滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

安定した雇用を求める国会請願署名

2013年11月05日 | 滋賀県本部
 全労連などが呼びかけた 「憲法をいかし安定した雇用を求める国会請願署名」 が進められています。

年金者組合員も 現役労働者の安定した雇用を求める運動に 力を尽くしましょう。




    



    
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滋賀県高齢者大会の基調報告

2013年11月04日 | 滋賀県本部
 去る10月31日に開催された第23回滋賀県高齢者大会において、

滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が行った基調報告の要旨を紹介します。


    

 野田民主党政権は、国民の願いをことごとく裏切り国民のきびしい批判にさらされて 昨年12月の総選挙で惨敗、自民 ・ 公明政権の復活となりました。

しかし、自民 ・ 公明政権も、財界 ・ アメリカの思いのままに、原発再稼働、TPP参加、消費税増税、社会保障切り捨てなどを進めており、

高齢者の生活と暮らしを守る運動がますます重要となっています。

昨年12月に出来た安倍自民 ・ 公明政権は8月、国会解散のどさくさの中で、消費税増税とセットで社会保障の大改悪を決めました。

年金を2.5%も切り下げる一方で、医療保険や介護保険など高齢者の負担を増加させるという高齢者いじめの悪政に、怒りの声が大きく広がっています。

 政府が言う社会保障の根本は、自らの生活を本人または家族相互の助け合いによって支える 「自助」 を基本とし、

これを相互扶助と連帯の精神に基づき助け合う 「共助」 によって補完し、

その上で 「自助」 や 「共助」 では 対応できない困窮状態の人に対しては 「公助」 によって生活を保障しようということです。

社会保障推進国民会議が狙っているこのような基調は、憲法第25条の社会保障の精神を曲げるもので、

介護保険の支援切りなどをはじめ高齢者の負担を増やし、老後を大変な事態に追いこむものです。

 来年4月から消費税増税を実施し、年金を2.5%引き下げることは、 「高齢者は早くあの世に」 と言わんばかりの政治ではありませんか。

私たち年金生活者は 1人ひとりがばらばらにならないで、共同の力を発揮する時であると考えます。

 昨年10月、滋賀県庁前での年金者一揆が騒然となりました。

滋賀県は 昨年9月18日付で 「滋賀県庁舎等管理規則」 を公布、県庁敷地内での集会、のぼり旗、ビラ配布などを禁止するばかりか、

県民が県庁敷地内に入れば 持ち物の検査もするというのですから 怒りはおさまりません。

後日、県総務課に抗議し改善を求めましたが、現在も平行線で、集会は県庁の噴水横などで行っています。

私たちは、県民が県庁内で普通に集会を開くなど、民主的な行動を行うことは当然であると考えるもので、今後も改善を求めていきます。

年金者組合だけでなく県下の労働組合、民主団体が県庁に要請等で行くことはよくあることで、その行動が規制されることがあってはなりません。

 県高齢者大会は、 全国大会に呼応して 毎年、県内各地が 持ち回りで開催しています。

この大会は、高齢者が交流する場、発言する場、楽しむ場であるとともに、開催地の運動が活気と勇気をもらえる場として発展してきました。

「まちから村からの連帯で ひとりぼっちの高齢者をなくそう」 という高齢者大会のスローガンをさらに発展させましょう。

今年は 彦根市で開催、来年は 甲賀市で開く予定となっています。

今年度は、特に、年金2.5%%引き下げに怒りを結集し、 「年金削減を中止してください」 という行政不服審査請求を成功させましょう。

 では、今日一日、みんなで楽しみながら、学習と交流を深めましょう。
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行政不服審査請求書の「理由欄」 は ?

