南房総館山・なぎさの自然詩

アオイガイとカンムリカイツブリ


昨日は一日中強風が吹き続いていたのですが、一変して今朝は静かになりました。
海岸へ行くとアオイガイが打ち上がっていて4個拾い上げました。



強風で海面が荒れれば海底も影響を受けるようで、海底に沈んでいたと思われるタコノマクラが磯場の波打ち際にありました。


冬にやって来るカンムリカイツブリの姿もありました。白い頭に黒い冠を被ったような姿がとても愛らしい鳥です。とても臆病者のようで双眼鏡を覗こうとすると直ぐに潜ってしまい姿を消してしまいます。なので少し離れた場所から観察していると潜ったり浮上したりを繰り返し、魚を探しているようでした。


そしてカラスが何かに群がっています。
一番左がハシブトガラスで手前の3羽はハシボソガラスです。



近づいてみるとタコでした。
折り返して戻ってきた時に足を数えたら7本だったのでカラス達が1本食べたようです。タコの頭は握り拳大だったのでかなり食べ応えがありそうです。


館山湾の上空にはカモメの群れが飛んでいきます。
そういえばこの冬は越冬しにくるカモメが異常に少ないのです。カモメにとって越冬するには気温が高すぎるのかもしれません。
毎年楽しみにしているユリカモメには会えないまま、この冬が終わってしまいそうです。


見上げた空には彩雲が見られ、しばらく見とれていました。
今日のように風の無い穏やかな海や暖かな太陽を見ていると幸せとはこういうものなのかもしれないなぁとしみじみ思いました。


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