南房総館山・なぎさの自然詩

蜃気楼


館山湾から臨む三浦半島です。
今日は蜃気楼が見えて、三浦半島の先っぽが浮かんでいました。
蜃気楼と言えば富山湾が有名ですが、館山湾からも蜃気楼が見えるのです。館山湾で蜃気楼が見られるの冬場なのですが、海水で温められた空気の層と冷たい空気の層の間で光の屈折が起きるので下位蜃気楼と言うそうです。下位蜃気楼は夏にアスファルトに見える逃げ水と同じ現象で一年中見られる現象だそうです。
館山湾には黒潮の暖かい海流が流れ込むので、冬でも海水温が高いために冬季になると海水温と気温の差が生まれて蜃気楼が見られるのです。その黒潮がもたらす影響で、冬の朝には海から水蒸気が立ち上る気嵐が見られることもあります。


そして小笠原丸が入港していたようで、東京へ向けて出港するところを見る事が出来ました。



更に空にはオスプレイが飛来。
初めて近くで見ましたが、音が凄くて体の奥まで響くような爆音に驚きました。
館山湾を2周回ってから去って行きました。


砂浜にはカツオノエボシとギンカクラゲが多数漂着していました。
小さなカツオノエボシです。


ギンカクラゲ。死んでから長い間漂流していたのか触手が無くなってしまっています。



これは以前見た生きているギンカクラゲ。青い生き物はとても神秘的。



今日見た富士山の周りには雲がかかり、その雲は噴煙の様にも見えました。
今日は大潮でしたが、なんとなく貝殻はあまり拾わないビーチコーミングとなり、代わりに富士山を眺めながらの散歩となりました。





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