2013年11月03日 | 滋賀県本部
 昨日のブログで紹介した 行政不服審査請求書の中で、

「審査請求の理由」 欄を書くのに 迷う方も多いことでしょう。

そこで、いくつかの例文を紹介します。

もちろん、例文に関係なく 自分の思いを書いていただいて結構ですが、

参考にしていただきたいと思います。


例文1. 本件にかかわる 「特例措置」 は、高齢者の生活実態と経済への配慮から行なわれたものであるが、それらは一層深刻になっており廃止する理由はない。

「特例措置」 の後、年金は2.2%も引き下げられる一方、介護・医療保険料は大幅に引き上げられている。

税金も大幅に上げられ、特に個人住民税非課税措置の廃止が、低所得者扱いをはずされた高齢者を苦しめている。

年金削減は、消費税増税とともに高齢者の生存権を脅かし、内需をいっそう冷え込ませて 「景気回復」 に逆行する。

地方経済と自治体財政への打撃は特に甚大である。よって、年金削減は取り消すべきである。


例文2. 「物価スライド」 の基準とされる 「全国消費者物価指数」 は、高齢者の生活実態とかけ離れている。

上がり続けている社会保険料は反映されず、高齢者の生活とかかわりの薄い大型テレビや IT機器などの大幅値下がりが、食料・光熱費などの値上がりを打ち消し、引き下げている。

そのため 「物価スライド」 は現在、本来の役割とは反対に年金を不当に引き下げる働きをしている。

よって、 「物価スライド特例分」 の解消は、まったく不当であり国民の生存権への配慮を欠くものである。

違憲の疑いも強く取り消すべきである。


例文3. 2004年 「年金改革」 法の 「概要」 は、「過去3年分の特例措置(1.7%分)については、平成17年度以降、物価が上昇する状況の下で解消する」 とし、

物価が上昇しても 「特例水準」 を据え置くことで 「特例分」 の解消を見込んでいた。

しかし、構造改革の下、賃金 ・ 物価が低迷し 今日まで解消されず、逆に 2.5%に拡大している。

だからといって、有無を言わさず年金を削減して解消をはかるご都合主義は 許されるものではない。

2.5% (今回 1%) の年金引き下げは、 行政の一貫性を欠き、高齢者の生存権を脅かすものでであり、取り消すべきである。


例文4. 食品や日用品、光熱費も値上がりしています。

介護保険や医療保険の保険料も値上がりし、大きな負担になっています。

消費税も上がることになっており生活が大変です。

それなのに、私の年金は、下がることはあっても上がったことがありません。

これ以上、下げられたら生活が成り立ちません。

取り消しをお願いします。



  なお、 「原処分があったことを知った日」 は、12月に送られてくる 「年金引き下げの通知書」 が届いた日付けを記入。

印鑑は、いわゆる 「シャチハタ」 でも 結構です。

年金番号は、通知書などに書かれていますので、早くからメモして準備しておきましょう。

詳しいことは、年金者組合の役員にお尋ねください。
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行政不服審査請求に全力を!

2013年11月02日 | 滋賀県本部
 年金者一揆は、全国で例年にも増して、大きくとりくまれ成功しました。

年金者組合の不服審査請求の学習会もひろがっています。

10万という数と運動の正当性がマスコミを含めて関心を集めています。

いよいよ11月に入り、本格的に審査請求書を集める活動を、大急ぎで飛躍させていく必要があります。

行政不服審査請求書の書式は、次の通りです。



    



 代理人は、年金者組合の役員、その他の年金者組合員にしましょう。

組合員以外の人や、他団体の人に書いてもらう場合も、年金者組合支部・県本部の役員を代理人とし、

書式は年金者組合中央本部がつくったものを使うようにしましょう。

 10万人の組合員が総力を上げて、不服審査請求運動を成功させましょう!
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滋賀県高齢者大会に 280人

2013年11月01日 | 滋賀県本部
  第23回滋賀県高齢者大会 が 昨日10月31日(木)、「ひこね燦ぱれす」 で開かれました。

当初から参加者数200人を目標に計画、余裕をみて250人分の資料封筒を準備していましたが 280人も来られ資料袋が不足し、ご迷惑をかけました。

    

