通称・抜け弁天と西向天神
二社はご近所で、社務所は共通、西向天神にありました。
二股に分かれる道のその真ん中の三角地帯に、歩数にして十数歩で通り抜けられるほどの境内というか参道というか。とにかく、さほど近道にはならない通り抜けの道を有する、正式には嚴嶋神社。
弁天というくらいだから、主に水関係の神様として親しまれているのだろう。
ほんとうに小さな社なのだが、とても整備された、手入れの行きとどいた印象が深い。
夕陽を浴びて黄金色に輝く拝殿。ということだが、訪れた時刻は午前中だったので、確認はとれず。
境内から西に向かって土地が低くなっているために、西陽のあたり方は良いことだろう。
しかし、近年、その陽が沈んでいく方向数百メートルの場所に高層建築物が建ち始めた。
社殿の前に立ち、西方を見ると、まさにそこには大型クレーン車が活動している。
大丈夫か!?西向。