去る10月31日に開催された第23回滋賀県高齢者大会において、
滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が行った基調報告の要旨を紹介します。
野田民主党政権は、国民の願いをことごとく裏切り国民のきびしい批判にさらされて 昨年12月の総選挙で惨敗、自民 ・ 公明政権の復活となりました。
しかし、自民 ・ 公明政権も、財界 ・ アメリカの思いのままに、原発再稼働、TPP参加、消費税増税、社会保障切り捨てなどを進めており、
高齢者の生活と暮らしを守る運動がますます重要となっています。
昨年12月に出来た安倍自民 ・ 公明政権は8月、国会解散のどさくさの中で、消費税増税とセットで社会保障の大改悪を決めました。
年金を2.5%も切り下げる一方で、医療保険や介護保険など高齢者の負担を増加させるという高齢者いじめの悪政に、怒りの声が大きく広がっています。
政府が言う社会保障の根本は、自らの生活を本人または家族相互の助け合いによって支える 「自助」 を基本とし、
これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う 「共助」 によって補完し、
その上で 「自助」 や 「共助」 では 対応できない困窮状態の人に対しては 「公助」 によって生活を保障しようということです。
社会保障推進国民会議が狙っているこのような基調は、憲法第25条の社会保障の精神を曲げるもので、
介護保険の支援切りなどをはじめ高齢者の負担を増やし、老後を大変な事態に追いこむものです。
来年4月から消費税増税を実施し、年金を2.5%引き下げることは、 「高齢者は早くあの世に」 と言わんばかりの政治ではありませんか。
私たち年金生活者は 1人ひとりがばらばらにならないで、共同の力を発揮する時であると考えます。
昨年10月、滋賀県庁前での年金者一揆が騒然となりました。
滋賀県は 昨年9月18日付で 「滋賀県庁舎等管理規則」 を公布、県庁敷地内での集会、のぼり旗、ビラ配布などを禁止するばかりか、
県民が県庁敷地内に入れば 持ち物の検査もするというのですから 怒りはおさまりません。
後日、県総務課に抗議し改善を求めましたが、現在も平行線で、集会は県庁の噴水横などで行っています。
私たちは、県民が県庁内で普通に集会を開くなど、民主的な行動を行うことは当然であると考えるもので、今後も改善を求めていきます。
年金者組合だけでなく県下の労働組合、民主団体が県庁に要請等で行くことはよくあることで、その行動が規制されることがあってはなりません。
県高齢者大会は、 全国大会に呼応して 毎年、県内各地が 持ち回りで開催しています。
この大会は、高齢者が交流する場、発言する場、楽しむ場であるとともに、開催地の運動が活気と勇気をもらえる場として発展してきました。
「まちから村からの連帯で ひとりぼっちの高齢者をなくそう」 という高齢者大会のスローガンをさらに発展させましょう。
今年は 彦根市で開催、来年は 甲賀市で開く予定となっています。
今年度は、特に、年金2.5%%引き下げに怒りを結集し、 「年金削減を中止してください」 という行政不服審査請求を成功させましょう。
では、今日一日、みんなで楽しみながら、学習と交流を深めましょう。
滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が行った基調報告の要旨を紹介します。
野田民主党政権は、国民の願いをことごとく裏切り国民のきびしい批判にさらされて 昨年12月の総選挙で惨敗、自民 ・ 公明政権の復活となりました。
しかし、自民 ・ 公明政権も、財界 ・ アメリカの思いのままに、原発再稼働、TPP参加、消費税増税、社会保障切り捨てなどを進めており、
高齢者の生活と暮らしを守る運動がますます重要となっています。
昨年12月に出来た安倍自民 ・ 公明政権は8月、国会解散のどさくさの中で、消費税増税とセットで社会保障の大改悪を決めました。
年金を2.5%も切り下げる一方で、医療保険や介護保険など高齢者の負担を増加させるという高齢者いじめの悪政に、怒りの声が大きく広がっています。
政府が言う社会保障の根本は、自らの生活を本人または家族相互の助け合いによって支える 「自助」 を基本とし、
これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う 「共助」 によって補完し、
その上で 「自助」 や 「共助」 では 対応できない困窮状態の人に対しては 「公助」 によって生活を保障しようということです。
社会保障推進国民会議が狙っているこのような基調は、憲法第25条の社会保障の精神を曲げるもので、
介護保険の支援切りなどをはじめ高齢者の負担を増やし、老後を大変な事態に追いこむものです。
来年4月から消費税増税を実施し、年金を2.5%引き下げることは、 「高齢者は早くあの世に」 と言わんばかりの政治ではありませんか。
私たち年金生活者は 1人ひとりがばらばらにならないで、共同の力を発揮する時であると考えます。
昨年10月、滋賀県庁前での年金者一揆が騒然となりました。
滋賀県は 昨年9月18日付で 「滋賀県庁舎等管理規則」 を公布、県庁敷地内での集会、のぼり旗、ビラ配布などを禁止するばかりか、
県民が県庁敷地内に入れば 持ち物の検査もするというのですから 怒りはおさまりません。
後日、県総務課に抗議し改善を求めましたが、現在も平行線で、集会は県庁の噴水横などで行っています。
私たちは、県民が県庁内で普通に集会を開くなど、民主的な行動を行うことは当然であると考えるもので、今後も改善を求めていきます。
年金者組合だけでなく県下の労働組合、民主団体が県庁に要請等で行くことはよくあることで、その行動が規制されることがあってはなりません。
県高齢者大会は、 全国大会に呼応して 毎年、県内各地が 持ち回りで開催しています。
この大会は、高齢者が交流する場、発言する場、楽しむ場であるとともに、開催地の運動が活気と勇気をもらえる場として発展してきました。
「まちから村からの連帯で ひとりぼっちの高齢者をなくそう」 という高齢者大会のスローガンをさらに発展させましょう。
今年は 彦根市で開催、来年は 甲賀市で開く予定となっています。
今年度は、特に、年金2.5%%引き下げに怒りを結集し、 「年金削減を中止してください」 という行政不服審査請求を成功させましょう。
では、今日一日、みんなで楽しみながら、学習と交流を深めましょう。