南房総館山・なぎさの自然詩

館山湾のコチドリ観察


館山湾内の2カ所の海岸でコチドリ観察をしています。


館山湾北側の海岸での今日の様子。
コチドリが口を開けているのが見えますが、砂浜の熱さで体温が上がらないように口で呼吸しているようです。
鳥は汗腺がないため、口を開きっぱなしにして浅く早い呼吸を行うパンティングという行動をするそうです。
このコチドリはなぜ熱い砂浜に留まっているのかと言うと、太陽の光を自分の背中に受け止めて卵に日陰を作るためなのです。


コチドリが移動したときに卵を2個確認しました。


この海岸ではコチドリの番が交尾する姿を5/27に確認していましたので、この時の番が産卵したと思われます。


そして昨日は館山湾南側の海岸でコチドリを2羽見かけました。
こちらのオスは頭を下に向け尾っぽを上に向け、メスに求愛のディスプレイをするところです。この後尾羽を広げていました。


メスの方はオスに近づくことは無く、飛び去っていきました。
南側の海岸では番が産卵し4個の卵を確認していたのですが、その後に卵が無くなっていたので、再度繁殖行動をするのか気になっていました。
オスが求愛行動をしていたのを見て、もしかしたら産卵するかもしれないと期待しています。


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