静岡大空襲

1945年6月19日の深夜から20日未明にかけて、アメリカ軍のB29爆撃機137機により、静岡市が大空襲に見舞われました。

　丁度昨日からの台風の様な時間帯でしょうか。と言っても静岡市にいなければ分らないか！

　空襲は3時間も続き、資料によりますと『投下された焼夷弾は13,211発、被害は死者1,952名余、負傷者5,000名余、焼失戸数26,891戸に上った』そうです。

　弊社は比較的繁華街に近い所にあった為、その空襲をもろに受けて、燃え尽きてしまったそうです。　そのためか、昔、庭を掘って遊ぶと、変形したラムネのビンなどが出てきました。

攻撃したB29も、数機墜落したそうですが、その内の1機が墜落するところを当時中学生だった親父が見たそうで、墜落した瞬間、一斉に万歳三唱が起きたそうです。

その憎いアメリカ兵ですが、その時に戦死したアメリカ兵の慰めるために浅間山に頂上に碑があります。

　昔の日本人はそんな死者に対する思いやりがあったのですね。我々現代人はその素晴らしいところを、どうも忘れてしまっているみたいですね。

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