南房総館山・なぎさの自然詩

ハマゴウと布袋石


ビーチコーミングしようと海岸へ行くと良いことと悪いことの両方の出来事がありました。
良い方はイルカの耳骨を見つけたこと。



こんな風に打ち上げられていました。


悪い方は昨日やっと花の綻び始めたハマゴウの群落が、すっかり刈り取られていたことです。


今日のハマゴウの群落の様子。


昨日の夕空の下のハマゴウと比べると無残な風景となってしまいました。
海岸は公共の場所なのですが、地元住民が個人的に海浜植物を草刈りをするのです。
まさか昨日がハマゴウの見納めになってしまうなんて思ってもみませんでした。


ハマゴウの花畑を見ることはもう叶わなくなっていまいましたが、同じ砂丘にはネコノシタの花が咲き始めました。



更にスカシユリも咲いていました。


鳴きながらコチドリがやって来て、磯へ降り立ちました。


今更ですが、カニは上を向いて歩く事に気付きました。



海の向こうには薄らと富士山も見えました。
ハマゴウの群落が無くなってしまった事がショックで、何も考えたくない気分でしたがコチドリやカニ等と出会い、イルカの耳骨を拾ったりしながら気持ちの切り替えができました。
来年こそはハマゴウの群落が無事に花を咲かせてくれるように願っています。





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