷事件】の現場にきた。



本日の現場にはお供え物の花束💐などは一切なく、
事情を知らなければただの街角にしか見えない。



殺害された栗林華子さんは生きていれば
高校1年生になってオーケストラクラブで
チェロを弾いていることだろう。
私立カリタス女子中高では9月に文化祭があり
おそらくこの土曜日も栗林華子さんは練習に登校しているな。



同中高の文化祭は事件を受け一般人の入場ができなくなった。
だから筆者が私立カリタス女子中高オーケストラクラブの演奏を聴くことは生涯ない。


事件当時この地に消防のドームテントが張られ負傷者救護の最前線となった。
エニーの看板がある建物に医療機関が偶然存在し
事件を受け、当日の外来診療を中止してカリタス小学校児童と
保護者の治療に当たった。


私立カリタス小学校児童はスクールバスのりばまで
この道を歩いたが、殺傷事件後はスクールバスのりばが
変わり、ここを歩くことはない。


上の写真のバスベイ先端にカリタス小学校スクールバスのポールが建っていた。
同校スクールバスのためここはバスベイが長く採られている。


私立カリタス小学校スクールバス(公道より撮影)


殺傷事件現場を避けるため、運行再開後のスクールバスは
写真の道を通る。


柳葉包丁を二本、両手に持った犯人の岩崎隆一は
ファミリーマートの駐車場から児童や見送りの保護者を
殺傷しながら風のように駆け抜けた。


ファミリーマート店内に多数の私立カリタス小学校児童が
逃げ込んでかくまわれた。


登戸駅ホームで南武線電車を待つ私立カリタス小学生



[私立カリタス小学校児童殺傷事件]　2019/5/28
朝の路上で、私立カリタス小学校のスクールバスに乗るべく
並んでいた同校児童と見送りの保護者が
犯人の岩崎隆一に柳葉包丁2本で無差別に斬りつけられた。
女子児童1名と別の児童の父親1名が死亡、
別の保護者1名と児童17名が負傷した。
岩崎隆一は現場で自決した。

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