南房総館山・なぎさの自然詩

タコブネとアオサギ


海岸へ行くと日射しが暖かく優しい潮風が吹いていました。
砂浜には釣り人が数人見えたので、波打ち際を歩かずに釣り人を迂回してからビーチコーミング。
しばらく歩くと木の葉などと一緒にタコブネが漂着していました。
こんなに突起が鋭くゴツゴツした感じのタコブネは初めてです。
色も白っぽく、普段目にするグレーとは違った色合いでした。


更に歩くとアオサギが羽干しながら羽づくろい中のところでした。


こんな格好のアオサギを見るのは初めてで、ついつい見過ぎてこっちに気付いたようです。
羽づくろいを止めてこちらを見ています。
申し訳なく思いその場を立ち去りました。


そして堤防の上のハクセキレイ。
カメラを向けると、やっぱり警戒されてしまいました。


海岸近くの林の中にメジロやジジュウカラがいましたが、あちこち飛びまわっていて、やっとのことでメジロを1羽近くで見ることが出来ました。


日当たりの良い崖に咲いていたイソギクにはハチが数匹寄って来ていました。
こういった生き物達の姿を見ていると、あっという間に時間が過ぎていて驚きます。
11月とは思えないような暖かい海岸では生き物も人間も活動的です。
平日にもかかわらずビーチコーミングや釣りをする人達を見かけ、海で遊ぶ人が増えた分、地元の対応の変化も感じています。
色々と難しい問題ですが、アウトドアブームが去れば色々と落ち着いてくるのかもしれないと思いました。





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