南房総館山・なぎさの自然詩

ハシボソガラスとビーチコーミング


低木の集まる海岸林にシャリンバイの花が咲いていました。
そこを通り過ぎると、目の前には海が見えます。


今日の館山湾は曇天でしたが、沖ノ島には大型バスや人影が見えて、かなりの混雑ぶりでした。


砂丘の近くにいたハシボソガラスを観察していたら、海浜植物の中へ歩いていき、茂みに嘴を突っ込んで何かを捕まえて食べていました。



砂丘にいる時は頭の羽が膨らんでいましたが、植生の中へ入った時には元に戻っていました。カラスは嬉しい時やリラックスしている時に頭の羽が膨らむそうです。そんな風に感情表現するなんて思ってもみませんでした。
そしてこのハシボソガラスは私が見ていても全く逃げる気配を見せず、堂々と歩いていたので、とても人に馴れているようです。
海岸で見かけるカラスは漂着物を見ながら歩き、食べられる物を見つけたら啄みむ姿はビーチコーマーそのものです。
私がビーチコーミングしている時に、カラスと出くわすと、カラスも私もお互いに相手が何を見つけたのか探り合っているようなそんな感覚があります。


そしてハマヒルガオの花を見ていたら虫がいて、花を揺らしても全く動かず、これが本当の「頭隠して尻隠さず」なハナムグリでした。


今日の一番はピカピカのカモンダカラ。
シラタマガイ、コメツブウニ、イトカケの微小貝も拾えて大満足なビーチコーミングでした。


そして今日の夕景。


富士山と赤い空。
とても素敵な夕焼けでした。



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