心を読まれている

お金がいないときにFacebookを見ると、
「東京理科大学出身のあなたへ、年収1000万円の転職」
という広告が表示されて、気になります。

体調が悪いときにFacebookを見ると、
「50代男性がビンビン」
という広告が表示されて、気になります。

コンピューター将棋に読み切られて詰められたような気分です。

広告を表示するシステムがさらに賢くなれば、煩悩の内訳まで読まれて、妖しい広告が表示されるのでしょうか。
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「みんなのスパコン」は必要か?

自衛隊の戦闘機は国有財産ですが、操縦できる方は100人か200人ぐらいでしょう。世界で何番目かのスーパーコンピューターも、同様に、直接のユーザーは何百人かの一流研究者とスーパープログラマーだけでよくて、そのうちの何人かがノーベル賞級の発見、発明をして、将来の人類に貢献できればよいのではないでしょうか。

野球に草野球、甲子園、プロ、大リーグという階層があるように、コンピューターにも、高齢者と障害者にも優しい情報機器、高校生、大学生の教養、研究室、大学の計算機センター、世界的スーパーコンピューターという階層があります。

「みんなのスパコン」を推進しすぎると、設計も運用も中途半端になると思います。いずれにしても、どのようにエースパイロット級の人材を育成するかが大きな課題です。
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