 大会は9時50分、 「ハピネス ハーモニカクラブ」 の演奏で幕を開けました。

    

 曲間に、軽妙なトークを挟みながら進行していきます。

    

 放送局の現役技術者がミキシング、前夜にリハーサルをしたこともあり上々の出来でした。


大会実行委員会の八田光雄委員長が歓迎の挨拶

    

 「年金問題ひとつとっても、政府と国民のねじれは、ますます深刻になってきている。

年金問題、高齢者問題の政策に国民の声を反映させなければいけない。

そのために勉強もし、行動もしていかなければいけない。

この大会も、そのきっかけにして頂きたい」



 続いて、彦根市の大久保貴市長が登壇、歓迎の挨拶

    

「災害時に備え、地域で一人ぼっちにならないこと、日頃から孤立しない生活が何より大事です。

この高齢者大会の趣旨を地域に広げていただければと思います」


    

「介護問題については、皆さんがこうして活発に活動していただくことが何よりです。

この大会をお世話いただきました実行委員会の皆様方に敬意を表しますと同時に、

ご参加の皆様がこれからも、ご健康でご活躍いただくことを心から祈念申し上げて、

開会に当たりましてのお祝いと歓迎のご挨拶とさせていただきます」



 次に、滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が基調報告。

    

「全国各地で開かれている高齢者大会は高齢者が交流する場、発言する場であると共に楽しむ場です。

町から村からの連帯で、一人ぼっちの高齢者をなくそうのスローガンをさらに発展させていこうではありませんか。

今年は、何と言っても、年金の引き下げに怒りを結集し、年金引き下げの中止を求める行政不服審査請求を成功させるために一緒に頑張っていきたいと思います。

今日一日、楽しみながら学習と交流を深めましょう」



 ここで、司会の年金者組合 彦根・愛犬支部 馬場賢一 執行委員が 田辺鶴瑛さんのプロフィールなどを紹介、

幕が開き、田辺鶴瑛さんが登場、約1時間にわたり 介護講談を披露しました。

    
 
田辺鶴瑛さんは、義父を自宅介護した経験をビデオをまじえて紹介、会場はたびたび爆笑に包まれました。

    


続いて、彦根・愛犬・湖北 から 甲賀に 大会旗が引き継がれました。

来年開催の甲賀市の金田さんが 「来年も成功するよう頑張りますので、全県下の皆様の絶大なご協力をお願い致します」 と訴えました。

    

 昼休みには ロビーで、田辺鶴瑛さんが 著書を買ってくれた人と握手、本は 完売となりました。

    


 「見たい見せたい作品展」では、個性あふれる力作が所狭しと展示され、多くの方が熱心に見入っていました。

    


 ロビーの一角では、年金者組合 守山・野洲支部の方が抹茶とお菓子の接待、約80人の方が美味しく頂きました。

 
午後1時から4時までは、6分野の分科会に分かれました。


 「うたごえ喫茶」 の分科会は、60人を超える参加者で熱気が溢れていました。

    


 「年金相談あれこれ」 の分科会

    


 「介護保険と介護問題」 の分科会

    


 「原発問題」 の分科会

 福島から避難されてきた青田勝彦さんが報告

    

 井戸謙一弁護士がパソコンを使い詳しいデータをまじえて説明

     


 「饗庭野基地問題と平和憲法」 の分科会

滋賀民報社平野御稔記者が取材写真を使ってレポート

    


 移動分科会はマイクロバスで荒神山古墳と崇徳寺・肥田城址を見学しました。


参加者は、最後にアンケート用紙に感想などを記入し、それぞれの家路につきました。



 こちらのブログもご覧ください。 
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消費税増税の中止を求める 「県民学習決起集会」

2013年11月01日 | 滋賀県本部
 滋賀県労連から、消費税増税の中止を求める 「11/15 県民学習決起集会」 の案内が届きましたので、紹介します。



    
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