年金者組合滋賀県本部、県高齢者運動連絡会などは昨日2月15日、「後期高齢者医療制度の完全廃止」 「年金削減中止」などを求める「怒りの集会」を滋賀会館前で行いました。

集会は年金者組合滋賀県本部の佐々木伸次書記長の司会で始められました。
「後期高齢者医療制度を完全に廃止させるまで、2カ月毎に集会を開き闘い抜こうということで始められた集会です。
今日は非常に寒い中ですが、たくさん集まっていただき有り難うございます。
県庁前で開きたかったのですが、身体も大事ですので、雨宿りしながらこちらで行ないます。
前回、県庁前広場で行なってから、県庁の方から何の苦情も出ていないので、
今日も県庁前広場で行なおうと思っていましたのに、こうなってしまい残念です。
では、雨の中ですが、元気にやりましょう」
最初に、滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が次のように挨拶しました。

「雨の中、ご参集いただき有り難うございます。
さて、1月21日に『社会保障・税一体改革、社会保障制度改革国民会議』(社会保障制度改革国民会議)の3回目の会議が開かれ、
そこで、麻生太郎副総理兼財務大臣が暴言を吐きました。
ひとつは『医療保障をいつまでも受けとったらあかんで。月々1500万位かかる』(本当は100万円位しかかかっていない)
『お年よりは早く死んで下さい』
こんな意味のことを、会議の中で言っているんです。(こちら参照)
もうひとつは、『80歳以上の人がまだ年金をもろうとる。ちょっと控えてもろたらどうやろう』
ということで、年金生活者を侮辱しているんですね。
本当に、ひどいと思います。
そういう背景の中で、『アベノミクス』というのが出てまして、
昨日の国会で補正予算が決まりました。
結局のところ、ゼネコンが喜ぶバラマキの政治、企業には減税、こういうことがまかり通っている状況です。
因みに、後期高齢者の問題については、この8月までに成案を作っていくというのが彼らの狙いのようです。
しかし、狙いの中身は本当にひどいと思います。
『介護保険は3年後にやめる、介護保険はお金が続かないので廃止しかないだろう』、
現に各市町村で介護保険料が値上げされた。
国からの補助がないから、その分を保険者に負担をかけて昨年4月から介護保険料が大幅に上がった。
また、医療費は上がると言われています。
上がる分をどうするのかというと、政府は『やっぱり消費税だな』、こんな話にかえっていくんですね。
ひどいです。
そういう点では、消費税を10%に上げる問題を含めて、社会保障全体をもっともっと悪くして、
麻生さんではないけど『お年よりは早よう死ね』とばっかりの政治を彼らがやろうとしていることに
いま私たちが怒りを示さなければならない状況にあると思うんです。
それは、小泉内閣の時に社会保障一体改革を行なうということで、
毎年2200億円ずつ社会保障予算を削ったことがレールに引かれて、
より一層それを広げていく、これが自公民での改革の中身になっていくだろうと思っています。
皆さん方と一緒に『消費税増税は困る、社会保障改悪も困る、もちろん年金改悪も駄目だ』という大きな怒りを
この滋賀県からも上げていかなければならないと思います。
そして問題は、安倍内閣の下で、『憲法改悪』と『国防軍』ということまで飛び出している今日の情勢の中で、
『もう黙ってられない』、これが現実の姿ではないでしょうか。
そういう点でも『暮らしと平和、憲法を守る』という立場ででも私たちの集会が、全国に届くように皆さんと一緒に、
頑張り抜いていきたいと思います。
ともに頑張りましょう。

集会は年金者組合滋賀県本部の佐々木伸次書記長の司会で始められました。
「後期高齢者医療制度を完全に廃止させるまで、2カ月毎に集会を開き闘い抜こうということで始められた集会です。
今日は非常に寒い中ですが、たくさん集まっていただき有り難うございます。
県庁前で開きたかったのですが、身体も大事ですので、雨宿りしながらこちらで行ないます。
前回、県庁前広場で行なってから、県庁の方から何の苦情も出ていないので、
今日も県庁前広場で行なおうと思っていましたのに、こうなってしまい残念です。
では、雨の中ですが、元気にやりましょう」
最初に、滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が次のように挨拶しました。

「雨の中、ご参集いただき有り難うございます。
さて、1月21日に『社会保障・税一体改革、社会保障制度改革国民会議』(社会保障制度改革国民会議)の3回目の会議が開かれ、
そこで、麻生太郎副総理兼財務大臣が暴言を吐きました。
ひとつは『医療保障をいつまでも受けとったらあかんで。月々1500万位かかる』(本当は100万円位しかかかっていない)
『お年よりは早く死んで下さい』
こんな意味のことを、会議の中で言っているんです。(こちら参照)
もうひとつは、『80歳以上の人がまだ年金をもろうとる。ちょっと控えてもろたらどうやろう』
ということで、年金生活者を侮辱しているんですね。
本当に、ひどいと思います。
そういう背景の中で、『アベノミクス』というのが出てまして、
昨日の国会で補正予算が決まりました。
結局のところ、ゼネコンが喜ぶバラマキの政治、企業には減税、こういうことがまかり通っている状況です。
因みに、後期高齢者の問題については、この8月までに成案を作っていくというのが彼らの狙いのようです。
しかし、狙いの中身は本当にひどいと思います。
『介護保険は3年後にやめる、介護保険はお金が続かないので廃止しかないだろう』、
現に各市町村で介護保険料が値上げされた。
国からの補助がないから、その分を保険者に負担をかけて昨年4月から介護保険料が大幅に上がった。
また、医療費は上がると言われています。
上がる分をどうするのかというと、政府は『やっぱり消費税だな』、こんな話にかえっていくんですね。
ひどいです。
そういう点では、消費税を10%に上げる問題を含めて、社会保障全体をもっともっと悪くして、
麻生さんではないけど『お年よりは早よう死ね』とばっかりの政治を彼らがやろうとしていることに
いま私たちが怒りを示さなければならない状況にあると思うんです。
それは、小泉内閣の時に社会保障一体改革を行なうということで、
毎年2200億円ずつ社会保障予算を削ったことがレールに引かれて、
より一層それを広げていく、これが自公民での改革の中身になっていくだろうと思っています。
皆さん方と一緒に『消費税増税は困る、社会保障改悪も困る、もちろん年金改悪も駄目だ』という大きな怒りを
この滋賀県からも上げていかなければならないと思います。
そして問題は、安倍内閣の下で、『憲法改悪』と『国防軍』ということまで飛び出している今日の情勢の中で、
『もう黙ってられない』、これが現実の姿ではないでしょうか。
そういう点でも『暮らしと平和、憲法を守る』という立場ででも私たちの集会が、全国に届くように皆さんと一緒に、
頑張り抜いていきたいと思います。
ともに頑張りましょう。