南房総館山・なぎさの自然詩

車のタイヤ跡が残る海岸


緊急事態宣言が解除されたので、海岸駐車場の様子を確認するために各海岸を見てきましたが、閉鎖されていた駐車場は全て開放されていました。
その移動の途中で南房総市の岩井海岸を歩きました。


歩き始めてすぐに青色の瓶の欠片を見つけました。瓶にはエンボスでカヤナキと書かれていました。割れていたので全ての文字は分かりませんが、こういったタイプの青い瓶は薬用の瓶として使われていることが多いようです。



その後も砂浜を歩いていたら、車のタイヤ跡が残されていました。
海岸に向かってスロープがあるので、そこから車が進入したのだと思いますが、砂浜を縦横無尽に走られてはとても危険です。
岩井海岸は車の乗り入れは基本的に禁止なはずなので、行政の方で安全対策をとってほしいものです。


今日のビーチコーミングで見つけた貝殻。
砂浜が柔らかめだったからかタイヤ跡の下の貝殻は割れていないものもありましたが、車に潰されて粉々になってしまった貝殻を見るのはとてもつらいものでした。

海というのは本当に寡黙で、砂浜を荒らされてもそれを受け止めて、時間とともにそのタイヤ跡を波と風が消していきます。
消えれば全て元通りなのでしょうか?
砂浜に残るタイヤ跡を見ていると同じ人間として悲しく思いました。


コメント一覧

nekoja_cowry
深海の住人さん、こんにちは。
海で起きていることをブログに書くことで少しでも良い方向に変わればいいなと思っています。
深海の住人
こんばんは。いつも綺麗な写真に癒やされてます。車に荒らされた浜辺は悲しいですね。粉々になってしまった貝殻を見たら私も切なくなります。
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