もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

女の道は一本道!~天璋院篤姫展

2008-04-02 | ドラマ
          <閉館ぎりぎりまでおりました~。>

        
風がビュンビュン吹いて寒いTOKYO。
桜の花びらたちは
「もう少し、主役でいさせてくれよぉぉ~。
・・・とばかりに必死でこらえている昼下がり。

「こらえるのじゃ~。」と熱いメッセージを送りつつ(!?)
我が家、春休み中の3人は江戸東京博物館(両国)で開催されている
天璋院篤姫展」へと足早に向かった。

徳川13代将軍・家定の御台所、
幕末のファーストレディーである「篤姫」。

今回はNHK大河ドラマ「篤姫」との連動企画ということで、
篤姫ゆかりの品々や江戸城大奥の華麗な調度品、
さらには江戸城無血開城に大きな役割を果たした
篤姫にかかわる歴史資料など、
その波乱に満ちた生涯を知ることができる展示となっていた。

我が家3人が着いたのは午後3時。
もうすいている頃だろう~と思って行ってみたのだが
どうしてどうして!すごい人!「篤姫」人気を物語っていた。

なぜだかとってもお年寄りが多く、
うしろでその「うんちく」をきいているだけでためになることも!

21歳で将軍に嫁いだものの、わずか1年7ヶ月で夫(家定)は急死。
若き14代将軍家茂の養母となった篤姫。

前にいたおばあさんたちは語る、
「あっという間に姑になっちゃったんだよね~。」
「あんな思いしていったのに短い結婚生活だったねえ~。」
「かわいそうにね~。」
・・・・思わずうなずく私。
きらびやかな生活の奥に隠れる寂しい思いが伝わってくる。


実は毎週のように涙をこらえながら
ドラマでの篤姫の生き様を見ている私。

当時のお姫様かもしれないが、
実の父母とは会えず、友も選べず、何ひとつ思いどおりにならず・・・。
見ていて苦しいほどのその運命にどんなお気持ちであったのだろうと
思うと、涙があふれてくるのである。

それでも、家茂の妻、和宮とともに大奥をとりまとめ、
戊辰戦争のときには江戸に攻め入る西郷隆盛ら新政府軍に
手紙を送り、血を流すことのないよう働きかけた篤姫。

残された写真の目は美しく、まっすぐと前をみている。
強い女性だったのだろう・・・。

生まれ故郷の薩摩を愛し、江戸を愛し、
引き返すことの出来ない運命の中で生きたひとりの女性の生き様は
ちっちゃいことで悩みなさんな!」といわれているようで
背筋の伸びる思いがした私であった。



     日記@BlogRanking
 江戸城の桜はみ~んな知っている・・・かな?
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Comments (10)
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